英文法:第4、第5文型の「O」の真相
「SVPO」・「SVPC」という『可視化革命』
⚫️ 英語の基本5文型
日本の英文法教育の「基本中の基本」とされているこの分類に、
私は20年前からずっと違和感を抱いていました。
結論から言いましょう。
⚫️ 第4文型と第5文型の最初の「O」の表記は、"誤解誘導"に導く
この最初の「O」が、すべての混乱の元凶になっていたかもしれません。
1.「第3文型」までは何も問題はない
第1〜第3文型はとてもシンプルでわかりやすい。
SV
SVC
SVO
ここまでは誰でも直感的に理解できます。
O = 目的語(モノ)
誰も迷わない。
しかし、問題はそれ以降です。
2.地獄の「第4・第5文型」
この2つの文型は、学校ではこう習います。
SVOO
SVOC
……いやいや、ちょっと待ってほしいです。
Oが2個って何?
同じ記号を2回使うってどういうことでしょう?
しかも、このOは第3文型のOとはまったく別物です。
それなのに、同じ「O」の称号を与えられています。
ここが最大の欠陥です。
☝️ 実態はこうです
give me a book
call him happy
最初の「O」は?
👉 ほぼ100%「人」
つまりこれはモノではありません。
Person です。
なのに「O」と書く。
これが混乱の根源的な始まりです。
3.私の提案:SVPO・SVPC
そこで20年前、私は表記をこう変えました。
第4文型 → SVPO
第5文型 → SVPC
P = Person
ただそれだけです。
たった一文字の変更です。
しかし、効果は絶大!
4. 「可視化」すると何が起きるか
従来:SVOO
SVOO
→ ???(Oが2個?意味不明)
改善版:SVPO
SVPO
人 → モノ
一瞬で意味が見えてきます→「可視化」
もはや説明不要です。
脳が図として理解できるようになります。
5.「give型」と「take型」が同時に整理できる
学校で教わる英文法では、
「第4文型=give型(与える)→授与動詞の文型」
と教わります。
しかし、これは半分ウソの部分
実は逆方向もあるのです。
give me a book
cost me 1000 yen
take me three hours
これらは、「与える」ではなく
真逆の「奪う・負担させる」です。
しかし、構造は同じなので、
SVPOにすれば一発で統一できます。
give P O ⇄ give O to P ☝️必ず2者が絡む構文
buy (P) O ⇄ buy O (for P) ☝️1者でも完結OKな場合の構文
cost (P) O
take (P) O
全部同じです。
文型は「意味の流れ」で決まります。
あえて丸暗記する必要はありません。
6.「第5文型」の正体
👉 人の「状態変化」
call him happy
make me angry
keep him quiet
これは、人の状態変化を表しています。
☝️SVPC
S → V → P → C
「人が → ある状態になる」
7.「フランス語系一般動詞」の謎も 全部氷解
😕 『英和中辞典』 最大の闇:「A、B表記」問題
【Wisdom型】 explain A to B
【Genius型】 explain O1 to O2
🤔 A? B?、O1? O2?
😯 どっちが「人」?、どっちが「物」?
💢「explain型」のA,BやO1,O2表記の仕方の大問題
AやO1が「人」だと思ったら、予想外の「物」が入るので、
毎年ここで大量の英語嫌いが生まれています。

しかし、これらの表記を
「P」と「O」に変えるだけで全員が救われます。
explain O to P
他も同様です。
provide P with O
inform P of O
prevent P from doing
deprive P of O
apologize to P for O
👍 「英語の本質」と完全一致!
全部「ヒト基準」。
そもそも英語は、人間中心の言語なのです。
ならば「P」で表記するほうが自然に決まっています。
A,BやO1,O2より100倍合理的です。
TIPS:「フランス語系一般動詞」とは?
実は英語は日本語と同じような構造になっています。
これを「加える」の事例で見てみましょう️
日本語 →漢字仮名交じり文
①大和言葉(和語) 加える、加わる
②漢語 参加する
☝️ 英単語 →ゲルマン語系単語+フランス(・ラテン)語系単語
①ゲルマン語系基本単語:join, take part in
②フランス語系一般単語;participate in
さらに、フランス語系一般単語は、「語源」もわかる単語です 。
☝️語源= 接頭辞+語根+接尾辞
(例)participate = parti + cipete
(接頭辞)(語根)
【原義:一部分(parti)に関与(cip)している(ate)→一部となる】
一方、do, be, come, go, get, takeのような古くからある、
ゲルマン語系基本単語は、語源分けすることはできません。
8.『英英辞典』は 既に「P」を使っている
『英英辞典』を見れば、ヒトとモノを分けていることはすぐ分かります。
somebody
sb
最初から「ヒト」と明示されています。

つまり、本家本元の英語圏の辞書では「ヒト」と
表記しているのにも関わらず、
日本の英文法だけが「O」に固執しているヘタレぶりです。
これはもう伝統でも何でもなく、単なる惰性としか言いようがありません。
9.文法は 暗記ではなく 、「可視化」のため
私はずっと思っています。
日本の英文法は、「 記号を覚えさせる」ことに力を入れ、
肝心の英文の「構造」を可視化する方向にはなっていません。
そのため、ヒトやモノを可視化するSVPO・SVPC表記にするだけで、
👌 理解速度UP
👌 記憶定着UP
👌 例外激減
👌 フランス語系一般動詞との推測
一発整理と一発理解ができます。
いいことしかありません。
👍デメリットはゼロ‼️
■ 一市民からのささやかな提案
私は専門家でも教育学者、英語教師でもありません。
ただの一介の市民(実は村民)英語学習者です。
しかし20年間、この表記で英語を見てきて、確信して言います。
「SVPO」「SVPC」の表記ほうが自然であり、"100倍わかりやすい"と!
5文型が難しいのではありません。
「O」という記号が間違っているだけです。
もし英語で挫折している人がいたら、
ぜひ一度 SVPO・SVPC で見直すことをお勧めします。
