『漫画 バビロン大富豪の教え』富を築く7つの知恵と名言❷
『漫画 バビロン大富豪の教え』では、大学教授をクビになり、非常勤講師で、月給13万円の借金まみれの考古学者、大場拓也の元に、イラクで出土した粘土板の解読依頼が来ます。
その粘土板には、古代バビロニアの「お金を生み出す黄金の知恵」が、刻まれていると言うものでした。
貧乏な武器屋バンシル
古代バビロニアの首都、バビロンで暮らしていた、貧乏な武器屋バンシルは、「どうして自分は貧乏なのか?」
「どうやったらお金持ちになれるのか?」と、その答えを知るために、バビロンで一番の大金持ちアルカドに聞きに行きます。
アルカドはバンシルを見て可能性を感じ、その答えを話すことにしました。
アルカドは「黄金を生み出す5つの法則」を授け、金貨を2倍にするまで、バビロンに戻って来てはいけないと言う、厳しい試練を与えたのです。
「黄金を増やす7つ道具」
その黄金を増やす7つ道具として、次の7つを明示します。
◆収入の10分の1を貯金せよ。
◆欲望に優先順位をつけよ。
◆ 貯えた金に働かせよ。
◆危険や天敵から金を堅守せよ。
◆より良きところに住め。
◆今日から未来の生活に備えよ。
◆自分こそを最大の資本にせよ。
『漫画 バビロン大富豪の教え』では、この7つ道具が、お金を増やすものとして紹介されています。
収入の10分の1を貯金して、残りで自分の欲しいものを買う。そうすることで、本当に必要な物が見えて来ると言うのです。
そして、上手く運用してお金を増やし、それと同時に、天敵からお金を守ることが大切であると説きます。
良いところに住むと言うことは、心を豊にする投資で幸せと密着して来ます。それらを直ぐに行動に移しながら、自分を最大の資本にせよと説いているのです。
「黄金を生み出す5つの法則」
7つの道具を、より高度にしたものが「黄金を生み出す5つの法則」です。
≪法則1.≫
家族と自分の将来のために、収入の10分の1以上を、蓄える者の元には、黄金は自らを膨らませながら喜んでやってくるだろう。
≪法則2.≫
黄金に稼げる勤め先を見つけて、持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば、黄金は懸命に働くことだろう。
≪法則3.≫
黄金の扱いに秀でた者の助言に、熱心に耳を傾ける持ち主からは、黄金が離れることはないだろう。
≪法則4.≫
自分が理解していない商い、あるいは、黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに、投資してしまう持ち主からは、黄金は離れていくだろう。
≪法則5.≫
非現実的な利益を出そうとしたり、謀略家の甘い誘惑の言葉に乗ったり、己の未熟な経験を妄信したりする者からは、黄金は逃げることになるだろう。
5つの黄金法則まとめ
「守りたいもの」が、自分を成長させる。
この法則を整理すれば、より多く貯金を貯めれば、それだけ資金を多く蓄えられる。
それで投資先を見つけて、懸命にお金を増やしながら、お金を稼いでいる人のアドバイスを、素直に聞くことが肝要だと言うのです。
しかし、理解できない投資や、非現実的な利益を出す方法に手を出すと、黄金は逃げていくと言うのです。
資金を着実に増やしながら、美味しい話や、怪しい話には乗らないことが、大切であるとも説いています。
そして、それ以上に、お金を増やすのに必要なことは「守りたいもの」を持てと言うことでした。
それは「守りたいもの」が、自分を成長させてくれる礎となるからです。
守るべき存在は、自分を強くしてくれるものです。そして、それがあれば、何度も戦えると言うのです。
お金より大切なことが生き甲斐になる
この本は、お金の増やし方が紹介されていますが、それよりも大切なことがあるそうです。それが人に感謝されるように、一生懸命働くことです。
そうすれば、お金は後からついて来て、そして、それが生き甲斐になると言います。
しかし、お金があっても幸せにはならない。最初は幸せでも、すぐに何も感じなくなるからだと言います。
感謝されることには飽きない。それは喜びに繋がるからです。人は誰かと繋がることで幸せになるそうです。
労働の喜びを知る
『バビロン大富豪の教え』では、「労働の喜び」を知ると言う、印象的な話が出てきます。
それは、バニロニアの大商人シャウルが、若い頃に、彼の兄の借金から奴隷に身をやつし、そこから再び、自由を勝ち取るまでの話として紹介されています。
彼と一緒に奴隷として売られた4人のうち、2人は懸命に働く道を選び、他の2人は少しでも楽に、要領よく立ち回る道を選びました。
楽に立ち回る道を選んだ2人は、奈落の底へと落ちていき、懸命に働いた2人は、大いなる自由を得ます。
大商人のシャウルは言います。「働く事をとても嫌がる人間もいる。そういう人間は、仕事を敵に回してしまうのだ。それよりは、仕事を友達として扱って、自分から好きになった方が良い」と。
また、こうも言います。「おまえがやった事を、主人が認めてくれなくても、決して気にしちゃいけない。忘れるなよ。懸命に仕事をやれば、いつかそれだけの見返りは必ずあるんだ」と。
それは、「頑張るあなたを見ている人が必ずいる」と言うことです。
努力はきっと報われる
これは、真面目に、懸命に仕事をしていれば、そんな頑張るあなたのことを、きっと、見ていてくれる人がいる、と言う事に繋がるようです。
そんなあなたを見ていて、応援してくれる人は、あなたが味方だと思っている人より、あなたがチョット苦手だと感じている人の方が、より客観的にあなたを評価してくれて、正確な評価をくれるようです。
バビロンの「お金の知恵」と「金言」
バビロンに伝わる「お金の知恵」に関する「金言」では、次のような事が、お金持ちになる秘訣として伝わっています。
★収入を得るために、真面目に働け。
★働いて得た収入の10分の1以上は、将来のために蓄えよ。
★金貨を財布から取り出す時は、金貨が財布に戻ってくる方法を考えよ。
★自分のよく知らない事業に投資する者から、金貨は逃げていく。
★蓄えた金は投資に回せ。投資は賢明な者の助言に従え。
★もっと知識を増やせ、そうすれば収入は増えていく。もっと仕事の力を高めよ、そうすればより報われる。
★懸命に仕事をすれば、いつかはきっと報われる。いい仕事とは、頑張っただけ人生を向上させるもの。
★明確な目標に向かって、常に自己鍛錬せよ。
これらの「金言」は、現代社会でもお金持ちになるヒントを伝えています。
例えば、「自分の良く知らない事業へ、投資する者から金貨は逃げてゆく」では、本業以外の事業へ手を出し、失敗する経営者は今でも多くいます。
「もっと知識を増やせ」と、言っているように、生半可な知識で稼げるほど、世間は甘くないのです。
投資の神様。ウォーレン・バフェット。
投資の神様と言われている、投資家のウォーレン・バフェットは、大富豪にも関わらず、アメリカ合衆国の中西部にある、ネブラスカ州のオハマと言う、アメリカで言うと、片田舎に住んで株取引をしています。
彼は、2026年の米経済誌「フォーブス」によると、世界の大富豪ランキングで、1,490億ドル(約22兆円)で、第9位に入っていて、
自らが経営する投資会社、バークシャー ハサウェイのCEOで、2025年12月期決算で、ハサウェイは総資産1兆2,221億ドル の資産を持っています。
株の世界で常に勝ち続けるのは至難の業です。でも、彼はそんな株の世界で、勝ち続けています。
彼は、誰もが知っているコカ・コーラなどアメリカを代表する企業の株を長く保有する事で、莫大な資産を手に入れて来ました。
そんな彼は、自分が分からない分野の企業には手を出さないとして、IT関連株には手を出さず、その後に起きた、ITバブル崩壊の影響を、受けなかった話は有名です。
そんなことから、世界中の投資家たちが、彼の買った銘柄を、彼の投資法を知りたがっているのです。
お金持ちは自分に投資する
知識や体験を磨くことにお金を使う。
例えば、「常に自己鍛錬せよ」の項目では、お金持ちは自己投資をすると言う事です。
お金持ちは投資や、誰かを支援する事に、積極的にお金を使うそうです。価値がある物には惜しみなく使い、また読書や講演を聞く、人から教えを請う事にお金や時間を使うそうです。
その反面、無駄遣いはしないようで、「億万長者の半分は235ドル(約23,600円)以上の腕時計を買ったことが無い」という話もあるそうです。
『バビロン大富豪の教え』の要約
バビロンの教えでは、真面目に懸命に働き、得た収入を将来に備えて貯蓄し、懸命な投資先を見つけ、賢者の助言を聞きながら、投資をせよと説いています。
知識を持つことが大事で、その知識を使って、仕事の質を高めることが、肝要だとしています。
そして「守りたいもの」を持つことが、自分を成長させると言うのです。
更に、お金よりも大切なことがあるそうです。それが人に感謝されるように、一生懸命働くことです。
そうすれば、お金は後からついて来て、それが生き甲斐になると説いています。
言われてみれば、そうだね!と、納得するばかりの名言・金言が詰まっていました。
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