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ひびラボとは?

ひびラボは、「ひとりの人としての関わり」を組織内や地域に広げたいと願う団体・機関・企業等が、組織や地域の枠を超えてともに探究・実践を重ねるフィールドです。2025年4月時点で9つのNPOや非営利機関が参画し、「まなぶ」「つくる」「ひろげる」という3テーマで共創的なアクションを重ねています。


ひびラボ誕生の背景とあゆみ

ひびラボは、NPO法人PIECESが発起団体となって2023年1月に「CforCコンソーシアム」として活動をスタートしました。

「CforC(Citizenship for Children)」は、NPO法人PIECESが展開してきたプログラムです。社会環境の変化によって「孤独・孤立」が顕在化する中で、市民一人ひとりのあり様・あり方に小さな変化が生まれることによって、少しずつ誰かの日常や、まちの風景が変わっていく。「専門性」ではなく「市民性」に光を当てたそのプログラムが、各地で活動する人たちに広がっていく中で、より多くの団体や機関等と一緒に、市民性についての探究と実践を重ねていきたいという想いから始まりました。

キックオフイベントには、100名近い方々から申込を頂き、たくさんの方に関心を寄せていただいてのスタートとなりました。

CforCのプログラムを通じてつながりのあった各地の団体・機関のメンバーが集い、これまで約2年間、対話やまなび合い、協働でのプログラムを行ってきました。コンソーシアムそのものの体制も、それぞれに目的や背景が異なり、当たり前が異なるからこそ、行きつ戻りつのプロセスではありますが、少しずつ基盤づくりを進めてきています。

2025年、参画団体の根底に通じる想いや価値観がより伝わるように、そして少しずつこのフィールドに関わる人たちを増やしていきたい。そんな思いで「ひびラボ」と名称を変更し、新たなスタートを切っています。

名前の由来
「ひび(罅)」には「痛みや傷付き、不和」の意味もありますが、社会に生じる「ひび(罅)」を「一人ひとり」が「ひとりの人」として関わり合い、ケアし合う。「日々」の小さなまなざしや関わりの積み重ねによって「ひびき合う」。そんな世界が広がっていくための探究と実践を重ねる共創的なフィールドでありたい、という想いを込めて「ひびラボ」と名づけました。

こちらのロゴは暫定版。鋭意検討&制作中です!

ひびラボが大切にしたいこと

ひびラボが大切にしたいことは、現在3つの言葉で表現しています。
ただ、正直なところまだまだ十分な対話ができていないので、あくまで現時点での暫定解でしかありません。これから、少しずつ対話を重ね、コンテクストを共有しながら、随時アップデートしていければと思っています。

それぞれについて、問いとセットでもう少し補足します。

Why(存在する理由):「私たちが存在することでどんな世界になるのか?」
⇒人が孤立してしまう背景にはどんなことがあるのか。そこに想いを馳せたとき、誰かが何かをできるようになるとか、何かを獲得するとか、与えるとか、してあげるとか、そういったことではなく、人がそこに「居ること」「存在すること」そのものの実感を大事にしたいという想いがあります。そして、人に関心を向けたり、ともに思いやったりと、ケアというとどうしても最後は動詞でしか表せませんが、一人ひとりがもつ願いや気持ち、まなざしといった「Being」に根差した関わり合いを、一人ひとりの手元から広げていくことが、このフィールドの存在理由だと考えています。

What(届ける価値):「社会が受け取る具体的な価値は何か?」
⇒ひびラボは、各地で多様な活動・実践をする人たちが集うフィールドです。誰かのためにとついつい力を入れすぎている自分に気づいてちょっと肩の力を抜くこと。1つの組織やチーム、地域の中だとどうしても狭まりがちな視点を広げたり、視座を高めたり、それぞれの実践から学び合ったりすること。そのような“ゆるみ”と“まなび”が共存するフィールドでありたいと願っています。

How(活動の姿勢):「私たちはどのような姿勢を大切に活動したいのか?」
⇒「ひとりの人としての関わり」には答えがないからこそ、この場では肩書や立場を超えてできるだけフラットにともにありたい。そして、時には徹底的にまじめに、深く対話をしたり関わり合いたい。でも、まじめなだけでは疲れてしまうし、広がらない。1つ1つのプロセスで、1つ1つの区切りで、「あぁ、今日もおもしろい時間だったな」そんなふうに思えるような余白やユーモアをもちながら、探究と実践を重ねていきたいと思っています。

※この3つの問いは、進化型組織デザインプログラム『DXO』から引用しています。

ひびラボの活動

ひびラボは、「まなぶ」「つくる」「ひろげる」という3テーマで共創的なアクションを重ね、それを事務局が「ささえる」機能としてコミュニティ運営や資金調達などを行っています。

「まなぶ」
団体同士の交流や学び合いの場として定期的に開催してきた「まなびの会」は、これまでは参画団体のみのクローズドな場で行ってきました。

  • これまでに扱ったテーマ

    • 「こどもの声を聴くには?」(参画団体限定)

    • 「現場でのふり返りで大切にしたいこととは?」(参画団体限定)

    • 「支援者から、ひとりの人へ ~役割を超えて、私として出会いなおす~」(紹介制)

    • 「生き抜く力に、そっと触れる ~「支援」では語りきれない、ひとりの人としての関わり~」(紹介制)

この場での知見をより多くの団体と共有していきたいという思いから、2024年度後半には外部ゲストを招き、紹介制により参画団体からの紹介制でセミオープンな場づくりにチャレンジしています。

「つくる」
参画団体同士のコラボレーションによって、団体内のスタッフや関係者のみなさん、地域の方々にもエッセンスが届くような協働プログラムを行っています。

稲城市での市民向けプログラム/一般社団法人Life is × NPO法人PIECES
Life isはこれまで多摩市で重症児者向けの福祉事業所「+laugh」を運営してきました。今回は新たに稲城市に立ち上げた事業所「+laughイナギ」を中心に、稲城市民とのつながりづくりを目的とした、3回連続の研修プログラムを実施しました。プログラムでは「子どもに優しいまちづくり」をテーマに各回にゲスト講師を迎え、講義や参加者同士の対話、ワークショップを行いました。参加者からは、「自分自身のことを振り返り、さらに皆さんともお互いに認め合うことができた」との感想が寄せられています。また、思いを同じくする地域住民同士のつながりが生まれ、研修後にも参加者が+laughイナギに訪れるなど、地域における継続的な関係づくりにもつながりました。

「ひろげる」
今後、ひびラボの活動を知ってもらえるように、活動報告レポートやウェブサイトの作成などを行っていく予定です。

「ささえる」
コンソーシアムでは、2,3ヶ月に1度総会を実施し、活動や運営方法について参画団体と相談する機会を設けています。運営方針や活動のあり方については、各団体のそれぞれの視点や声をふまえて、より良いあり方を模索しています。

ひびラボに参画するには?

これまでは、基盤づくりの期間として完全招待制で活動してきたひびラボですが、今後は開かれたフィールドにしていくことで、より多くの方々との協力・共創の輪を広げていきたいと考えています。

参画団体の一員となって活動する方法と、単発でまなびの会やイベントなどに参加する大きく2つの関わり方ができるように、現在制度設計中です。

気になる方は、まずは是非ひびラボの各種SNSアカウントのフォロー、ご登録をお願いします!随時今後の情報についてはお知らせしていきます。

【SNS一覧】

X :  https://x.com/hibi_lab
Instagram: https://www.instagram.com/hibilab.official/
Facebook: https://www.facebook.com/profile.php?id=61576756940483

【参画団体・機関一覧】 (9団体:2025年5月現在)

  • 一般社団法人 We are Buddies(東京都)

  • 一般社団法人みんなのももやま子ども食堂(沖縄県)

  • 一般社団法人Life is(東京都)

  • NPO法人CoCoTELI(大阪府)

  • NPO法人PIECES(東京都)

  • さきちゃんち運営委員会(東京都)

  • 社会福祉法人高島市社会福祉協議会(滋賀県)

  • 特定非営利活動法人セカンドリーグ茨城(茨城県)

  • 日本生活協同組合連合会(東京都)

ひびラボの世界観に触れる、フォーラム開催!

ひびラボでは、2025年6月23日(月)~29日(日)の期間で、「Unnamed CARE Forum - “名前のつかないケア”を巡る7日間-」を開催します。

1週間にわたるフォーラムでは、全国各地で多様なカタチで「ひとりの人としての関わり」を大切にする方々とともに”名前のつかないケア”を探求していきます。Day1のオープニングイベントでのひびラボ紹介に始まり、Day 2~Day 5では連日多様なゲストを迎えてトークイベントを開催します。最終日となるFinal Dayでは、サイボウズ株式会社東京オフィスにて、「ひとりの人としての関わり」をリアルな場で、肌で感じる展示やトークセッションを行います。

役割や立場を超えて「ひとりの私」として子どもや他者と関わるとはどういうことか?その時に大切な「ともにいる」「きく/みる」といった輪郭のはっきりしない、名前のつかないケアについて、多様な視点から広げ、深める機会です。
ひびラボの世界観にもたっぷり触れていただける機会ですので、是非お気軽にご参加ください!

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