いつまでもハローが最高チームであり続けるために「Hello Way」を策定した話
突然ですが、あなたは自分の会社のことが好きですか?
僕は、大好きです。
こんなこと言うの、ちょっと恥ずかしいですけど。
大好きな会社が、いつまでも、大好きな会社のままであり続けてほしい。
今日は、そんな想いから策定した「Hello Way」を紹介させてください。
Helloとは
申し遅れました。株式会社Hello(ハロー) 執行役員 / Chief of Staffの澤井と申します。

僕たちHelloは「デカくてワクワクしてグローバルなチャレンジだけをする、プロフェッショナル集団」です。
現在、4つのプロダクトを提供しています。
世界中の飲食店を予約できる「AutoReserve」
飲食店向けオールインワンプラットフォーム「Respo」
AIエージェントとクラウドPBXを融合したコンタクトセンター向けサービス「HelloX」
安くて強い決済代行サービス「HelloPay」
いずれの事業も、マーケットがめちゃ大きいのは当たり前として、グローバル展開を前提としています。
例えば、AutoReserveはすでに全世界100カ国を超えるユーザーに利用されており、Respoは韓国と台湾に子会社を立ち上げ、順調な滑り出しを見せています。
Hello Wayとは
本題に入ります。
「Hello Way」とは、Helloが大切にする価値観や、メンバーに求める行動様式を言語化したものです。
Hello Wayは、以下の4階層から構成されています。
Mission
Helloが存在する理由、社会に対して果たすべき役割。
Culture
Helloがどんな組織であるか、その本質的な空気感・世界観を表現したもの。
Values
Helloがもっとも大切にしている価値観。
Cultureを「具体的にHelloとはどういう組織でありたいか」まで落とし込んだもの。
Principles
Helloのメンバーが日々の仕事で実践すべき行動指針。
Valuesを「具体的にはどういう行動をすべきか」まで落とし込んだもの。

なぜ、Hello Wayを作ったのか
Hello Wayの中身を説明する前に、なぜHello Wayを作ったのかを話させてください。
そもそも、なぜ僕がHelloを好きなのかというと、「めちゃくちゃ優秀&いいやつが集まって、事業を伸ばすことだけに向き合っているから」です。
一言で表現すると「組織の純度が高い」ということで、「純度が高い」とはつまり「事業成長に不要なものが少ない」ということです。
みんなが事業成長だけをみていて、余計な力学やノイズがない
みんなが当事者として手を動かしていて、評論や傍観がない
みんながプロフェッショナルだから、無駄なルールがない
具体的に、Helloの純度の高さが体現された最近の事例でいうと、やはりRespoの無料化でしょうか。(詳細はPR参照)

SaaSの常識である月額を、無料にする。これまで積み上げたものが文字通りゼロになる。
普通であればかなりのハレーションがあるこの意思決定を、僕たちは1週間足らずで決定し、即座に実行しました。
十分に議論し、これが一番会社のためだと全員が納得したら、即座に実行できる。
これがHelloの純度であり、強さです。
その一方で、何も考えずにどんどん組織を拡大したら、この純度は確実に失われるという確信もありました。
具体的に何か予兆があったわけではないです。
ただ、組織はどんどん成長を続けており、例えば5-6月だけでも、業務委託を含めると100人近い仲間をお迎えしました。
さらには海外拠点も立ち上がり、言語も文化も異なる仲間も増えてきた。
予兆を感じたときにはすでに手遅れ。
何か手を打たなければならないという危機感があり、まず最初に手をつけたのが、Hello Wayの策定でした。
Hello Wayの中身について
前置きが長くなりましたが、Hello Wayの中身を紹介させてください。
まず、内容としては以下の通りです。
Mission
Goodbye past, Hello future.
社会通念や常識にとらわれず、他でもない自分たちのアイデアを信じ、まだ世の中にないものを生みだす。

Culture
仕事を、遊ぼう。
摩擦を、楽しもう。
常識を、はみだそう。

Values
Trust Compounds - 信頼の複利
AI-Native - AI前提で設計する
Freedom & Responsibility - 自由と責任
Dream Team - 最高の仲間と最高の仕事を
Outwork Everyone - 圧倒的にやる

Principles

全てを紹介すると長くなってしまうので、Hello Wayの中でも僕が特に好きなものを紹介します。
イチオシ Hello Way
常識を、はみだそう。(Culture)
たとえ難しくてもワクワクすることをやろうぜ、という文化が、Helloには根付いています。
例えば今年でいえば、韓国と台湾での子会社の立ち上げ。
今のチームであれば日本でも十分な成果は出せるけど、日本だけの小さいマーケットで成果を出しても、常識の範囲内だし、全然おもしろくない。
もちろん経営のセオリーからは外れるかもしれません。まずは選択と集中で日本にフォーカスという意見も同意します。
でも、このワクワクこそがHelloなのです。
Trust Compounds - 信頼の複利(Values)
「信頼の複利」こそが、Helloをもっとも端的に表現する言葉です。
信頼できる人にどんどん機会を提供し、成果には会社として全力で報いる。その人が成長し、信頼できる仲間をつくり、その仲間に機会を提供していく。
その繰り返しで強い組織を作っていく。この連鎖こそが、Helloの圧倒的な成長スピードの根源です。
Be a Player - コメンテーターはいらない(Principles)
そもそもHelloは難しいことに挑戦しており、難しいことを難しいと言うのは、とても簡単です。
できない理由を100言える人よりも、1の成功を追求する人が偉い。それがHelloです。
評論家がおらず、自分で手を動かす人だけで組織が構成されている。それによって生まれるスピード感と余計なストレスの無さは、常にハードシングスと向き合うスタートアップ運営において、必須だと感じています。
Hello Wayの運用
さて、この手の行動指針は策定して終わりになりがちですが、僕がHello Wayを策定するにあたって先に考えたのは「実務でどう使うか」です。
どう使うかを先に考えた上で、実務利用に耐えうる標語を策定しました。
具体的には、以下の3点で活用しています
Win Sessionに組み込む
採用基準に組み込む
評価基準に組み込む
1. Win Sessionに組み込む
Helloでは「Win Session」という会を開催しています。
Win Sessionとは、メンバー全員でお互いを讃える「Win」を送り合うという場で、隔週金曜に開催されるのですが、Winを送る際に、「そのWinがどのPrinciplesを体現するものだったか」を記載するようにしています。
それにより、「あれってめちゃくちゃ Insanely Great でした!」「Put the Team First の精神で助かりました!」といった会話が、自然と起きるようにしています。

2. 採用基準に組み込む
Helloらしさを維持するために一番大切なこと、それは「Helloらしい人を採用する」ことです。
裏を返せば「Helloらしくない人を採用しない」ことでもあります。
詳細は割愛しますが、Hello Wayを採用基準に落とし込み、その基準に沿って採用を進めることでHelloらしい人だけを採用するようにしています。
また、万が一、Helloに合わない人を採用してしまった場合でも、面接でどのような評価をしどこがズレていたのか、次はどんな評価をすれば良いのか、の振り返りができるようにしています(今のところは問題なく採用を進められています)
3. 評価基準に組み込む
Principlesを評価基準に落とし込み、その基準に沿って評価面談や360フィードバックを行うようにしています。
そもそも評価が半年に1回ということもありまだまだブラッシュアップが必要ですが、Principlesを体現している人がしっかりと評価される仕組み作りを進めています。
もちろん、この3つの仕組みだけで十分だとは思っていません。
これからも、どうやって組織の純度を保ち続けるか。
これが、Chief of Staffとして僕が向き合い続けるテーマです。
最後に
Helloのみんなへ。
改めてこんなことを言うのは気恥ずかしいですが、僕はHelloが大好きだし、Helloのみんなが大好きです。
僕の目が黒いうちは、純度の高いHelloであり続けることを、約束します。
だからみんなは安心して、事業の成長だけに向き合ってください。
これからも一緒に、めちゃくちゃワクワクする挑戦をしましょう。
未来のHelloの仲間へ。
正直に書くと、Helloは万人向けの会社ではありません。
ほどほどに働いてゆっくり過ごしたいのであれば、もっと良い環境があります。
逆に「デカいことに本気で取り組みたい」「やるなら圧倒的にやりたい」という人には、これ以上ない場所です。
ここまで読んで「おもしろそうだな」と思った方は、たぶん、Hello側の人間です。
お気軽に声をかけていただき、僕とカジュアル面談のお時間をいただけたら、嬉しいです。
お待ちしております。
