4月の仕事を軽くする、私の3つの先手ー辞書登録・デスクトップ整理・身だしなみー
新年度は、始まってから頑張るのでは遅い。
4月は、学級開き、学年通信、保護者対応、提出書類、会議資料づくり…とにかく一気に仕事が押し寄せる。
だから私は、毎年この時期に意識していることがある。
それは、**「4月を楽にする準備を、3月のうちに済ませておくこと」**だ。
今日は、私が実際にやっている、新年度の仕事を効率化するための3つの手段を紹介したい。
① 名簿の辞書登録
一つ目は、教員や生徒の名前を辞書登録することである。
学年通信、連絡文書、名簿、各種資料――。
学校では、想像以上に多くの場面で人の名前を打ち込む。
しかし、人名は意外と厄介だ。
一発で変換できないこともあるし、旧字体や外字の確認が必要なこともある。
そのたびに、「この字で合っていたか」「変換ミスはないか」と確かめていると、地味に時間も神経も削られる。
だから私は、4月に名簿が確定した段階で、読み仮名とセットで辞書登録するようにしている。
最初は少し手間がかかる。
けれど、その一度の手間で、その後の文書作成は一気に楽になる。
しかも、速くなるだけでなく、正確にもなる。
効率化というと、つい派手な方法を探したくなる。
でも、本当に効くのは、こういう地味だけれど強い一手だったりする。
② デスクトップは「2列まで」
二つ目は、デスクトップの整理整頓である。
パソコンを開いた瞬間、ファイルやフォルダが画面いっぱいに並んでいるだけで、少し疲れる。
まだ何もしていないのに、目から入る情報だけで脳がざわつくからだ。
私はこの感覚をできるだけ避けたいので、
年度末には昨年度のファイルを整理し、デスクトップに置くフォルダは2列以内と決めている。
このルールのよいところは、判断がシンプルになることだ。
「とりあえず置いておこう」が減り、不要なものをため込みにくくなる。
仕事ができる人は、特別な能力があるというより、
迷う場面を減らす仕組みをもっているのだと思う。
デスクトップの整理も、その一つである。
机の上が散らかっていると集中しにくいのと同じで、
パソコンの画面もまた、思考の環境なのだ。
③ 見た目を整えて、自分のスイッチを入れる
三つ目は、服装や身だしなみを整えることである。
服をクリーニングに出す。
髪を切る。
髭を整える。
一見すると、仕事術とは少し違う話に聞こえるかもしれない。
けれど私は、これも立派な新年度準備だと思っている。
もちろん、人の価値は見た目だけで決まるものではない。
ただ、自分自身が「よし、整った」と思える状態で4月を迎えると、
不思議と言葉にも行動にも張りが出る。
逆に、どこか乱れたままだと、気持ちまで後手に回りやすい。
だから私は、身だしなみを整えることを、
誰かのためというより、自分のスイッチを入れるために行っている。
外見を整えることは、見栄ではない。
それは、自分の仕事モードをつくる行為なのだと思う。
新年度は、「気合い」より「先手」
4月は忙しい。
だからこそ、気合いだけで乗り切ろうとしない方がいい。
名簿を辞書登録する
デスクトップを整理する
身だしなみを整える
どれも特別な方法ではない。
でも、こうした小さな先手が、4月の自分を確実に助けてくれる。
新年度は、勢いだけで走り出すより、
整えてから走り出した方が、長く、強く、前に進める。
4月の自分を楽にするために、
今のうちにできることを、少しずつ進めておきたい。
