念願の魚の3枚おろし教室に参加し、アジとサバを捌いて煮付けまで作って、皆で美味しく頂いた話
2連休の1日目。朝から洗濯、仕事の整理。10時過ぎに家を出る。今日のメインイベントは魚の3枚おろし。講師は現役の魚屋さん。片道1時間半のところ(京都です)にそんな教室があるなんて、本当についている。
開始時間が19時なので、そこまでをどう過ごすか、ざっくり予定を立てる。まず、お昼ご飯は焼き魚を食べよう。魚をおろす教室からは少し離れてはいるが、自分にとって馴染みのある駅まで、まず移動。そこから徒歩8分ほどの、魚を炭火焼きしてくれるお店へ。
12時少し前に入店。中は観光客とビジネスマンで8割方、埋まっていた。カウンター席に案内される。新しいものに挑戦したくて「あかうおの干物定食」をタブレットで注文。15分ほどでやってきたあかうお。身はあっさり味で、いい感じに焼き色のついた赤い皮も、パリパリして美味しかった。今日も丁寧に骨を取り、できるだけ綺麗なラストをイメージしながらいただいた。

店を出て、とりあえず目的の教室の方向へ向かうことに。もし途中におしゃれなカフェがあれば、入ろうと思って歩き出したら、結構すぐに見つかった。ちょっと高かったが、バナナブレッドがあったのでそれを目当てに入店。
若い店員さんたちは、次々入ってくる海外からの観光客にも英語で爽やかに応対。奥には大きな焙煎機が数台見えていた。バナナブレッドは、チョコレート生地にバナナが詰まって、しっとりな上に、刻まれた香ばしいナッツが添えられていて、食べ応えがあった。コーヒーも、詳しくは分からないが、甘みがあって美味しかった。入ってよかった。
ちょっと贅沢をしたので、電車代を浮かすため&腹ごなしのために、目的地まで歩くことに。といっても30分ほど。その教室は、食文化ミュージアムという文化庁の施設内にある。ミュージアムの展示を見ることにした。
京都の食文化の歴史、懐石料理や精進料理などのバリエーション、食材である魚や京野菜の説明などの展示に加えて、京料理の解説ビデオ上映に、出汁の試飲コーナーまであった。和食に関わるものに興味津々な自分にとっては、楽しすぎる展示。試飲も五種類(昆布、鰹、昆布&鰹、鯖、ミュージアムオリジナル出汁)全部試した。
友人へのお土産を買い、いったんミュージアムを出たのが16時頃。さて、19時までどうしよう。近くにイオンがあったので、適当なコーヒー(こんどは110円のジャンクなコーヒー)で休憩。イオンの無料Wi-Fiを利用して魚のことを調べたり、明日の予定を見直したりしていたら、いい感じで18時過ぎになっていた。いよいよ本命が近づいてきた。はりきってイオンを出る。
ふたたび食文化ミュージアムの受付へ。体験教室に集まったのは総勢20名余り。4人ずつぐらいのグループに分けられ、それぞれに1人ずつ講師がつく。参加者を見渡すと、若い人から年配の方(自分を含む)まで、男女入り混じっていた。私のグループは男の子と若い女性の3人。後から聞いたら、男の子は中学2年生。何でもお父さんとよく釣りに行くので、今回参加したとのこと。若い女性の方は、料理は時々するくらいと笑って話されていたが、実際の包丁捌きは結構テキパキされていた。自分の子供くらいの年齢の2人に混じって、私も頑張ってアジとサバをさばいた。
講師の先生が前で解説しながら実演してくださり、大きくモニターに映し出されたそれを見ながら、各自自分の前の魚をさばいていく。うまくできない時や危なそうな時は、各グループの講師が手助けしてくださる。
練習としてまずアジをさばき、3枚おろしにしたものは各自お持ち帰り。その後、本番のサバ登場。大きさはサバの方が大きかったが、身の硬さはアジの方が硬く、サバは思った以上に柔らかかった。そのため、サバに包丁を入れる時は力を入れすぎると切れすぎるので注意するようにと言われた。
おろしたサバは、中骨が無いほうを3切れにカットし、そのうちの一切れをその場で煮付けにし、残りはお持ち帰り。煮付けに使う生姜のカットもやった。最後に上に盛り付ける「針生姜」なるものも作った。が、お世辞にも針とは言えない見た目の生姜になった。
完成した鯖の煮付けを、みんなで揃って試食。少し味つけが濃かったが、各自の思いがこもったサバは、どの人にとっても美味しかったんだろうなと思う。私を含めみんな楽しそうだった。
お持ち帰りしたアジとサバは、どうやって食べようかな。アジはいつものように塩焼きにしようかな。サバは、もう一度自分で煮付けにしてみようかな。
それにしても、自分がやっているところを専門家に見てもらってアドバイスをもらえて助かった。特に、包丁の持ち方や動かし方の癖、刃を入れる向きなどは、少しおかしくても、なかなか自分では気づけないからだ。
今日はたくさん歩いた。万歩計を見たら、1万6000歩を超えていた。魚の修行はまだまだ続きます。

