「事実は検索、整理はAI」と覚えておくと迷わない
こんにちは。「日々の得」のひびきです。
AIを使い始めた方から、たまにこんな声を聞きます。
「AIに聞いたら、間違った答えが返ってきた。もう信用できない」
気持ちは分かります。でもこれ、半分はAIのせいで、半分は聞く場所を間違えているんです。
包丁でネジを回そうとして「この包丁は使えない」と言っているのに、ちょっと似ています。道具には得意分野があるので、使い分けの目安を1行で覚えておくと迷いません。
事実は検索、整理はAI。
これだけです。
「事実」を知りたいときは、検索。
お店の営業時間、電車の時刻、今日のニュース、商品の最新価格、役所の手続きの期限。こういう「正解が1つに決まっていて、しかも変わりうる情報」は、検索して公式サイトを見るのが正解です。
AIは、この手の質問が実は苦手です。もっともらしい口調で、古い情報や不正確な情報を答えてしまうことがあります。自信満々に見えるぶん、たちが悪い。AIの回答の日付や数字を鵜呑みにしない、はこのシリーズで何度か書いてきた通りです。
「整理」してほしいときは、AI。
一方で、正解が1つじゃないものはAIの独壇場です。
選択肢を比べる観点を出してほしい(家電の比較軸、旅行先の候補)
ごちゃごちゃの情報をまとめてほしい(長文の要約、メモの清書)
自分の状況に合わせて考えてほしい(献立、持ち物リスト、文章の下書き)
壁打ち相手になってほしい(モヤモヤの整理、買うかどうかの相談)
これまでこのnoteで紹介してきたAIの使い方が、ぜんぶ「整理」側なのに気づいた方もいるかもしれません。献立も、持ち物リストも、モヤモヤ相談も、正解が1つじゃない話です。だからAIが活きるんです。
実際には、合わせ技もよく使います。
旅行の計画なら、「候補と比較の観点」はAIに出させて、「営業時間と料金」は公式サイトで確認する。整理はAI、最後の事実確認は検索。この分担が一番早くて、一番間違えません。
AIは「何でも知っている賢い人」ではなく、「事実確認はしないけど、整理と提案が抜群にうまい相棒」くらいの距離感がちょうどいいと思っています。
相棒の得意技が分かると、頼み方も上手くなります。
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