見出し画像

中1 VS 中3番長編 〜根性で負けた話〜

中学に入って、知らんやつばっかりの学校。
同級生はいじめまくってて、毎朝のように同級生の親から母ちゃんに苦情電話。
母ちゃんもその電話を俺に直接回すから、当時トンガってた俺は、
「お前んとこの息子、今日しばくからな!」って言って電話切る始末やった。

年上も怖くなかった。
師匠のHと一緒に、先輩をおちょくりまくっては怒らせ、楽しんでた。
たまには運動場の真ん中で、中3のやつに走っていってパンチかますこともあった。

でも──ある日、おちょくったらアカン相手をおちょくってしまった。
それが、中3の番長。あだ名はkill(キル)
身長180cm以上、ムキムキ、明らかに力の差は大人と子どもくらい。
俺はちょっとは対等にやれると思ってたけど、現実は甘くなかった。
一発も当てられず、ボコボコにされて完敗。

あの時は自信満々やっただけに、悔しさでいっぱいやった。
次やっても勝てへんのは分かってる。でも悔しすぎて、泣きながらスラム街を1人で帰ってたら──
小学校の頃、俺に泥水を飲ませてきたいじめっ子が、不良になって立ってた。
「お前、何泣いてんねん!」
事情を話すと、いきなり鉄パイプを渡されてこう言った。
「これ持ってやってこい。」

鉄パイプ持っても勝たれへん化け物や。でもどっちにしても負けるなら、せめて一発でも…
そう思って学校に引き返すと、中3が10人以上集まってた。
俺は鉄パイプを地面に叩きつけ、
「アイツ呼べ!出て来い!」と怒鳴った。

その瞬間──番長が現れて、
「すみませんでした。お前には根性で負けた。」
そう言った。
でも、心の中では思った。
「いや、勝ち負け決めるのはお前ちゃうねん。その時点で俺は負けやんけ!」ってな。

それでも、その日を境に一目置かれる存在になった。
後から番長本人に聞いたら、あの日は「コイツ本気や。キチガイに殺されるかも」って思ったらしい。
半分はハッタリ。でも、当時の俺の根性は本物やった。

読んでくれてありがとう!
「根性で勝つ」って経験、みんなもある?
面白かったらスキとフォローで応援してくれたら嬉しいです。
次回は「中学〜原付パクり編」を書く予定です。お楽しみに!

heaven  area(ヘヴン・エリア)
大阪生まれ。19歳でジャマイカ長期滞在、結婚・離婚・再婚・再離婚を経て、自由な人生へ。
高級料理店で修行後、現在はタイの田舎で妻と野菜を育てながら暮らしています。
人生のストーリーや学びをnoteで発信中。
→ https://note.com/heavenarea

#中学時代 #喧嘩 #番長 #昭和平成 #不良少年 #根性 #武勇伝 #鉄パイプ #体育館裏 #懐かしい話

いいなと思ったら応援しよう!