博士号取得は「難関大学」ほど難しい?!
先日、ある方にお会いしたら、博士号は難関大学ほど取るのが難しいと思っているようだった。
世間では何かの知識テストに合格したら博士号を貰える等の誤解もあるようなので、私が知っている範囲という限界はあるが、以下で博士論文の構成を書いてみよう。
おそらくであるが、私が二つの大学院に行った結果(東京大学&筑波大学)や他の大学院の様子を聞いていると、博士論文が
・序章、第一章、第二章・・・第n章、終章
という構成で書かれるとすると、そのうちの二章分が
・査読付き論文
であれば良いようだ。
ようするに
・査読付き論文二本
というのが博士号の前提条件になっているのだ。
ただ、大半の大学院では、その査読付き論文が
・1本が【学術雑誌】の査読付き論文で、もう1本が【大学紀要】の査読付き論文
という「2本」であれば良いらしい(私が身を持って体験した東京大学&筑波大学ともにこの条件でであった)。
ただのただ、大学院(または研究室ごと)によっては、
・査読付き論文の内、1本が指導教員との共著である必要(たとえば、お茶の水女子大学)
・査読付き論文三本が必要(たとえば、早稲田大学)
・査読付き論文も特定の雑誌の査読付き論文でないとダメ(たとえば、東京都立大学)
など、バリエーションがあるようだ(より厳しい場合は、別に意地悪をしているわけではなく、おそらく博士号取得後の就職活動、すなわち大学の公募に応募するさいに有利になるように配慮しているのだろう)。
というわけで、別に「難関大学」だから取得が難しいわけではなく、査読付き論文二本というのを最低条件として、あとは大学ごと、または研究室ごとにバリエーションがあるというのが実情のようだ。
ちなみに、ある論文によると、理系の博士論文の平均ページ数は50ページ、文系の博士論文の平均ページ数は120ページらしい。
博士論文は500ページくらいあるイメージだった私は意外も意外であった。
要は、査読付き論文二本というのが、それだけ重要で、あとはオマケ(?!)ということでもあるのだろう(笑)。
話が逸れた。
つまり、どこの大学であろうが、専門分野によって、同じまたは似たような学術雑誌に投稿して、査読付き論文を持つ他ないので、どこの大学に行こうが、博士号取得の難易度は変わらないと思った方が良いだろう。
まあ、この辺は私が博士号を取得したら、より詳しい話が書けるだろう(笑)。
