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「お母さんの育て方が悪いんじゃないですか?」と言われて、私は泣いた



「育てにくい」と感じたこと、ありますか?

私は、特別支援学校の教員でした。
だから、人より少しだけ“療育のやり方”を知っていました。
ちょっと気になるサインの表れ方も知ってました。

私には2人の子どもがいます。
なかなか子どもに恵まれず、35歳で授かった長女は、最初で最後の子どもと思い、特別支援学校でやっていた手遊びから、ハンドサイン、視覚支援、スケジュールの安定化…。
「自閉症」のお子さんにわかりやすい方法は、全ての子どもにとってもわかりやすい!
そう私は教員時代に考えていたので、娘のために、できることはすべてやってきたつもりでした。


娘は、私の“宝物”。
我が家の子どもはこの子だけ!と思って、娘ファーストで育ててきました。
それでも、2歳から癇癪がひどく、培ってきた療育スキルをもってしても、日々の疲労感と母としての感情がごちゃまぜになって、どう接していいか悩む日々。。。
知識も経験もあるはずなのに、うまくいかない現実に、私は戸惑っていました。


幼稚園のプレで、娘は集団に入れず、お友達に手が出てしまうようになってしまいました。
ある日、先生に呼び出されこう言われました。
「お母さんの育て方が悪いんじゃないですか?
そんな風に娘さんの顔色を伺って言いなりになってるから」

帰りの車の中、家の近くに車を停めて、私は泣きじゃくりました。
私が悪いの?
娘の様子を見ながら、大事に育ててるのに?
そんなに抑えつけて、ぐいぐい躾けなきゃいけないの?
心がぐちゃぐちゃになりました。


ママ友からは、「そんな問題あるように見えないよー。言葉も早いしさ。気のせいじゃない?」と言われてました。
夫からは、「自分がそういう仕事してたから心配しすぎなんだよ、色眼鏡で見てるからだよ。怒りっぽい性格なんだよ」と言われ、私がやろうとしている癇癪への対応も「却下」され、今躾けないととんでもない大人になる!と言われる毎日でした。

夫は、「障害」「自閉症」への抵抗感が強かったので(今もかな?)、「障害だからこの子は癇癪を、パニックを起こしているんだ」ということをなかなか理解してもらえず、私も説得しきれず、
誤った対応を私たち両親が重ねてしまっていました。
今も後悔しています。


専門職だからこそ見えてしまうこともある。
でも、母親としての感情は、それとは別物でした。
娘に問題があると思いたくない。
なぜなら、こうなってああなって⋯の先が想像できて、その大変な子育てを自分がしていけるのか自信がなかったから。。。
もしかしたら、性格で、個性が強いだけかも!大変なのは今だけなのかも!
自分の育て方が間違っていて、もっとビシビシ躾けるようにしたら、ちゃんとするのかも?
「ちゃんとした子」「普通の子」って何かもわからかくなりながら、そんなせめぎあう思いが、私を苦しめていました。


このとき、私は「発達について相談に行く」べきかまだ迷っていました。
そして、数ヶ月後。娘がプレで噛みつき事件を起こし、ようやく発達相談センターの門を叩いたのです。
優しい心理士さんでした。
娘の様子を見ながら、簡単な発達検査をしながら、生まれてからのいろいろな話を聞いてくれました。
心理士さんは、沢山アドバイスしてくれて、励ましてくれました。お母さん、頑張ってきたね、大変だったね、と。
私は泣きました。
その涙は、悲しみではなく、安堵の涙でした。


同じように、がんばってもがんばっても、うまくいかないって悩んでるあなたへ。
もしかしたら、私の話が、ちょっとだけ心を軽くできるかもしれません。








































「お母さんの育て方が悪いんじゃないですか?」と言われて、私は泣いた






































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