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【#創作大賞感想】ブレイクした先の幸せを感じろ!

本日は吉穂みらいさんの「リミッター・ブレイク」の感想を書かせていただきます。

人は壊れないために無意識のうちにリミッターがかけられている、ストレッチを習っている時にそう教わったことがあります。考えられないほど力を発揮できるけれども、リミッターを外してしまうと筋肉が耐えられないのだとか。

「でもね、みんなはリミッター外す前にリミッターかけてるから」

そういった先生は腰のあたりを押しました。すると私の身体、信じられないほど伸びたんです。「イタタタ」「先生、ひどっ」と言いながらではありますが。

本来のリミッターではないのに、できないと思ってしまうこと多いそうです。吉穂さんの作品を読んでいる時、思わずストレッチの先生の話が浮かんだのは、心当たりが大いにあったからでしょう。私はこれまで、どれだけのリミッターをかけ、どれだけ多くの可能性を捨ててしまったか、ゾッとします。

吉穂さんの作品を読んでいる間、小学校高学年以降の頃を思い出していました。ずっと作文が好きで、原稿用紙が配られるとウキウキするような子どもだったんです。周りが「うわー」と嫌がるのがわからず、こんなに楽しいのにと思っていました。

しかし、高学年になる頃、私は周囲の目が気になり出します。

感想文ってダルいよねw

そういう女子が格好良く見えたのです。内心では楽しいのに、それを否定することができず、その子達に同意していくうちに文章は劣化しました。それでも、どこかで「文才がある」と思い込んでいた私は、以前書いた小説のようなものを思い出し、読み直したのですが。

瞬間、赤面しビリビリと破き捨てます。それからライターになる2015年まで、私は文章と距離を取り続けました。羞恥心に負け、文章を書かず時間を無駄にしてしまったことを、今は後悔しています。

あの時間も文章と向き合い続けていれば楽しかっただろうに。

そんな後悔を持つ私だからこそ、吉穂さんの作品に、強く惹かれたのかもしれません。作品には周囲の目や評価により、勝手にリミッターをかけ、文章や人生に悩みを抱く人達が描かれています。

大人が夢を追っていいのか
評価してもらえない
知られたら恥ずかしい

大人ゆえの羞恥心が、範囲を狭めていることに気づかない人は沢山いる

吉穂さんの「リミッター・ブレイク」はそれを優しく伝えてくれました。自分で勝手に設定した限界を破壊したら、その先には幸せがあるのです。

好きなことは書いていいんだ!
時間を忘れて読んでいいんだ!
大人でも我慢しなくていいんだ!

読了した今、書くことへの勇気が倍増しています。多くの「できない」をほどく作品と出会え、幸せな気持ちでいっぱいです。

吉穂みらいさん、応募してくれて本当にありがとうございます。書く勇気をもらえました。心より感謝申し上げます。