陽口
【陽口(ひなたぐち)】…文字の造形と雰囲気でピンときた方もいるかもしれない。
陽口とは、陰口の対義語として編み出された造語であり、個への称賛を第三者へと吹聴していく事を指す。
反対に、陰口は悪口を第三者に吹聴し、個から集へ伝染させ、個を呪う…呪法である。
"呪"とは強い言い方であるが…それほど強力な技術であるし、使う人が使えば…それこそ個を害す事もできる。
…独裁者として有名であるアドルフ・ヒトラーは、大衆扇動術の使い手であった。
彼は身体、時、場所、言葉を駆使し、集を誘導し、個を標的としたのだ。
規模感が大きく感じるだろうが…陰口は呪と言っても過言ではない闇の技術である事を理解できただろう。
そして、呪は必ず己へ帰ってくる…。
使い方も、危険性も、用法用量もわからないのなら、無闇矢鱈と手を出すべきものではないのだ…。
覚えておいてほしい…必ず己へ帰ってくるぞ。
…おどろおどろしくなってしまったが、今回の主役はその対義語【陽口】である。
ハリー・ポッターでいう…"エクスペクト・パトローナム"を是非習得していってくれ。
───では改めて、【陽口】とは…個人への称賛を第三者に吹聴して回ろうという技術である。
メリットとしては、
─吹聴した称賛が第三者から本人へ伝わると、その称賛に説得力と真実味が生まれ、自己肯定感の向上へと繋がる。
─個人への称賛を第三者と語る事を同じコミュニティーやチームで行うと、環境の雰囲気が良くなる。
─悪口や陰口や不満や愚痴ではなく、いつだって称賛を口にしてくれる人を嫌う人はいない。
上記からわかる通り、環境規模で貴方への評価が良くなり、環境自体が良い雰囲気へと変化していくのだ。
言うなれば…"陽ノ大衆扇動術"───。
この行動が脳に刻まれれば、どんなコミュニティーにおいても人間関係を構築できる。
ちなみに、称賛の内容については、【称賛】の記事を読んで頂きたい。
【称賛】が個へのアプローチだとしたら、【陽口】はベクトルを環境へと向けただけであるからだ。
…いかがだったであろうか?
陽口は環境規模での人間関係構築を行うにはもってこいの技術であるし、少人数であれば…それこそ雰囲気が良く、団結の強いチームを個人が作る事ができる。
もちろんそれを保つ為にはバランサーとしての感覚と調整力も必要となるし、Takerという敵がいないとも限らないので…時には現代式の戦争を行う必要も出てくるが…。
まあ、これは人間関係構築とはズレてくるので機会があればどこかで…w
