見出し画像

ああ無職…かも ~還暦キャリアコンサルタントの人生再構築物語~


ああ、2カ月後には無職になっているのか―――

2024年の年明け早々、転職してまだ1年5カ月足らずでしたが、上司に退職の意向を伝えました。
前年、新卒で入社以来34年4カ月勤務した会社を早期退職し、セカンドキャリアの道を選びました。

セカンドキャリアでは、
・自分のやりたいことに特化する
・管理職でなくプレーヤーとして活躍したい
・そのためには定年してからでは遅い

という思いをめぐらせ、周囲も自分もビックリの早期退職を決断しました。

大きな決断でした。

その夢は、キャリアコンサルタントとして活躍すること。
これまでの経験から、「一番やりたいこと=得意なこと」は現場のカウンセリングだと定めました。
退職を決めたとき、子ども②からの何気ない一言――「相談員、向いているよね」――に、影響を受けやすい私は「そうかな?」とまんざらでもない様子で答えながらも、すっかりその気になっていました(笑)。

しかし現実は厳しく、キャリアコンサルタント資格取得前の50代後半、経験も実績もない私に良い選考結果が届くことはありませんでした。
ある程度予想はしていたものの、現実に直面すると大きなショックでした。

そもそも、キャリアコンサルタントとして活躍できる「職」が少ないことも障壁でした。
独立?――準備も経験もない私にはリスクが大きすぎて踏み切れません。

56年超生きてきて初めての転職は、ほろ苦い思い出を作りながらも、管理職として人材育成に携わる仕事に就くことができました。
仕事はやりがいがあったものの、内容は前職の延長線上。
「同じことをするために転職したのではない」という思いが常に頭の中をぐるぐる回っていました。

そして再び退職を決断。中途半端に仕事を続けても会社に迷惑をかけるし、不器用な私は同時並行で物事を進める自信もありませんでした。
「夢」を目指すため、次の行動に集中する道を選んだのです。

上司に退職の意向を伝えたのは1月中旬、退職は3月。
4月からの仕事はまだ決まっていません。

ああ、2カ月後には無職になっているのか―――

転職活動では、面接に至ることもなく書類選考で落ち続けました。
「年齢、経験、実績」――1回目の転職のとき同様、この3つの言葉が私を苦しめました。

個人事業主になる準備もなく、自分を律さなければ成り立たない仕事なので自信もありません。
知り合いと便乗してカウンセリングやセミナーをやってみるか、単発のカウンセリングから始めてみるか――それとも、引退か――消去法ながら、本気で職業生活からの引退も考えました。毎日推し活か…(笑)。

でも―――
捨てる神あれば拾う神あり。

2月上旬、ある事業所と4月から就職相談員として働く契約を結びました。
退職を伝えた1月中旬からわずか3週間あまりで、目標の仕事にたどり着いたのです。
しかし、その3週間は長く感じました。
大袈裟に言えば、半年くらいの月日が流れたような感覚でした。

このつらい経験が、現在の職業相談に生きています。
「キャリアに悩み、仕事が決まらない痛み」――それを自分は知っているのです。
価値観が決まっても、理想の仕事に就けるとは限らないことを、体で学びました。

もし1つの会社にしがみつき続けていたら、今の自分はありません。
50代後半から、2度も退路を断って挑戦した無謀な自分。
結局「無職期間」はありませんでした。
本当は無職も経験すれば、さらに今の仕事に生かせたかもしれませんが…

「実績10人」だった相談員としての経験は、1年半余りで「2500人以上」へと広がりました。
夢が叶い、夢のような仕事の日々。
相談者の特性も内容も決して簡単ではありません。
それこそが、私が希望して選んだ道です。
ここまで来ると、不思議に「いつ職業生活を終えてもいい」と思うようにもなりました。もう怖いものはありません。

専門職なので仕事の時間も減り、通勤も片道30分。
プライベートの時間もたっぷりあります。
でも、今の自分にとっては仕事も「ライフ」
色々な選択肢を持ち、ライフ・ライフ・ライフバランスで楽しんでいます。
自分自身の充実が相談者の支援へ良い影響を与えるのだと信じています。

さて、経験も実績も積めたし、次の挑戦は何かな―――

見た目はベテラン、中身はヒヨッコ(コナン風^^)

懲りない還暦ジジイの夢の続きを、楽しんでいきます。

ーーーーーーーーーーー

以上、私のセカンドキャリア(人生再構築)の物語を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


noteで繋がった前田泰章さんの「心のカタチプロジェクト」からのお誘いをきっかけに、自分の体験やエピソードを少しづつ文章にするようになりました。
▼以下は、相談員としての体験を基に感謝を伝える手紙を綴ったもの▼

先々週に投稿したこの記事も、その一環です。


経験や感じたことを文章にすることで、その「意味」を噛みしめることができるように思います。
ゴールは定めていませんが、ちょっと続けてみようかな、と考えています。

自分史ができるかも(^^♪

いいなと思ったら応援しよう!