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【一日一筆】アラフォー、押し入れから昔の彼を見つける|sunoAI|AI音楽|

喫煙所に向かう道中、どうも、ヘクたろーです。

お昼を食べて一服しにいつもの場所へ。

ふと見ると喫煙所で座ってる一歩を見かけた。

今日はギターを持って来ていないようだ。

ただ、缶コーヒーを飲みながら何か眺めてる。

気になった私は、煙草を咥えながらチラッと覗いてみた。

それは--色褪せた古びたライブチラシやった。

一歩が見ていたもの

それをみた時、「そう言えば」と思い出したんよ。

一歩はバンド時代、かなりの数のライブに出てはギターを弾いていたんやと。

それもデビュー目前まで話があったのに…解散せざるを得なかったとも。

その頃の彼はどんな想いを持っていたんやろうか?

悔しかった?

なんでだろう?

自分ではダメなのか?

掴みかけたモノが確かに存在して、その為に活動していた証拠--それを今眺めている。

昔と今、一歩はチラシを見てどんな感情なんかな?

煙草を吸いながら、そんな問いが浮かんだ。

『あの日の蝶-その先は』と言う曲名に込めた想い

ふいに見つけたたった一枚の紙。

もう終わったライブの小さな記録。

誰も覚えてないかもしれないあの頃。

それでも……一歩は捨てられなかったんやなと。

人には手放せない「何か」があって、それが辛くしんどいモノでもつい隅に置いてしまっている。

過ぎたそれを手放せば楽になれるとわかっていても。

「あの日の歌は何を変えたんだろう?」

今もそうやって、一歩は歌ってるんじゃないか?

そうしてーーこの曲が出来上がっていった。

カバージャケット風
歌詞カードイラスト

一歩が探しているもの

こいつが追いかけてるのはなんやろう?

曲が出来た時、そんな疑問が浮かんだ。

夢やないし、成功でもないやろう。

単なる未練だけでもないはず。

そこまで考えて--出た1つの答え。

彼が知りたいんは「あの日に意味はあったのか?」じゃないんかなぁと。

あの日歌った意味。

今も続けている意味。

あの時、解散した意味や失った意味。

だからこの曲は「過去を懐かしむ歌じゃない」と「過去へと問いかける歌」なんちゃうかなと。

今回の気付き

私だけじゃなく、結構な人にもあるんちゃうかな?

案外、成功した出来事よりも途中で終わった事をーー思ったよりも長く抱えていることが。

やりきった!という記憶は輝かしいし誇らしい。

でも、「アカンかったなぁ…」っていう思い出は苦いし辛い……けどなぜか愛おしく感じることがあるんとちゃうやろか。

今の自分を作ったかもしれへん、終わらなかった物語が部屋の片隅に置いてあるのかもしれん。

1つの羽ばたき、今回の締め

チラシっていうのは過去の証拠。
事実として確かに「あった」モノ。

でも一歩は今も歌ってる。

だからこの曲はただの回想じゃない。

今歌ってることの「通過点」を確かめた曲…なんやと思う。

歌詞を書き終わり、煙草を灰皿に押し付けた時につい笑ってしもうたんよ、私。

どうやら脳内アニソン制作会社は、誰かの押し入れの整理まで始めたらしい(笑)

どっかの片隅に置いてあるそれを、取り出すことは悪い事じゃない…昔のちょっとおセンチな雰囲気を味わう調味料なんやろう。

みんなにもそんな「何か」を眺める時間はある?

片付けついでにちょっと探してみるのも、たまにはええんとちゃうかな?

ヘクたろーでした。

■一歩(IPPO)のデビュー記事はこちら

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