北御堂での怪談ライブ
はじめましての人も、
前から知ってる人も、
ごきげんよう。
偏光です。
そんなん聞いた時点でおもろいやん。
(文字数:約2200文字)
今年の3月8日土曜日、
龍谷大学校友会が主催する、
仏教美術講演会と怪談ライブ
『いまを生きる ー 魂の居場所 ー』
に行ってきましたよ。
御堂筋と呼ばれるからには
大阪のメインストリートが、
御堂筋と呼ばれるからには、
それは御堂が存在するわけです。
北御堂と南御堂。
ともに浄土真宗の寺院。
(本願寺派と大谷派の違いはある。)
江戸の頃から、
船場商人たちの信仰を集めてきた、
由緒も正しければ羽振りもよろしい、
寺院様でございます。
そんな北御堂で、
怪談ライブがあるよと、
配偶者が言ってきた。
「怪談師はね、
シンデレラエキスプレス渡辺さんと、
松原タニシさん」
(・ω・) (・□・)わあ
「あと学芸員さんが、
地獄絵の解説をしてくれるって。
ゆきこさん興味ありそう」
(・ω・)\(・□・)
あるあるあるあるある
前のめりで夫婦二人分の席を予約した。
会場にたどり着けない
ところで我々夫婦は、
正式な仏教徒ではなく、
縁が深いのも真言宗だ。
北御堂には行った事が無い。
私が純粋に個人的な興味で、
龍谷ミュージアムと、
北御堂ミュージアムに、
それぞれ数回ずつ行った事しかない。
日頃から参拝していたら、
心得ている会場なのだろうが、
同じく怪談ライブと聞かされて、
やって来たらしい方々は、
誰もが見事に迷っていた。
北御堂、の中の、
津村ホールは、
正門から見える本堂ではなく、
その階下に存在する。
津村ホール(2階)と案内があるけど、
正門がすでに2階分の高さに相当するため、
本堂部分は4階なのよ。
そんなん初見殺しやて。
詩吟も詩吟で楽しい
怪談ライブ、と聞いてきたものの、
開場は実に健全な時間帯。
お昼の15時から。
そしてまず龍谷大学 龍吟会の、
詩吟が披露されるという。
私は御詠歌を習っている身だが、
詩吟をしっかり聴くのは初めてだ。
登壇したスーツ姿の七名。
中央五名が若手。
女性一名、男性四名。
両端に立つ年配の男性一人ずつが、
良い味を醸し出している。
「気をつけ!」「礼!」
とキビキビ動く若手陣と
同じ俊敏さでは動けない。
正直漢詩の知識が無いので、
初めて聞く身には意味が分からないが、
そうだった御詠歌もこんな感じだった。
そして多分、
若手の張りがある明朗な吟じ方、
だけでは表し切れない何事かが、
年配のお二方にはあるな。
十界曼荼羅大好物
次に龍谷ミュージアム学芸員の、
村松加奈子さんによる、
地獄絵の解説、
と聞かされてきたんだが、
あらやだ地獄絵だなんて。
『熊野観心十界曼荼羅』
じゃないですか。
知ってまーーーす。
私これ隅々まで知ってまーーーす。
大好物でーーーす。
え?
知ってるなら聞く必要無いよね?
ノンノンノンノン。
知ってるからこそ隅々まで、
何べんだって聞けんだよ。
個人的な興味で勝手に漁ってきた分野を、
専門家が解説してくれるんだぜ。
有難いこと限り無いだろ。
まぁ確かに絵の下半分がほぼ地獄ですけど、
本来は、
天・人・阿修羅・畜生・餓鬼・地獄の、
六道と、四種の悟りに至る道で、
死後の魂が進む十種類の世界、
つまり「十界」を表した図像。
江戸時代には、
熊野比丘尼と呼ばれる女性たちが、
日本各地を旅して歩きながら、
門前町や祭りなんかで広げたこの図を、
絵解きして回っていた。
女性版の高野聖とも言える存在。
正直私は彼女たちに興味津々!
なぜなら毎年お盆に語りべやってた、
私の母方先祖の精神的ルーツにも、
それ結構関わってる気がするから!
カイワレ
しっかり学術的な講演会が、
終わってからの怪談だ。
シンプレ渡辺さんは、
龍谷大学の経営学部出身、
松原タニシさんは、
龍谷大学の文学部という事で、
今回のセッティングが組まれたわけだ。
なんで私が非常に興味深かったかって、
ここは浄土真宗の寺院なんだよ。
ざっくり言っちゃうと、
「南無阿弥陀仏」を唱えるだけで、
誰もが極楽浄土に行けるって教えで、
民衆に信じられてもきた宗派だから、
幽霊なんかいるわけがないのよ。
それでどんな怪談を語るのって、
そこは怪談師のお二人とも、
さすがのクオリティでしたとも。
しっかり怖いけど泣けるし笑える。
タニシさんの話の大爆笑ポイントなんか、
絶対に私ごときが他所では話せない。
もちろんここでも書き表し切れない。
事故物件住みます芸人として、
実際に事故物件を日々体感してきた、
タニシさん本人の語り口でなくては無理だ。
ただ「カイワレ」とだけ書き残しておく。
いやぁ充実した約2時間でしたよ
(・ω・)(・∀・*)
それは良かった
以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。
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