【#創作大賞感想】一本松高校剣道部 ~伊月の剣~
TALESで創作大賞恋愛小説部門に多分チャレンジ(予定?)のusagiさんの「一本松高校剣道部 ~伊月の剣~」の感想文です。TALESにも推薦レビューを書かせていただきました!
現在連載中の「読み愛」参加作品です。usagiさんが描く繊細で温かな青春を体験したい方は上のTALESをクリック!
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こちらの作品はツインノベルズという連作形式で、kokoro_hashiruさんと書かれている小説です。 kokoroさんの「一本松高校剣道部~誠の剣~」とセットで読んだことで、違う景色を存分に楽しめました。 ツインノベルズの素晴らしさ、ぜひ堪能していただきたいです✨
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主人公伊月は明るくて素直でまっすぐな女子高生です。剣道部で真直ぐに竹刀を振り下ろすように友人に飛び込む様子はとても可愛らしく感じられます。kokoroさんバージョンでも主人公は家族から大切に思われていますが、男子高校生だからこそのプライドゆえか少し距離が遠いです。
しかし、usagiさんバージョンの主人公伊月の家族はギュっと距離感の詰まった家族として描かれています。ギュっと詰まっているのに程よい距離を保ってくれる両親に幸福感を感じた読者はかなりいらっしゃるのではないでしょうか?
適切な声のかけ方から温かな食事、伊月が無防備でいられるのも当然と思える家族がしっかりと描かれ、心地良い安心感と共に小説を読み進められました。
しかし、今作は家族を描きながら学校で部活で少しずつ成長していく女子高校生の心も繊細に描かれています。恋愛小説として成立しているのはこの繊細さがあるからだと感じました。また、妙に生々しくないのもusagiさんの繊細な筆致によるものと思えます。高校生の恋愛らしく爽やかな空気も忘れず描かれているのがとても良かったです。
友情や部活、日常の他愛もない会話や購買の人気メニューが毎日を占めているのはkokoroさんの作品と一緒でした。しかし、男女が入れ替わるだけで見ている風景が空気が違って見えます。ツインノベルズという形式のおかげで、男女の微妙な視点がズレる様子を楽しめました。
こちらの作品は創作大賞応募作だと思っていたのですが、エントリーがされていません。まだ連載中のため完結してからタグづけをされるのでしょうか?kokoroさんの方はしっかりとエントリーされているので、ぜひ応募して欲しいと思いました。ツインノベルズは同時に世に出てこそ、価値が高まるものだと私は思うのです。
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5月11日火曜日からTALESにて連載中。
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総合ランキングが結構いい感じでうれしいです。こんなに愛されたタニシはなかなかいないのではないでしょうか?
