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バタバタのまま、旅は始まっていく

朝はだいたい、バタバタしている。

荷物をまとめて、
子どもたちを起こして、
「今日、旅行だよ」と伝える。

毎回、そんな感じで家を出る。


空港に着くのは、
国際線なら1時間半前くらい。
国内線ならもう少しギリギリ。

余裕を持って出たいと思っているのに、
なぜかいつも、少し慌ただしい。


着いたらまず、スーツケースを預ける。

そのあと、コンビニで
おにぎりやパン、お菓子を少し買う。


稀に時間に余裕があるときは、
ラウンジに行ったり、
キッズスペースで遊んだり。


子どもたちは、
こういう時間をちゃんと楽しんでいる。


気づけば、
その場にいる子と自然に遊んでいたりして、
それもまた、空港らしい光景だなと思う。


コンビニで済ませることが多いけれど、
時間やハッピーセットのおもちゃ次第では、
朝マックをテイクアウトすることもある。

急ぎながら食べることもあれば、
機内に入ってから食べることもある。


空港にいると、
もう旅が始まっているような気もするけれど、

わが家の場合は、
まだ少し違う。


やることが多くて、
気持ちもどこか落ち着かない。


飛行機に乗って、
自分の席に座る。

荷物を整えて、
子どもたちの準備も確認して、
シートベルトを、カチッと締める。

そのとき、やっと思う。
「あ、始まるな」と。



バタバタのまま始まる、わが家の旅。

でもたぶん、
それも含めて、いつものかたちなんだと思う。


わが家の旅は、たぶんもう少し前から始まっている。

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