茅場町で出会った、忘れられない日本酒の時間
こんにちは。「はる」です。
予定変更から始まった一日が、思いがけず忘れられない一日になりました。
本当は別の予定だったのですが、急遽変更になり、友達と東京の日本酒のお店へ行くことになりました。
前日に決まった予定だったので、そこから急いでお店探し。
日曜日ということもあり、お休みのお店も多かったのですが、友達が見つけてくれたお店へ行くことになりました。
まずは東京駅で待ち合わせ。
行きたかった鯛(タイ)の炊き込みご飯のお店が人気店で、お昼前にも関わらずたくさんの人が並んでいたので、名前を書いて少し時間を潰すことにしました。
近くのお店で梅干しサワーを一杯飲みながら、鴨肉のメンチカツや牛刺しを食べていたら、思ったより時間が経ってしまい、気づいたら呼ばれていたというハプニングもありました。
それでも無事に入店できて、念願の鯛飯を食べることができました。
そのお店でも日本酒を一杯いただいたのですが、そこで初めて「料理と日本酒が合うってこういうことなのか」と感じました。

今まで私は、お酒は飲めるけれど、自分から買って飲むことはほとんどありませんでした。
酔う楽しさも正直あまり分からなくて、お酒を飲む理由は「味が好きだから」という人が多いのかなと思っていたくらいです。
でも、ランチの後に向かった「日本酒のお店」で少し考え方が変わりました。
東京駅から地下鉄に乗り、茅場町駅に向かいました。
お目当ては、駅の近くにある日本酒を立ち飲みできるお店です。
そこでは、たくさんの種類の日本酒を飲み比べることができました。
店内はカウンターを中心とした小さなお店で、店主さんとの距離も、お客さん同士の距離も近い空間でした。
お店に入ると、店主さんが好みを聞いてくれました。
カウンターに置いてある、味わいのグラフを見ながら、少し考えました。
正直、自分の好みがまだよく分からなかったので、その中で一番惹かれた「フルーティー」なものをお願いしました。
すると、いくつか候補のお酒を選んで見せてくれて、そのお酒がどこのものなのか、どんな味なのかを丁寧に説明してくれました。
でも、その説明は決して難しい言葉ばかりではなく、日本酒に詳しくない私にも分かるように、とても自然に教えてくれるものでした。
飲むことを急かされることもなく、気になったことを聞けば丁寧に答えてくれる。
日本酒の知識をただ伝えるのではなく、「日本酒って面白いよ」と楽しさを分けてくれているような、そんな店主さんでした。
最初に選んだのは、フルーティーなタイプのお酒。
「わかむすめ 月草(つきくさ)」
香りが華やかで、甘いような風味が鼻に抜けるけれど、甘すぎるわけでもなく、とても飲みやすいお酒でした。
「私、こういう味が好きなんだ」
初めて自分の好みが分かった気がしました。
そして、
その中でも一番印象に残ったお酒があります。
それが、「花陽浴(はなあび)」です。

埼玉県のお酒で、簡単には購入できない希少なお酒だそうです。
瓶のデザインもとても可愛くて、ピンクの文字やキラッとした雰囲気が目に入りました。
でも、見た目だけではありませんでした。
飲んだ瞬間、本当に美味しくて。
店主さんが「パイナップルみたいな甘さ」と表現していたのですが、本当にそんな華やかな甘さを感じました。
思わず「めちゃくちゃ美味しいです!」と言って、すぐ友達にも「これ飲んでみて」と勧めました。
友達も「美味しい!」と驚いていて、その瞬間を一緒に共有できたことも嬉しかったです。
もう一つ印象に残ったのが、
「スノードロップ」という福島県のお酒。

名前のとおり、真っ白でビックリしました!
日本酒なのに、ヨーグルトのような味わいで、梅の甘酸っぱさも感じられるお酒でした。
「日本酒ってこんな味もあるんだ」
今まで持っていた日本酒のイメージが大きく変わりました。
そして、このお店で一番驚いたのは、お酒単体だけではなく、料理との組み合わせでした。
気になっていた「あんこの燻製」を注文してみることに。
燻製の香ばしい香りがするのに、味はちゃんとあんこ。
粒あんの豆の風味も残っていて、岩塩を少しつけて食べると本当に美味しかったです。
さらに店主さんがおすすめしてくれた日本酒と合わせてみると、単体で飲んだ時とは全く違う美味しさになりました。
「あんこの味が強いから、すっきりしたお酒だと負けてしまう」
そう話して選んでくれたのは、
「三諸杉(みむろすぎ)」という奈良県のお酒でした。
その意味が、飲んでみて初めて分かりました。
料理とお酒で一つの味が完成する。
その体験が、とても新鮮でした。
最初は「ほどほどに飲んで帰ろうね」と話していたのに、気づけば時間を忘れて楽しんでいました。
この日は1人5杯ずつ日本酒を楽しみ、あんこの燻製を含めた料理も3品いただきました。
会計は2人で8,400円ほどでした。
普段、自分からお酒を飲みに行くことがない私にとっては、最初は少し高く感じました。
でも、お店を出た時には全く後悔がありませんでした。
東京にいながら、全国各地のお酒に出会い、その土地のお酒を味わう楽しさを知ることができました。
そして、素敵な店主さんと出会い、友達と「美味しいね」と共有できた時間。
1人あたり約4,000円。
これだけの体験ができたことを考えると、むしろとても贅沢な時間だったと思います。
私はこれからも、お酒をたくさん飲むようになるわけではないと思います。
でも、自分の好きなお酒を一本知っていることや、人生の中で「これは忘れられない」と思える味に出会えることは、きっと人生を豊かにしてくれるものなんだと思いました。
いつかまたこのお店に行った時には、また新しいおすすめのお酒との出会いを楽しんで、
最後にはもう一度「花陽浴(はなあび)」を飲みたい。
そんなふうに思える、忘れられない一日になりました。
今回訪れたのは、「日本酒スタンド酛 (もと)」というお店です。
また必ず行きたいと思える、素敵なお店でした。
プロフィール
名前:はる(1997年生まれ)
元公務員の事務職。今はYouTubeで片付け動画を作っています。
趣味は毎日の「雀魂」と、動画作り。愛猫を全力で愛でてます🐱
日常のことや思ったことをゆるく書いていきます。
