個展の開き方(会場探し編)
!!メンバーシップ記事、こんな感じです!っていう内容お試しのために、この記事は無料の全体公開へ切り替えました!!
絵を描いている方で、一度はやってみたくなる展示、個展!開きたい!と思っても何から始めていいかわからない人がほとんどだと思います。
私も最初は手探りで色々検索したり、知り合いやギャラリーのオーナーさんに聞いたりして試行錯誤しました…。
そんな私も今では関西と関東で1回ずつ、毎年2回程個展をしているのですが、駆け出しのイラストレーターの方や、ギャラリーを始めたばかりのオーナー様などに、個展の開き方や実際に行っている準備などを聞かれることが多々あるので、約10年展示を続けてきている私が普段やっている準備などをお話しできればと思い、noteに書いてみることにしました。

私の場合、のお話なのでこれから展示をしたいと考えている方は、参考のひとつとして見てくださると嬉しいです!
絵を描いている人や、イラストレーターが展覧会をする、となると、色んな作家さんと一緒に展示するグループ展や、イベント参加、ギャラリーの企画に参加する企画展などいろんな方法がありますが、今回は、自分1人でひとつの空間を全て自由に展示する「個展」を開催するにあたっての準備や方法をお話しできればと思います。
(長くなりそうなので、数回に分けて投稿しますね)

個展の簡単な流れはこんな感じ
◆ テーマ決定
◆ 会場探し
◆ 作品をつくる、額装
◆ グッズをつくる
◆ キャプションや値札をつくる
◆ 宣伝をする
◆ 荷造り
◆ 搬入
◆ 展示
◆ 搬出
今回はこの流れの中の
◆ テーマ決定
◆ 会場探し
この2つについてお話しします。
【 テーマ決定 】
まずはじめに展示したい内容を決めます。
これがしっかり決まっていないと、後々グダグダになってしまうので、最初にしっかり定めておいた方がいいと思います。
また、会場によりますが、どのような内容の展示をするのか、どんな作風なのかということを会場を借りるにあたっての審査として提出する必要がある場合があります。
そのため、個展やりたい!となった段階で、どんな絵をどういうふうに展示しようかということを、ざっくりとで良いので決めることが大事です。
例えば
おとぎ話の世界を描いた絵をたくさん展示する個展にしよう!
とか
普段描いている絵をすべて展示する、私の世界展
みたいな、ざっくりで大丈夫です。
私の場合は、すべての絵をほぼ同じテーマで描き続けているため(理想の街をずっと描いてます)個展のたびにこれと言った個々のテーマはありませんが、新しい会場を借りる時はいつも画風を理解していただくために、過去の作品をまとめたポートフォリオや、SNSのURLをお伝えして、普段描いているものを見てもらうようにしています。
【 会場探し 】
次に、会場を探します。
これが結構最初は大変だったりします。
貸しギャラリー(レンタルギャラリー)と呼ばれる会場を借りるのが比較的簡単かと思います。

ギャラリーの探し方も色々あるのですが、web上で「貸しギャラリー」「レンタルギャラリー」と検索したり、自分が実際足を運んだことがあるギャラリーのことを調べたりするのが良いです。
そして、何を基準に探すかをまず最初に決めた方が探しやすいです。
例えば、東京で開催したい場合
・都心から近い駅で駅からも近いところ
・自分の家から(もしくは滞在するホテルから)近いところ
・ギャラリー代が安いところ
・会場の雰囲気が自分の絵に合うところ
など…
引越するときの賃貸探しにちょっと似ていますね。
私は、お客様目線に立った時に、どんな場所だと来やすいのかを考えることが多いです。
都心近くだと展示を見に来てくれたついでにどこかに寄って遊んで帰れるな、とか…
わざわざ足を運ぶというのは、特に初めて見る展示に対しては本当にハードルが高いので、遊ぶついでに展示見に行くか!となってくれるくらいの方が良いと思っています。
ギャラリー代については、本当にピンキリです。
主に形として2種類あるかなと思っています。
例1
・6日間貸出
・会期中はギャラリースタッフが在中(お会計などしてくれる)
・作家は常にいなくてもOK
・6日間のギャラリー代:数万〜数十万円
・販売手数料:販売した作品、商品の合計から10〜40%
例2
・6日間貸出
・会期中は作家本人が在廊、会計、ギャラリーの施錠など全て行う
・6日間のギャラリー代:数万〜数十万円
・販売手数料なし
違いは、会期中にギャラリーのスタッフがいるかどうか。
作家が常に在廊するのは、本当に体力がいるので、いない間スタッフさんが会計など行なってくれるのはすごくありがたいです!
しかし、その分もちろん手数料が発生します。
私の場合は、在廊中にお客様とおしゃべりするのも好きなので、いつも自分一人で全てをこなすギャラリーを探します。
スタッフさんのいらっしゃるギャラリーも借りたことがありますが、どちらもメリットあるので自分に合った展示会場を見つけられるといいですね…!
また、スタッフさんがいらっしゃっても販売手数料を取らなかったり、スタッフがいなくても販売手数料を取るギャラリーもありますので、何にしても調べるのが大事です!
東京のギャラリー代の感覚として、ですが、
東京の都心近くの、人が多い所で展示しようと思うと、だいたい6日間で15万〜40万程のイメージ。
東京の都心から少し外れたり、人通りがあまりない所で、だいたい6日間6万〜15万円程かなと思っています。
最近値上がりが多くなっているので、これよりももっと上がってるかも。。
金額がどうしても気になってしまいますが、ギャラリーの雰囲気もとっても大事だと思うので、自分の作品に合う場所を探すのが一番です!
また、都内での話になりますが、東京の中でも場所によって好まれる絵が変わると思っています。
その場所に訪れる年齢層なども考えたりしつつ…
銀座では油絵や日本画のような絵画系、渋谷ではサブカル系のポップアート、吉祥寺や高円寺では絵本系のイラストが展示するのにも合っているのかなと思っています。
まずは自分が展示してみたい地域やギャラリーに足を運んでみるのが何よりの近道だと思います!
やってみたい方はぜひ行動してみてください!
私は、ギャラリーを巡ってギャラリーのオーナー様が在廊していらっしゃったら名刺を配る行脚をしていた時期がありました笑
そこから企画展にお呼びいただいたりということもあったので、楽しみながらいろんなギャラリーを巡ってみてください。
長くなりましたが、今回は個展を開催するにあたっての最初の関門、テーマ決定と会場探しについてお話ししました!
これから動いていきたいと考えている方の参考になれば嬉しい限りです。
また続きは後日お話ししようと思います!
お待ちください。
