3年かけて見えてきた子どもたちの成長
soil子どもの居場所ネットワークの活動を始めて、3年が経ちました。
今、6年生になっている子どもたちは、当時まだ4年生でした。
始めた頃は、子どもたちがなかなか集まらず、数人の4年生の子たちが友だちを連れて、ぽつぽつと来てくれていただけでした。
その後、少しずつ口コミで広がり、今では学年も学校も違う、さまざまな年代の子どもたちが出たり入ったりと、賑やかな場所になっています。
そんな最初から関わってくれていた子どもたちが、
「ハートフル・ポートでイベントをやりたい」と言ってきたのです。
理由を聞いて、驚きました。
3年間お世話になったことへの感謝。
学校でSDGsを学ぶ中で、地域にこうした居場所があることの大切さを感じたこと。
そして、もっと多くの人にハートフル・ポートのことを知ってもらいたいという思い。
正直、私たちは「ただ遊びに来てくれている」と思っていました。
でも子どもたちは、ちゃんと見て、感じて、考えてくれていたのです。
担任の先生がその気持ちを受け止め、クラス全体でどう関わるかを一緒に考えてくださいました。
どうしたら来てくれた人に喜んでもらえるか。
何度も話し合い、役割を分担しながら、子どもたちは自分たちで準備を進めています。

思うこと自体は、誰にでもできます。
けれど、その思いを言葉にし、行動に移し、周囲を動かすことは簡単ではありません。
子どもたちは、自分たちが感じた大切さを学校で伝え、仲間の共感を得ました。
その結果、クラス全体がsoilネットワーク祭りに参加することになり、学校を動かしたのです。
子どもの成長は、すぐに目に見える形で現れるものではありません。
ダイパ、コスパなど効率が重視され、便利な社会だからこそ、時間をかけて人と関わり、思いを行動に変える経験が必要だと感じています。
soilは、そのための土壌でありたい。
ここでの経験が、「自分の思いは行動にすれば社会に届く」という実感として、これからの彼らの成長を支えていきたいと改めて感じました
。
2月15日のお祭り当日は、soilネットワークのパートナーの皆さんと、そして何より子どもたちと一緒に、この場を盛り上げたいと思います。
