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【春告げの光】 シロクマ文芸部:お題「雷は」

小牧さん、お題をありがとうございます。貼付記事以下、参ります。



雷は、この季節には春雷と呼ばれる。俳句の季語にも使われる美しい響きのそれは、季節の狭間を表し、やっかいな気象を連れてくる。

例えばひょう、大きな氷の塊が地上を目掛けて降ってくる。暖かい空気と冷たい空気がぶつかり合い、雷雲かみなりぐもが生まれる。冬がその役目の終わりを告げる咆哮のようにも、それは思えてくる。


それは、私には「天空から放たれる弓矢」のようにも見えるのだ。それは何かを射貫くため放たれるものではなく、明日への道しるべなのだと。


鋭い光は時に物を、大地を打つ。だが、その厳しさの奥底には冬を溶かす熱がある。厳しさと優しさに揺さぶられ、抱かれて花の季節がやってくる。


「お花見弁当、何が食べたいかなぁ」
「気の早い話をすると何とかが笑うぞ。そうだな……いつも通り、握り飯や卵焼きがあれば最高だ」

そんな会話と共に。


拙稿題名:春告げの光
総字数:362字

よろしくお願い申し上げます。

末尾に「春雷」についての解説記事をリンクします。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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今回もこちらの二人です👇


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