見出し画像

終戦の日(NHKドラマ 「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」他)

(一年前(2024年8月)の日記より。)

終戦の日だった昨日夜に放送されたNHKのドラマ。
「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」

録画しておいて、一人で観た。

私はお酒が入ると涙腺が緩みがちだが、今日はしらふで観たのに最初の方から自分でも理由がわからない涙がつつつと流れ続けた。
そして終盤へ。
良いドラマだった。観て良かった。

私は博識ではないから、これくらいしか書けない。
それでいい。

いいものを観られた。


原作は知らなかった。
図書館で見つけたら読んでみるかもしれない。
ドラマ版が心に残ったから、敢えて読まないかもしれない。


****************************************************************


そして今年2025年の8月頭。最近のこと。
はじめてこの絵本を読んだ。

「世界で最後の花 絵のついた寓話」

作者さんが抱いていた思い。
今同じ思いを抱いている人、きっかけがあれば抱ける人。
そういう人が今のこの世界にもまだたくさんいるはずだと思えることが私にとっては救いのように思えた。

やさしいタッチの絵本だった。
興味が湧いた方は是非読んでみてください。

この絵本を読んだ翌日に、テレビでガザのニュースを見た。
(ちなみに、この後書くことに先ほどの絵本は影響していない。先ほどの絵本はやさしいタッチだったので。トラウマになるような絵本ではありません。)

話を戻す。
ガザで食料支援の配給に人々が押し寄せている映像を見た。
これまでにも同じような映像は見たことがあり、そのたびにいたたまれない思いを抱いていた。
でも、自分事としては感じられていなかったと思う。

この日のニュースでは、栄養失調で瘦せこけた幼児の映像が先に流された。

その後に見た「食料支援の配給に人々が押し寄せている映像」

これまでとは違って見えた。

押し合いへし合いで必死に鍋を差し出す人々。
泣いている女の子。
必死に叫ぶ成人男性。

私は彼らの言葉を理解できないが、この日初めて「肉声」が聞こえた気がした。
「お母さんが死にそうなの!いつも『あなたが食べなさい』って言って何も食べていなかったから!お母さんを助けて!」
「弟が死にそうなの!まだ小さいのに!」
「うちの子どもが死にそうなんだ!俺の鍋に入れてくれよ!頼むよ!お願いだ!頼む!!頼む!!!」

ああ、俺は何もわかっていなかったんだな、と思った。
これまでの私の想像力の無さを申し訳なく思った。

涙が出た。
一般市民をあんな目に遭わせるのはもうやめてほしい。

(指導者や軍人や兵士ならひどい目に遭っていいのかと言われたら困るが、その映像を見た時はただただ「一般市民をあんな目に遭わせるのはもうやめてほしい」と思った。)

(栄養失調の子どもの映像を見た直後だったから子どもばかり書いてしまったが「私の老母が」もあれば「うちのつれあいが」もあれば「俺は」もあるだろう。「もう何日も何も食べていないんだ」、と。)

さっき「俺は何もわかっていなかったんだな、と思った」と書いた私。
今も何もわかっていないのだと思う。
そんな私だが、戦争・紛争は終わりにしてほしい。強くそう思う。





いいなと思ったら応援しよう!