第1話 後編「誰にも頼れなくなった瞬間」
ある日、旅行で新幹線に乗ることにした。
久しぶりに遠方の親族を訪ねる予定で、買い物が不便な場所だったため、忘れ物がないよう入念に準備した。
まだオムツが取れていない時期だったので、荷物はどうしても多くなる。
その分、自分の荷物はできるだけ最小限にした。
やっと新幹線に乗車し、席に落ち着いた。
ほっと一息ついたその時、子どものオムツが濡れていることに気づいた。
まだ乗客も少なく、今なら替えやすい。
そう思い、「オムツを替えてくるね」と席を立とうとした。
その時、夫が言った。
「ここで替えればいいだろ。
トイレのオムツ台、汚いじゃん」
一瞬、言葉が出なかった。
この先には、
誰にも言えなかった感情や、具体的な出来事を書いています。
無料で公開すると、どうしても言葉を削らなければならず、
本当に伝えたかったことが残せませんでした。
「私だけじゃなかった」と思うだけで、ここで閉じても大丈夫です。
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