「あの日の選択」 働きアリは考える。今日も考える。ちび創作大賞
こんばんわ、アリゼロです。
今回は夏祭り企画。
こちらの企画に参加させて頂いております。
https://note.com/chatgpt_ysd/n/n14070626dc46
この話はいつか何処かで、書こうと思っていました。
なかなかどのタイミングで書いたものか、悩んでおりまして、今回このような機会を与えて頂いて、深く感謝しております。
今回参加させて頂きますのは、VOIDのアニキの
「あの日の選択」
では、いきましょう。
私は昔から、自分の弱い部分を人に話すのが苦手だ。
悩みを人に相談した事は、1度もないと思う。
noteを見ていると、自分の弱い部分を隠さず話している人を見かけるが、いつもすごいなぁと尊敬している。
自分の弱さを認め、周りに話す事ができる。
そして次に進む、これは強さなのだと思う。
自分にはなかなか出来ない事だ。
少しだけ、昔の話をしよう。
私がnoteで仕事の話を、書こうと決めた話。
私は大人になってから仕事に関する事で、2人の身近な人の死を経験している。
一人は中学校の仲の良かった友人。
いつも4人でつるんでいたうちの1人。
いつもニコニコしていて、ケンカなんかする事が想像できないような奴だった。
高校に入ってから会う事が少なくなってしまったが、またいつか会って話す事ができると思っていた。
「よう、久しぶり」
この一言がいつでも言えると思っていた。
だが、その日はもう来ない。
就職氷河期に入ってすぐに、自殺してしまった。
原因は仕事だったらしい。
当時の私は専門学校に通っていたが、なんで仕事の事で自殺するのかよくわからなかったのだ。
なんですぐに辞めなかったのか、これだけを考えていた。
だが、就職氷河期時代を経験をした今の私には、どうしてそうなったのかだけは理解できてしまう。
それと同時に今の私なら、そいつが死なずに済んだ未来も想像できるのだ。
今でも覚えている。
遺影に写る、そいつの笑顔の写真を。
みんなで遺影の笑顔から、目を逸らした記憶を。
もう1人は職場の先輩だ。
この先輩はくも膜下出血で亡くなった。
無理な働き方が原因で頭をぶつけ、大きなコブができていた。
この状態でも、そのまま働き続けた。
そして年明け、仕事初めの日の帰りに、座った状態でコロンと後ろに倒れた。
最初は何ともなさそうだったが、すぐに大声で叫び出した。
救急車で運ばれたが、植物人間になり還らぬ人になった。
無茶な働き方をしていたのは、みんな知っていたのだ。
その会社は人が辞めすぎてしまい、重要な仕事はその人がいないと、回らない状態になってしまっていた。
それでもみんなその人に頼り切ってしまった。
会社に殺されたようなものだ。
奥さんも子供もいた。
そして死んでから、会社で英雄扱いされていた。
今でも思い出すのは、なかなか来ない救急車。
ようやく救急車が来た時に、外に出て救急車を誘導した私の目に映る光景。
大の大人が大声で叫んだ「痛ぇよぉ!頭が痛ぇよ!!」という声。
どちらも忘れる事はないだろう。
私は許せない。
このような出来事が起こってしまう世の中を。
これが通ってしまう会社を。
搾取されるだけの働きアリを生みだしてしまう、社会を。
noteを始める時に決意した。
私は、働き過ぎて搾取される働きアリを0(ゼロ)にする。
アリゼロとして生きていく。
働きアリは考える。
今日も考える。
あの日の選択について。
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