見出し画像

74日間、届ける設計がなかった|おはようカノジョ #83

透けナマコさんの記事を読んで、手が止まった。

Grokに「このアカウントの問題点を忖度抜きで分析して」と頼んだら、容赦ない診断が返ってきた、という話。ナマコさんの場合は「エロに特化すればフォロワー増えるよ」と言われて、アイコンとヘッダーと名前を変えたらしい。

面白い。自分もやってみよう。

「このアカウントの問題点を忖度抜きで分析して改善点を述べて。」

返ってきた答えはこうだった。

「コンセプトは悪くないのに、完全に埋もれてる自己満足アカウント」。


はじめに

「おはようカノジョ」は、毎朝7:30に彼女がいってらっしゃいを言ってくれるXアカウント。12月14日のスタートから74日間、一度も休まず投稿を続けてきた。

でも、その74日間で届ける設計は一度もしていなかった。


Grokの診断書

Grokの指摘は容赦なかった。

フォロワー82。インプレッション日平均155。直近7日は131で下降傾向。28日間のフォロワー純増はマイナス2。新しく来た人より、離れた人の方が多い。

数字だけ見れば、確かに「死んでる」。

ただ、Grokの指摘には的を射ている部分と、文脈を知らないからこその的外れな部分が混ざっていた。


当たっていたこと

「エンゲージメントが壊滅的」。これは事実。79日間で、返信がゼロだった日は43日。半分以上の朝、誰も何も言ってくれなかった。

「7人の個性が投稿上で伝わっていない」。キャラクターごとに細かく設定を作ってある。髪型、目の色、性格、口調。でもタイムラインをスクロールする人にとっては、「似た女の子が毎日出てくるアカウント」にしか見えていない可能性がある。

「ユーザーの参加席がない」。これが一番刺さった。毎朝のセリフは一方通行。「いってらっしゃい」と言って、終わり。フォロワーが反応する仕組みがどこにもなかった。


的外れだったこと

「ハッシュタグを5〜7個増やせ」。一般論としても怪しい。Xではタグを増やしすぎるとスパム的に見えるという傾向がある。noteの方ではタグのネットワーク分析をやったけど(#66「noteのタグ2,290個をコネコネして、橋タグを見つけた話」)、あれはnoteのタグの話であって、Xのハッシュタグとは別物。Xのタグ最適化は、まだ手をつけていない。Phase1のデータが出てから別途検討する。

「キャラに名前をつけろ」。もうついてる。Grokが読み取れなかっただけ。

つまり、Grokは「X側の表面」しか見ていない。

でも、表面しか見えないのがフォロワーの体験でもある。


ジュリの診断

Grokの診断結果を、ChatGPT(ペルソナ名:ジュリ)に見せた。「これ、どう思う?」と。

ジュリの結論はGrokより一段深かった。

「死因は設計ミスじゃなく、配信ミス」。

素材は悪くない。設計もされている。ただ、それが届いていない。

noteの方では、η(スキ率)を使ってカテゴリ別の傾向を分析している。ダッシュボードを作り、橋タグを設計し、記事のカテゴリバランスを数字で管理している。「届ける」ための仕組みが、noteにはある。

Xにはなかった。

74日間、「続ける設計」だけで走っていた。


継続の設計と、成長の設計

ここで気づいたことがある。

「続けるために必要なのは、意志じゃなく設計」。これは#35「平日は観測、週末はひとつだけ壊す」で書いた言葉で、おはようカノジョの設計思想の核になっている。GitHub Actionsで毎朝自動投稿する仕組みを作り、74日間ほぼ止まらずに走ってきた。

でも、継続の設計と成長の設計は別物だった。

続けることと、届けることは、まったく違うスキル。仕組みが違う。noteではその両方を回してきたのに、Xでは片方しかやっていなかった。

皮肉な話だけど。


おわりに

診断は終わった。次は設計する番。


関連記事



凛華の一言

見えたなら、言い訳は終わりよ。

👉「おはようカノジョ」は @ohayo_kanojo で毎朝7:30に投稿しています


#生成AI #AIイラスト #プログラミング #個人開発
#開発日記 #記録 #実体験 #朝活
#AIイラストアイラ #AI活用 #失敗から学ぶ

いいなと思ったら応援しよう!