【#私が小説を書くときにやっていること】 10卍までの道のり
大橋ちよさんの企画に参加します。
初めての2万字超え小説は2024年
2万字を超える小説を初めて書いたのは2024年です。それまでは2000字や400字前後といった掌編小説やショートショートしか経験がありません。そのため、プロットという言葉は2024年の創作大賞後に知りました。本当にど素人だったのです。お恥ずかしい。
私の頭の中はいつもくだらないことがつまっているので、それをひとつ抜き出せば400字くらいなら仕上げられるのです。といっても脳内を文字化するだけなので、かなり質の低いショートショートでした。ひねりもなかったです。
くだらないことばかり考えている私ですが実は、「あやまらなくていい人ばかりが「ごめんなさい」を言ってるな」ということを漠然と思い続けていました。あやまる人を見るたびに辛く感じていました。
また、「自分の正義を振り回して満足している人」も多いなとも感じており、弱い立場の人々をそういう人々から救う話ができないかと考えて出来たのが「ドシャえもん」です。正しいと信じて疑わない人が救われない話はホラーになるのではないかと考えて書きました。
2000字から2万字超えへ
「ドシャえもん」の原型は「2000字のホラー」という企画に参加した作品「ドシャエモン」でした。
この2000字を10話くらいに分けて加筆したら2万字はいけるかも
気楽に考え2024年7月17日から23日で11話を投稿しました。
「2000字ちょっと×10話」でいけば創作大賞の基準になると考え、最初に2000字を10個に切り分けて(?)各話に貼り付け、それを芯に文章を増やしていきました。無謀でしたね💦
よく2万字を超えたなとも思いますが、モチベーションの持続になったのがコメント欄。
馬鹿話しか書いてこなかった私が突然ホラーを書いたので、コメント欄に書き込んでくださる方が多かったのです。2万字は無理かもしれないと焦ったときにコメント欄に書かれてあった内容がヒントになり、アイデアが浮かび終わらせることができました。「ドシャエモン」を「ドシャえもん」に変更したのもコメント欄の書き込みの交流の結果です。言われてみると確かに後半を平仮名にした方が面白味があるなと感じ、即採用させていただきました。noteのコメント欄での交流はやさしさとアイデアに溢れているなと感動したことを決して忘れることはないでしょう。
後から読むと雑な構成に衝撃を覚え、穴があったら入りたくもなりますが、その気持ちが2025年の「ドシャえもん」リライトに繋がります。
もっと「ドシャえもん」を磨きたい!
2024年版「ドシャえもん」の高揚感を忘れられなかった私は、創作大賞2025年にリライトで挑戦することを決意します。ちょうど父が入院中だったため、移動の電車内で24年度版の「ドシャえもん」の登場人物をメモ帳に書き出し、ひとりひとりの性格をしっかりと書き込みました。これが人生初プロットです。性格を書き込むことで作品への理解が深まりました。関係図も書いていますが、電車の中で書いたせいで、私以外には全く読めないものとなっています。そのため、画像を載せるのは断念しました。お許しください。
脳内の妄想を組み合わせれば話ができると考えておりましたが、プロットを作ると話に厚みが出ることに気づきました。それまで、自分の作品には厚みがない内容が薄い、と感じていたのでプロットの大切さに気づけてよかったです。
それでもまだまだ内容が薄いので今年の創作大賞はプロットをもっとしっかりと作り込みたいと思います。
AIに騙され10卍に挑戦
創作大賞2025小説部門にかすりもしなかったことから少し気抜けしていた冬。冗談で「ドシャえもん」をAIに読ませてみると「カクヨムコンは1万から45000字だから「ドシャえもん」は参加できるよ」言われます。
公募のほとんどが創作大賞だった私は、その言葉を鵜呑みにして知識がないままカクヨムへ創作大賞に応募した「ドシャえもん」を修正もせず投稿しました。しかし、全く読まれません。困った私はnoteやX、たおたおさん運営のDiscordに読まれない辛さを正直に書き込みました。
するとAIに騙されていたことがわかりました。カクヨムコンは10万字以上でないと長編部門に挑戦ができないのです。自分で応募規定を読めばわかることですが、創作大賞後の腑抜けた状態だったのでAIの意見を妄信してしまいました。この経験後、心地良い言葉ばかり発するAIとは距離を置くようになります。
真実を知ってから、10万字から「ドシャえもん」の文字数を引き、最低でも6万5千字は加筆が必要だということに気づきました。未知の文字数にめまいがしました。「10卍」と茶化さなければ心が折れる、と思いました。
11話を「10卍」にするために最初にやったのは加筆する各話のタイトル決めでした。創作大賞2025では全てのタイトルを漢字2文字でつけていたので、12話以降も書く内容がはっきりしたら漢字2文字のタイトルを考えました。

及び補足
書きながら文字数をチェックします。上の画像の「24話 69561」のようにたまに、そのときの文字数を書いて自分を鼓舞しました。ページ下の方には確認のレ点や取り消し線、追加アイデアが書かれていますね。


プロットへの書き込みが増えるたびに創作ハイになっていく自分を感じていました。プロットがなくても書けるよという方は多分、心の中でしっかり物語が出来上がっているので言語化ができるのだと思います。
私も最初はプロット不要派だと思っておりましたが、プロットを書くようになってから、紙に書くことが自分にとっていかに大事なものであるかに気づけました。
私のプロットが正しいかはわかりませんが、参考になりましたら幸いです。
「きれいなものだけ」への軌跡
「ドシャエモン」→「ドシャえもん」→「きれいなものだけ」の変遷を最後に貼りつけておきます。
