【#創作大賞感想】sanngoの産卵は待望の火サス!
TALESでは夏野さんごさんを名乗られる、sanngoさんの小説の感想です。昨年の創作大賞で、sanngoさんのエッセイに心惹かれ、お願いまでして書かせていただいた感想文がこちら。
泣けるエッセイの第一人者といえる作品をこれまで多く書かれています。泣かせるだけでなくコメント欄に集まって来る、多くのnoterさんの心を温かくし笑いで満たす文章も得意なのですが。
実は、昨年から時々、小説も書いていました。彼女の書く小説はホラーだったり、バイオレンスだったりミステリーだったりエンターテイメント性抜群のものばかり。昨年、私はsanngoさんが小説を書くたびに「絶対、小説部門で挑戦して!」と言い続けていました。しかし、昨年は「小説」の産卵時期ではなかったようで、エッセイのみで終わっています。それがですよ!
今年、sanngoさんがとうとう小説デビューをされたのです!
完結してくれてありがとうございます!読めて良かった!
連載通知が来るたびに脳内に岩崎宏美さんのララバイが流れ、
チャッチャーンチャララララ……
ズンズンズンズントルルルトルルル……
ジャッジャーン!ジャッジャーン♪
と鼻歌まじりで読みにいきました。TALESでも上位ランキングでおなじみの作品なので、題名を見たという方は多いのではないでしょうか?
かなり腹黒い人々が登場してくるこの話は、作家夏野さんごさんが読者の目線を忘れずストーリーを展開するため、嫌味を感じさせません。だからといってパンチがないというわけではなく「うそ!」という展開が何度も訪れます。
昔流行った2時間ドラマのように楽しめるのは、夏野さんごさんが描くのが、一般家庭では起こらない上流階級や裏社会の中で話が進むからでしょう。現実にありそうと感じつつ、縁遠い世界で起こるドラマティックな展開を楽しめる、エンターテイメント小説として仕上がっています。ドラマで見るような優雅な世界で起こる歪な人間関係に、読む側はワクワクさせられるのです。この作品は、
スルスル読ませる筆力
悪役達の破滅
叶えられない切ない愛
が絶妙に絡み合い、火サスの世界へと導いてくれます。エンターテイメントとはこういうものだ、と教えてくれる素敵な作品です。まだ、の方はぜひ。ランキングに違わぬ読み応えを体験できます。
昨年、私の心に刺さったエッセイはこちら👇
愛が詰まっています。本当の愛を知っている夏野さんごさんだからこそ、エンターテイメントを描けるのだと思いました。
