親にとって夏休みは”休み”ではない
昨日は休みだった。
本当なら何か好きなことをして、
としたいところではあるのだが
今は夏休み。
そうは問屋が卸さない。
息子は塾の夏期講習で出かけているものの
娘は終日家にいるのである。
しかも、娘の宿題進捗は現時点で
あまり芳しくない様子だったので
この休みの間に追い上げることになった。
私達親にとって夏休みは「夏仕事」なのだ。
とは言え、日ごろ学校にお任せしている
この仕事を親として一緒にする機会は
逆にいうと夏休み期間しかないので
前向きに捉えて乗り切ることにした。
ひとまず現状終わっている宿題と
これからしなければならないものを
一旦棚卸して、戦略を立てることにした。
するとタブレットのドリル半分とポスター制作、
そして自由研究がまだ終わっていないことが
判明した。
紙のドリルなら学童でやってもいいのだが、
タブレットのドリルは学童でしてはダメらしいので
そうなるとこの休みの期間にタブレットは
終わらせておかねばならない。
そして、ポスターも自由研究も学童でできない。
これらの課題を簡単に時間割の様にして
一日こなしてみることにした。
幸い自由研究については事前にやることを
家族で決めていたので、
朝から私はその下ごしらえをしつつ
娘はポスターを書くことにした。
ポスターの下書きが終わり、絵の具で
色を塗り始めた娘であるが、
自分が描いた下書きが結構細かかったため
色が上手く塗れずに心が折れかかっていた。
そこで、昼食を終えた後、
娘の色塗りを手伝ってやることにした。
色塗りのコツを娘に教えながら
一緒に塗っていくと何だか眠くなってきてしまった。
そこで、いったん娘にはタブレットのドリルを
しておいてもらい、
私はその間少しだけ仮眠をとることにした。
そうして30分ほど経ったところで起きて
再び色塗りを始めると、
約1時間ほどで色塗りが完成した。
絵具は塗る作業も大変であるが、
片付けもなかなかに大変なので、
娘と一緒にふろ場でパレットや筆洗を
あらうことにした。
そうして一通り洗い終わり、
一式を乾燥させる場所に置くと、
次は自由研究で書けるところを
書き始めることにした。
テーマとなっているものの絵を
娘に書いてもらい、
観察した結果や感想を書いてもらう。
なかなか思うように感想が出てこないので
半ば誘導尋問のような形で
娘から話を聞き出し、
それを文字に落としていくのは
なかなか骨が折れる作業である。
そうして何とかその日のミッションを終えたので、
私達は一緒にアイスクリームを買いに行くことにした。
一日頑張ったらアイスクリームと朝に
約束していたからである。
何とか今日のミッションをこなした娘は
何だか妙に誇らしそうであった。
その様子を見ていて私はあることを思った。
いつも彼女らは学校でこのようなことを
朝から15時過ぎまでやっている。
きっと一日の授業が終わったあと、
彼女らは「やっと終わった」とホッとして
やり切ったことに満足感を覚えるだろう。
しかし、そこまで頑張った後にもかかわらず、
家に帰れば宿題や習い事の課題をやれと
私達はつい言ってしまう。
これは結構彼女らにとってみれば
とても辛いことなのではないだろうか。
会社で例えるならば、定時までしっかり仕事をした後に
夕方以降の仕事を強制的に持ち帰って、
家にいる上司に「早く終わらせろ」と言われるような
ものである。
会社ならば完全にパワハラ事案である。
子供たちだって一日学校で頑張ったのだから
達成感を味わいたいだろうし、
自分のやりたいこともやりたいはずである。
もちろん、だからといって宿題をしなくても
いいというわけではないが、
連休明けから娘に宿題を促す際には
言い方を工夫してやろうと思った。
夏休みは親にとって仕事であるとともに、
子供の色んなことに気付くいい機会でも
あるのかもしれない。
今日も娘と共に宿題を頑張ろうと思う。
