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「ムーミン谷のレコード」の、トリコになりました。

こんにちは。「HIBI to MONO」のシムラです。

このあいだ、ムーミン展に行ったんです。
ムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソンの創作活動を振り返る展覧会で、正式には『トーベとムーミン展 ~とっておきのものを探しに~』って言うんですが、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーにて、2025年9月17日まで開催されているんです。

ここの展示が、とてもよかったのです。

もう、注意書きの時点で最高だったし、

ムーミンと禁止マーク

トーベ・ヤンソンを紹介するエリアも、自由と楽しさを感じて良かったし、

トーベ・ヤンソンご本人パネル

ムーミンの「舞台」の衣装デザインを自らしていたり、そのポスターを描いていたり。

演劇のポスターイラスト(文字もかわいい)

小説に、挿絵に、漫画に…。その表現領域の広さに、改めて驚きました。

漫画も。ちょっと3Dっぽいムーミン。


さて、本題です。

『ムーミン谷の四季』との出会い

この展示の物販コーナーで、気になるアイテムを見つけました。

それはムーミン谷をピアノと弦楽アンサンブルで奏でるという素敵な音楽レコードです。(CDもありました)

お迎えしたレコードです。

気になって手に取ってみると、説明書きに作品の背景が書いてありました。
ラウリ・ポラーという作曲者。この方、知っているぞ・・!?

これは解説が必要ですね。少し話します。

フィンランドには、「第二の国歌」とも言われる「フィンランディア」という曲があります。

(↑YouTubeより「フィンランディア」)

これはクラシック音楽でも人気の曲で、ジャン・シベリウスという作曲家により作曲されました。演奏会などでも取り上げられることがよくあります。

ロシアからのフィンランドの独立運動を支えた、長い苦難の歴史を刻んだ曲。

冒頭から明らかに、忍び寄る脅威。戦いのシーンや、讃美歌を歌うような音がオーケストラで奏でられるのシーン、そして勝利へと向かうモチーフ等、曲を聴いているだけでも「戦ってる!がんばれ!」とドラマを感じ取れ、耳にも素晴らしい。そんな曲です。

シベリウスの書いた「交響曲2番」なども、フィンランドの寒々しい空、朝焼け、鳥たちの歌声などを感じさせる素晴らしい音楽なのですが、それはまた別の話。

そんな「フィンランディア」を書いた作曲家、ジャン・シベリウスの「ひ孫」が、なんと現代、メタル・バンドで音楽をしていると聞きました。

そのバンド名は「ストラトヴァリウス」。

ストラトヴァリウス(wikipediaより)

ストラトキャスター(ギターの銘品)と、ストラディヴァリウス(ヴァイオリンの幻の名器)を組み合わせた造語。
ココにもう、ひいおじいちゃんの影響をすでに感じます!

北欧は実は世界有数のメタル大国で、神話や自然との結びつきが強かったり、メロディーが美しく叙情的だったり、独自の雰囲気を持っているのだそうです。

そんな中で!
フィンランドの「第二の国歌」とまで言われる曲を作曲した人の「ひ孫」が音楽をしている!

だけでも激アツなのに、

このレコードの作曲者は、まさに!

そのシベリウスのひ孫、そしてストラトヴァリウスのベーシストである「ラウリ・ポラー」だと言うのです!

すごいドラマチックだと思いませんか。

第二の国歌と言われる曲って、本当にすごいことです。日本には、ここまでの国民的な曲はありません。


「上を向いて歩こう」や、ゲーム音楽の「スーパーマリオ」あたりなどは、みんなが口ずさめるような曲だと思いますが、第二の国歌というほど想いを寄せられているかというと、そういう文脈ではありません。

第二の国歌を作った人が、ひいおじいちゃん。という音楽家が、フィンランドを代表するコンテンツであろう「ムーミン」の音楽を作るなんて。
しかも、本来のど真ん中で行っているメタルではなくて、ひいおじいちゃんの世界に近い、ピアノと弦楽器による音楽です。

なんだか、勝手に「受け継がれるバトン」のドラマを感じてしまいます。

レコード自体は展示のために作られたものではないので、いろいろなショップで手に取ることができるようですが、この出会いは見逃せない。
今ここで買うしかない!と即決してレコードを購入しました。


いざ、ムーミン谷を、耳で訪問

どんな音楽が流れるのだろうか…と針を落としてみると、これは驚きました。

弦楽器により奏でられる、のんびりした穏やかな気候、さえずる鳥の声…。夏や秋を経て、おとずれる冬。ムーミン谷の四季が、理想的な形で表されていました。

「ああ、これはまさにムーミン谷の音だ!」と納得して、嬉しくなります。

最近は、朝一番にこのムーミンのレコードを流して、のんびりとしたスタートを切るのが、私たちのブームです。

購入してまだ幾分も経たないのですが、もうメロディーを口ずさめる程度に聞き込んでいます。
難解な現代音楽ではない、しっかりピアノと弦楽器による正統なクラシカルな音でもある。この絶妙なバランスがクラシック音楽好きとしても素敵です。

各種配信でも聴くことが出来るようなので、(以下はSpotify)よかったら聴きながら記事を読んでみてください。


ムーミン谷を、目で鑑賞

そしてディスク、見た目も面白いです。

みてください、このデザイン!

A面

レコードって、普通は真っ黒。ところが、真ん中の穴のところギリギリまでデザインがなされています!

裏面はこの通り。

B面

ムーミンママがあしらわれています。

このデザイン。再生すると、アニメーションのようにキャラクターが動いて見える仕組みとなっています。

せわしい毎日、たまにゆっくりしたい時。
ティータイムやコーヒータイム(フィンランドでいう所の「fika」みたいなものですね)など。

ふとした時に、ムーミン谷へ想いを馳せてみては、いかがでしょうか。

◆本記事で紹介したもの
『ムーミン谷の四季』(Seasons in Moominvalley)-ラウリ・ポラー
👉私たちが実際に購入したレコードはコチラ:【Amazon】【楽天ROOM】
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※本記事のリンクはAmazonアソシエイトを利用しています。


(最後までお読み頂きありがとうございました!)


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