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アダムとイブ説を覆す!?全人類共通の祖先ミトコンドリア・イブとは?🌈

現在、地球上に約82億人いる人類。

「もし、自分が王族の末裔だったら」
「自分の祖先が有名人や歴史上の人物だったら」

家系図を遡れば遡るほど曖昧になっていきますが、ある時点ですべての人類の祖先は1つにまとまります。

この人類共通の祖先は、一体誰なのでしょうか?


実は、母親の母親……そのまた母親……と、人類の母方の祖先を辿っていくと、一人の女性に辿り着きます。

この女性を紐解く鍵となるのが、私たちの細胞内にある『ミトコンドリア』。

ミトコンドリアは、1細胞あたり100個から2000個程度あると言われている細胞内の小器官。

私たち人間は、約20兆個の細胞で構成されていますが、その一つ一つの細胞に100個から2000個ミトコンドリアが含まれていると言われています。

つまり、私たちの体内には、とんでもない数のミトコンドリアが潜んでいるんです。

また、ミトコンドリアは、細胞内で『エネルギー生成』も行っている小器官。

私たちが行っている呼吸(鼻や口から酸素を吸ったり二酸化炭素を吐いたりする行為)は、一つの現象に過ぎず、酸素呼吸そのものは、ミトコンドリアが行っているんです。


そんなミトコンドリアの中には、DNAが含まれています。

その名も『ミトコンドリアDNA』。

このミトコンドリアDNAは、僅かながら、エネルギー生成に関する重要な遺伝子情報を持っています。

人間の祖先を見つける手がかりは、このミトコンドリアDNAにあるんです。

また、ミトコンドリアDNAは、「母系遺伝する」という特徴を持っているため、母親から子どもへそのまま受け継がれるDNA。

つまり、ミトコンドリアDNAを調べれば、母親からずっと先の祖先まで辿ることができるんです。


この辿った先にいる女性の先祖は、旧約聖書になぞらえて、『ミトコンドリア・イブ』と呼ばれています。

旧約聖書に登場する最初の人間『アダムとイブ』にちなんでつけられた名前です。

ミトコンドリア・イブは、今から約12年万年前~20年万年前に誕生したことまでは分かっています。

彼女は、現在の南アフリカに住んでいたそうです。

そこから人類は、気候の変化とともに広がり、移り住みながら繁栄していきました。


ちなみに、父親から息子にのみ伝わる『Y染色体』からも、ミトコンドリア・イブとほぼ同じパターンが確認されています。

この男性の先祖は、『Y染色体アダム』と呼ばれ、現在のところ、約6万年前に生存していたことが分かっています。


これらのことから、まだ仮説の段階ではありますが、

「Y染色体アダムは、ミトコンドリア・イブの夫である可能性は低い」

と言われています。

つまり、アダムとイブ説が今、否定されている状況にあるんです。

果たして、イブの本当の夫は、誰だったのでしょうか?

今後の科学の発展に期待しましょう😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
 

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