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生きることを、作品にした人たち。

この土日で
『全裸監督』をコンプリートした。

5年くらい前にかなり話題になった
作品だったと思うけれど、

僕はだいたい少し遅れてヒット作に
触れることが多い。

トレンド後発組だ。

見終えて
浮かんだ言葉は、

生きる力というか
生命力のようなものだった。

何度失敗しても立ち上がる。

人に裏切られても、
事業が傾いても、
社会から叩かれても、

それすら自分の経験として飲み込み、
次の一歩に変えていく。

経験したことを武器にする。

そんな生き方だった。

見ながら、
映画『ブロンソン』を思い出した。

一見すると、
まったく違う作品だ。

片方はAV業界の革命児。

もう片方は、
イギリスで最も危険な囚人と呼ばれた男。

でも、
僕には共通するものが
流れているように見えた。

僕なりに整理すると、
共通点は以下。

① 人生そのものが作品になっている

二人とも、
仕事や肩書きではなく
自分自身を表現している。

生き方そのものが
作品になっているから、
人はストーリー以上に
その人自身に惹かれる。

② 経験をすべて武器に変えている

成功も失敗も、
裏切りも挫折も隠さない。

むしろ、
それらを自分の血肉として
次へ進む力に変えている。

人生に無駄な経験はない。

そんなことを教えられた気がした。

③ 孤独を引き受けている

どちらも最後は孤独だ。

理解されないこともあるし、
仲間が離れていくこともある。

それでも、
自分の人生として引き受けている。

その姿には
どこか覚悟を感じる。

④ 人を惹きつけるのは、正しさではなく熱量

世間から見れば、
決して正しい生き方とは言えない。

常識から外れ、
批判されることも多い。

それでも人が集まるのは、
正しさではなく、
本気で生きている熱量があるからだと思う。

人は理屈だけでは動かない。

生き様に触れたとき、心が動く。

⑤ 常識ではなく、自分の軸で生きている

二人とも、
社会に反抗することが目的ではない。

自分が信じるものを貫いた結果として、
社会の常識とぶつかっている。

だからアウトローなのではなく、
自分を生きた結果としてアウトローになった。

そこに
不思議な魅力を感じた。

ここ数年、
「人は何によって動くのか」という
テーマを気づけばよく考える。

知識や
ノウハウももちろん大切だ。

でも最後は、
その人がどんな経験をして
それをどう引き受けてきたのか。

そこに宿る生命力が、
人を動かすのではないだろうか。

そんなことを、
この週末に改めて考えさせられた。

人生は、
どれだけきれいに生きたかより

どれだけ自分の人生を引き受け、
それを力に変えて生きてきたか。

その積み重ねが、
その人だけの生命力に
なるのかもしれない。


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