ライターってどんなお仕事?〜「書く」と「聴く」の両立
みんなのオンライン職員室「先生のためのライティング講座」7回目を受講しました。
今回のテーマは、「ライター目線でレポート執筆」
「ライターとして依頼を受けたつもりで、記事を書いてみよう!」というのが今回の講座のゴールです。
ブロガー、コラムニスト、エッセイスト・・・「書く」仕事にはいろいろあります。
その中でも「ライター」にスポットを当て、「ライターってどんなお仕事?」について、講座のサブ講師であり、元教員で現在はライターをされているなおこさんにお話を聞きました。
ライターのお仕事の流れは、大きく次の4つ。
1.依頼を受ける

では、順番に解説していきましょう。
ライターのお仕事は、依頼者から依頼を受けるところから始まります。
依頼は、出版社やWeb媒体、企業の広報などさまざまなところから発注を受けます。
最初に、「どんな読者層か?」「記事の目的は何か?」「いつまでに仕上げればいいか?」「どのくらいのボリュームか?」「原稿料はいくらいただけるか?」といったことを依頼者と打ち合わせます。
あるいは、ランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシング仕事依頼サイトには、ライターの案件が掲載されており、依頼内容を確認の上、応募する方法もあります。
ライターは、ブロガーやエッセイストのように自分の「書きたい」」から出発するのではなく、あくまで、依頼者の趣旨、意図に沿った記事を「書く」ことが求められます。
2.取材をする

取材する際は、取材対象(人物の場合もあれば、商品やサービスの場合もあります)のいろいろな側面をあらかじめ調べて、ある程度把握しておくことが大切です。
そして、現場では、依頼の目的に沿って、ポイントをしぼって取材をおこないます。
どんな質問をすれば、取材対象者の考えていることが引き出せるか?
現場で起こっていることをどう受け止めるか?
取材では、「聴く」力がとても大切なことがわかります。
ライターの仕事は、「聴く」が9割です
3.原稿を書く

取材で得た情報を、どのように表現して読者に届けるのかを考えながら書いていきます。そういう意味では、求められる力は、ブロガーやエッセイエストと似ているのかもしれません。
この段階では、ライターの個性や経験によって、切り口や構成が変わってきますから、ライターとしての腕の見せ所ですね。
でも、一番大切なのは、やっぱり依頼者の意向に沿っているかということ。自分を出し過ぎないようにご用心。
4.納品する

求められているのは、平均点以上の原稿。そして、締切厳守。
重要なのは「書き終える」こと
書き出しから、最後まできちんと書き終わっていること。中途半端はいけません。
原稿がひとまず完成し、これで一安心かと思いきや、いえいえ、最後の難関があります。
編集者の方に、ここまでの原稿のチェックしてもらいましょう。
依頼者の意図に沿っているか?想定される読者のニーズにこたえられているか?ボリュームは十分か?そうした観点からの指摘があれば、速やかにリライトして、OKがもらえたら、ようやく任務完了です。お疲れ様でした!
まとめ
今回は、書くお仕事の中でも、ライターの仕事に注目してみました。
ライターのお仕事の一連の流れは、次のとおりでした。
1.依頼を受ける
2.取材をする
3.原稿を書く
4.納品する
ライターは翻訳者でもある
ライターである自分というフィルターを通して、依頼者の目的を、読者にどれだけ伝えられるかが、ライターとしての役割を果たすことにつながります。
今回の講座を受けてみて、ブログであればどのように書くのかについて思い出してみました。
書くことは料理に似ている
材料をそろえ、メニューを決め、手順を確認してから、調理を開始、最後に味を整える。
書くための材料を、テーマを決め、構成を決めてから、書き始め、書き終わったら、ブラッシュアップする。
ライターの場合は、材料もテーマもすでに決まった状態からスタートします。
カレーライスという同じメニューでも、その手順、調理方法によって、まったく別のお料理になるように、構成や書き方が変わると、まったく別の記事ができあがります。
ここにライターとしてのやりがいやおもしろみがあるのだなぁと感じました。
さて、今回の講座では、最初に宿題が言いわたされていました。
「ライターとして依頼を受けたつもりで、記事を書いてみよう!」
そこで、
・みんなのオンライン職員室事務局が依頼者
・「先生のためのライティング講座」の2期生募集に際して
・読者が応募してみようと思える体験レポート
・2000〜3000文字
という設定で書いてみました。できあがったのが、この記事。
これを読んだ方に「応募してみよう」と思ってもらえたら、どれだけうれしいでしょうか。楽しみにしています。
了
