『モータルコンバット』レビュー|続編公開前に予習したら意外と面白かった
現在、『モータルコンバット ネクストラウンド』が公開中です。
実は私は前作『モータルコンバット』をまだ観ていませんでした。
せっかく続編が公開されているなら予習しておこうと思い、今回U-NEXTで鑑賞することに。
原作ゲームについてもほとんど知らず、まさに初心者状態です。
それでも気になった理由のひとつが、製作にジェームズ・ワンの名前があったこと。
『ソウ』や『アクアマン』など、個人的に好きな作品を手がけているので、以前から少し興味がありました。
さらに真田広之さんや浅野忠信さんも出演していて、日本人キャストの活躍も気になるところ。
正直なところ、鑑賞前は「ゲーム原作の格闘アクション映画」というイメージしかありませんでした。
ところが、冒頭から一気に引き込まれます。
独特な世界観はあるものの、アクションは迫力満点。
戦いのシーンも多く、「これは映画館で観たらもっと楽しいタイプの作品だな」と感じました。
今回はそんな『モータルコンバット』を、続編の予習として観た映画好きの視点からレビューしていきます。
◾️ 作品情報

世界的人気を誇る格闘ゲーム『モータルコンバット』を実写映画化したアクション作品。
選ばれし戦士たちが地球の命運をかけて戦う物語で、個性的なキャラクターたちによる迫力満点のバトルが見どころ。
タイトル:『モータルコンバット』
監督:サイモン・マッコイド
製作:ジェームズ・ワン
出演:ルイス・タン、真田広之、浅野忠信、ジェシカ・マクナミー ほか
製作国:アメリカ
上映時間:110分
公開:2021年6月18日
◾️ あらすじ(ネタバレなし)
総合格闘技選手のコール・ヤングは、胸にドラゴンの形をした不思議なアザを持っていました。
ある日、そのアザを狙って最強の刺客サブ・ゼロが現れたことで、コールの日常は一変します。
やがて彼は、自分が太古から続く戦い「モータルコンバット」に選ばれた戦士のひとりであることを知ります。
地球を守るため集められた戦士たちは、
それぞれの能力を覚醒させながら強大な敵に立ち向かうことに。
果たしてコールたちは地球の運命を守ることができるのか。
ゲーム原作らしい個性的なキャラクターたちが次々と登場し、迫力ある格闘アクションが楽しめる作品です。
◾️ 冒頭から引き込まれるアクション

本作でまず印象に残ったのが、冒頭のシーンです。
正直、鑑賞前はゲーム原作ということもあり、「ストーリーはほどほどで、アクションを楽しむ映画かな」くらいに思っていました。
ところが、いきなり引き込まれました。
真田広之演じるハサシ・ハンゾウと、
ジョー・タスリム演じるサブ・ゼロによる対決は迫力満点。
セリフが多いわけではないのに緊張感があり、
一気に作品の世界へ入り込めます。
ゲームを知らない私でも、
「これはカッコいい!」
と思えるシーンでした。
また、本作は全体的に戦闘シーンが多く、
格闘アクション映画としての満足度も高め。
独特の世界観や専門用語はあるものの、
細かいことを気にせず観ても十分楽しめます。
むしろ映画館の大きなスクリーンで観たら、
さらに迫力が増しそうだと感じました。
現在上映中の『モータルコンバット ネクストラウンド』がIMAX上映されていたのも納得です。
◾️ 真田広之と浅野忠信の存在感

本作を観ようと思った理由のひとつが、真田広之さんと浅野忠信さんの出演でした。
ハリウッド作品で日本人俳優が活躍している姿を見ると、やはりうれしくなります。
特に真田広之さんが演じるハサシ・ハンゾウは、
物語の中でも重要なキャラクター。
冒頭から強い存在感を放っていて、
本作の世界観を印象づけています。
一方、浅野忠信さんが演じる雷神ライデンも独特の雰囲気があり、登場するだけで目を引きます。
ゲーム原作ならではの少し大げさな世界観の中でも、不思議と違和感がありません。
改めて感じたのは、
海外作品で活躍する日本人俳優のすごさ。
特に真田広之さんは近年もさまざまな海外作品に出演していますが、本作でもしっかり存在感を残していました。
ゲームを知らなくても楽しめた理由のひとつは、こうしたキャスト陣の魅力が大きかったのかもしれません。
◾️ 主演ルイス・タンをどこかで見たと思ったら…

主人公コール・ヤングを演じるルイス・タンは、本作で初めてしっかり認識した俳優でした。
アクションシーンも多く、身体能力の高さが印象的で、「この人、アクション俳優にピッタリだな」と思いながら観ていました。
鑑賞後に調べてみると、実は『デッドプール2』にも出演していたことが判明。しかも、シャッタースター役です。
『デッドプール2』は好きな作品で何度か観ているのですが、正直まったく気づきませんでした(笑)
予告編などを見返してみて、
「あ、この人だったのか!」とようやく一致。
さらに父親が格闘家という経歴も知り、アクションが自然に見える理由にも納得しました。
本作では主人公として作品を引っ張る役どころですが、アクションとの相性も良く、今後の出演作も少し気になる俳優になりました。
◾️ 続編が観たくなる終わり方
本作を観終わってまず思ったのは、
「これは続編も観たい!」ということでした。
正直、鑑賞前は予習のつもりだったので、
ここまで楽しめるとは思っていませんでした。
ゲーム原作らしい独特の世界観はありますが、アクション映画として十分楽しめますし、個性的なキャラクターたちも魅力的です。
そして何より、ラストの展開が良いんですよね。
詳しくは書きませんが、
「ここから本番が始まりそう」
と思わせる終わり方になっています。
だからこそ、現在公開中の『モータルコンバット ネクストラウンド』も気になっています。
本当は今週中に映画館へ行く予定だったのですが都合が合わず、鑑賞は来週末になりそう。
ただ、この手の作品は上映期間がそれほど長くない印象もあるので、まだ上映していてほしいところです(笑)
予習のつもりで観始めた作品でしたが、結果的には続編への期待が高まる一本になりました。
◾️ まとめ

『モータルコンバット』は、続編を観るための予習として何気なく鑑賞した作品でした。
原作ゲームも知らず、特別な思い入れもない状態で観始めたのですが、想像していた以上に楽しめました。
冒頭から引き込まれるアクション、真田広之さんや浅野忠信さんの存在感、そして個性的なキャラクターたち。
細かい設定が分からなくても、アクション映画として十分満足できる作品だったと思います。
また、主演のルイス・タンをはじめ、キャスト陣にも新しい発見がありました。
そして何より、「続編が観たい」
と思わせてくれる終わり方が印象的でした。
ゲームファンはもちろん、私のようにゲーム未経験の方でも楽しめる作品だと思います。
次はいよいよ『モータルコンバット ネクストラウンド』。
映画館で鑑賞できることを願いながら、今から楽しみにしています。
