【#創作大賞感想】セリオンの道化 [改訂版]
TALESで創作大賞お仕事部門にチャレンジされている、大橋ちよさんの「セリオンの道化 [改訂版]」の感想文です。TALESにも推薦レビューを書かせていただきました!
完結済みの「読み愛」参加作品です。大橋ちよ作品の一気読みが楽しめますよ♪
「読み愛」企画についての詳細はこちら👇
※読み愛企画の皆様、TALESに一気に私のコメントがついたら感想文が近いうちにnoteにあがります。突然通知の嵐でご迷惑をおかけするかもしれません。その際は笑ってスルーしてください。申し訳ありません💦
通常ならSFでチャレンジしてもおかしくない設定ですが、大橋ちよさんは敢えて「お仕事小説部門」にエントリーされています。遊び心でそうされたのかなと思いつつ読み始めましたが……まあ!とんでもない!この「セリオンの道化」は確かに
お仕事小説
でした!
SFの設定でありながら鉱石を掘り当てるその仕事内容は非常に具体的です。機材での掘削方法、掘るポイントを地図に落す様子、作業の進め方など、今現在、どこかで行われていたとしてもおかしくはないでしょう。「現場主義」か「上昇志向」かといった仕事に対する考え方もリアルでした。
そのような大橋ちよさんの創作とリアルが混在した作品内で、主人公は人間として成長していきます。主人公は十分すぎる才能を持つ天才です。優秀な成績を学校でも会社でも残します。職場に入ってからの「できるゆえの人間性の未熟な主人公」を作業風景や同僚と共に大橋ちよさんは、楽し気に丁寧に描かれています。
仲間の気遣い
仕事帰りに立ち寄る店
さりげなく入れられたエピソードは、どの職種でも起こるであろう交流として共感を生むのではないでしょうか。他人同士が集まる場所なんですもの、そういう付き合いや楽しみがあるのは異世界だろうと現実だろうとあっておかしくはありませんよね?
主人公が尊敬する先輩が操作する愛機は「セリオンの道化」と名付けられています。そのことについてはっきりとした説明はされておりません。これは余白を愛する作家の独特な感性によるものだと私は感じました。
(サレテナイデスヨネ?ヨミオトシテイタラゴメンンサイ)
あらゆる情報があっという間に手に入り、なんでも知っている気分になりがちな現代において、この「余白を楽しむ姿勢」は非常に貴重なものではないでしょうか。余白に自分の考えを重ねて楽しむ時間を持てるというのは、創作において非常に大切なものだと私は思うのです。
主人公が入社した会社は、鉱石を掘り起こすという力仕事であり、勘がものをいう現場なのにホワイトな職場なんですよ!もし、こういう会社があれば私は事務のパートとして働いてみたいです。
「こんなに掘れたのか?すごいじゃない!」
と笑顔でお茶とお菓子を差し入れてあげたいな
私には思いつかない世界観に酔いしれた週末、楽しかったです。
🐌🐌🐌
最後に自作の宣伝をさせてください。
現在ランキング好調な「だんな様はタニシ様」!
なんと累計でジリジリと上がって来てます。

連載が終われば落ちていくだけと考えていたので感動。ランキングはXの方で毎朝報告をしているのですが、創作大賞期間中はTALESからメールが届く限りupdown関係なく報告しようと思ってます。落ちていく姿まで正直に。それも良いではありませんか✨
「だんな様はタニシ様」と一緒に報告が来ている「ドシャえもん」は昨日まで12位でした。実は創作大賞が始まる前からずっとヒトケタ順位だったんです。Xで毎日報告していれば良かったな。反省。
「ドシャえもん」が10卍(万字)越えに生まれ変わった作品はカクヨムで公開中です。「ドシャえもん」の続きが気になるなという方は以下をクリックしてみてください。かなり本気を出して棒と狂気を振り回しています。「だんタニ」のような爽やかさは皆無です。
こちらも「だんタニ」効果かランクが動いたよと通知がきます。Xの影響ってすごいですね。
