SNSとChatGPTと「家族で世界一周旅行」
◾️そもそも家族で世界一周できるんか?
週末は「家族で世界一周旅行」
計画を立てるのにハマっていました。
世界一周旅行は私にとって夢物語のような存在で
憧れてはいても、自分とは別世界の話だと
思っていました。
ところがSNSを見ていると
意外といろんな方が
世界一周旅行をされている。
小さいお子さんを連れたワンオペママさんや
4人以上の家族で移動される方
世界一周が2回目以上の方もちらほら。
「夢は知識」という言葉がありますが
「家族で世界一周旅行」の事例が
こうもあるのを知ってしまうと
自分にもできる気がしてしまって恐ろしい。
奇しくも私の手元には
旅行系最強の異名を持つ
マリオット・ボンボイ・アメックスカード
いつになるかわからない
世界旅行を夢見て
この2年近くせっせと
ポイントを貯めていた次第です。
◾️一人娘のお受験問題
ところで
娘が来年で年中になります。
小学校受験を考えているのですが
そうすると
受験真っ盛りの年長での世界旅行はきつい。
小学校に上がってから
長期間欠席させるのもきつい。
そう考えると
来年しかチャンスはないのではないか
と、去年あたりから
薄々感じておりました。
ちょうど私自身
身の振り方を考えていたところ。
仕事を辞めて
新しい価値観を
インストールするのも
悪くない。
どうせならオフシーズンがいい。
暑すぎるのも寒すぎるのも嫌。
ということは
2026年5~6月頃しか
実現の機会はないのではないか?
幸い手元には33万近くのポイントと
すでに交換済みの
幾許かのマイルがある。
わずかながら退職金も出る。
というわけで
夢物語が俄かに
現実味を帯びてきて。
私は取り憑かれたように
世界旅行の計画を練っていた
というわけです。
◾️家族旅行計画のアルゴリズム
有料ChatGPTを使い倒し
似たような質問と訂正を繰り返し
「最適解」を病的に求めるループ。
SNSで入手した
憧れの風景や
真似したくなるノウハウ。
結局それらは次々と
正直な違和感とともに
葬られていきました。
なぜか?
これは
私たち家族の
世界一周旅行だから。
家族それぞれの日常がある中で
1ヶ月という長い歳月を
私のエゴに付き合ってもらう格好。
しかもこれは
歳月をかけて蓄えてきた
有形無形のリソースを
一気に溶かす営み。
やる前からわかっている後悔なんて
絶対に組み入れる訳にはいかないのです。
「なんでこんなところに来たの?」
「これ何か意味あるの?」
どんなに映えていても
どんなに効率が良くても
旅先でこんなセリフを吐かれたら
絶対に耐えられない。
だから
ChatGPTが
どんなに優れた答えを
用意してくれても
結局は
家族と共に過ごしてきた
自分の心と感性が
全ての正解を握っていたのです。
◾️SNSとの付き合い方
病的なまでのプランニング中に
気づいたことがあります。
私、自分の価値観を
浄化したかったんだなって。
この数年間
SNSにどっぷり浸かって
様々な情報や価値観に触れ
幾度となく意識の変容を迫られました。
視座が上がった気分になったり
視野が広がった心地がしたり
知らなかった世界に
どんどん没入し
スポンジのように
清濁吸収しまくりました。
その結果、確かに
自分の現実世界は変わったけれど
自分のこれまでを支えてくれていた
環境や過去が見えづらくなった。
むしろ、「今」の自分に「不都合」な一切合切は
「否定」した方がいいのではないか。
そんな悲しい思考回路に陥っていました。
病的なまでに世界一周旅行計画に
夢中になっていたのは
皮肉にもSNSから一旦離れ
自分にとって最高にリアルな
「家族」というフィルターを通して
「自分だけの価値観」に
戻りたかったからかもしれません。
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おかげさまで、最高のプランができました。
来年春に実行予定なので
現在想定できるあらゆるリスクを
考慮した、一応超リアルな世界一周旅行。
娘が喜びそうな
デンマークのレゴランドや
オランダのチューリップ畑は諦めました。
代わりに物価の安いチェコ滞在を伸ばしました。
私の幼少期の思い出が詰まった
アメリカの某遊園地を訪れるのも辞めました。
代わりにディズニーランドを入れました。
ポイントもマイルも貯めていたけれど
結局クレカ決済で航空券を取ります。
多分、私たち家族以外には理解できない
(もしかすると穴だらけかもしれない)
でも私たち家族にとっては最高に近い
そこそこ映えそうな世界旅行。
このまま実行するかはわかりませんが
とりあえず私は満足です。
私が家族にできる最高のギフトを
ひとまず作りきったから。
そして、私自身の価値観を
これ以上なく信じられて
自信を取り戻せたから。
思考の浄化をしたい時
超現実的な非現実的旅行計画は
以外とアリかもしれません。
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