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レトロゲーム(MSX/ファミコン他)のドット絵作品を公開する際の適切なサイズは?

またニッチな記事です。小さなレトロPCやレトロゲームのドット絵をSNS等でシェアする際はそのままのサイズでは小さいので拡大する事になりますが、2025年3月時点において適切な画像サイズはいくつかという事を考えます。


ピクセルパーフェクトを目指す

ファミコン:256x224、MSX1:256x192、 MSX2:256x212、PCエンジン:256x224(他)。このサイズの画像をドットがくっきり正確なまま公開する事を考えます。

256x192

バランスのいいサイズ

閲覧する側はスマホをメイン、PCをサブで考えます。SNS想定ですが、X(Twitter)ならではのテクニックはいったん考えません。昨今色々な解像度のスマホがありますが、基本は動画が再生できるよう、16:9を抑えているでしょう。HD1280x720PかフルHD1920x1080Pに近いサイズを考えます。スマホを縦にする事も考えると720pxに収まるのは横幅256*2倍の512pxです。PCでみると少し小さいですね。1080pxで考えると4倍の1024pxとなります。3倍が抜けた。まあドット絵画像は横長なので、縦持ちの優先度は下げて、横持ちを重視しましょう。720Pに収まるのは3倍、1080Pに収まるのは4倍となります。

3倍  768x575 

PCでみるNoteでは3倍でも横が収まらず縮小されます。気軽に見るものとしては3倍が良さそうです。これが第一の正解。

フルHD特化

映像にする事や今後の高解像度化を踏まえるとフルHD1920x1020P基準で目いっぱい使って考えてもよさそうです。ここでドット絵の元となる機種により限界値が変わってきます。

ファミコン・PCエンジンなどの縦224pxでは4倍が限界です。MSXの場合はぎぎりぎり5倍が収まります。余白を黒でうめてフルHDサイズにしておくとさらに安心です。そして横幅はまだ余裕があります。

ピクセル縦横比を正しくする

例に挙げた4機種はみな1ピクセルが横長です。ファミコンは1.17:1の比率で横長としている解説サイトもありますが、自分は8:7つまり1.143:1であるという説(https://pineight.com/mw/page/Dot_clock_rates.xhtml を取ります。正確に言うと比率は 1.14285714286:1 で、逆数を取ると縦は横の0.875倍です。MSX1もMSX2もPCエンジンもこの比率で計算できます。元絵の横幅256を0.875で割ると横幅は約293ドットとなります。1倍から5倍までファミコン画像サイズがどうなるか並べると 1倍:293x224 / 2倍:585x448 / 3倍:878x672 / 4倍:1170x896 / 5倍:1463x1120 となります。MSX2の5倍は1463x1060、MSX1の5倍は1463x960となります。

ファミコン5倍は上下に少しはみ出ます。左右の無駄は無くなりました。

3倍ワイド 878x576

この際、横に整数倍でない拡大が入るため、普通に拡大処理を行うとドットのボケが出ます。(実際のブラウン管ではぼけているのですが、ドット絵としての見栄えを考慮するならばボケないほうがいいので)ニアレスネイバーなどはっきりしたドットが残るアルゴリズムを選ぶ必要があります。1ドットの横の大きさが場所に変動しますが、拡大してじろじろ見ないとわからないです。webMSXなどのエミュレーターもデフォルトで横の拡大が入っていますが1ドットサイズが変動している事がわかりません。これが第二の正解です。

5倍ワイド+ 余白

縦を目いっぱい使う

どうせ横が伸びてしまったので、縦を1080pxまで伸ばしてみましょう。この場合、ファミコン:1413x1080、MSX2:1493x1080、MSX1:1648x1080となります。1ドットの縦横ドット数が不ぞろいにはなりますが、気にならないのならこれが第三の正解です。

(1648+余白)x1080

ついでにノートヘッダーも考察します。ノートの記事ヘッダーは1920x1006という縦がよくわからないドット数になっていますが、これをMAXとすると、それぞれファミコン:1316x1006、MSX2:1390x1006、MSX1:1535x1006のサイズとなります。

1920x1006

計算が面倒くさいですが、縦幅MAX*293 / (224または212または192) が求める横幅となります。

小さいままでは駄目なのか

小さいまま公開して閲覧者が拡大して表示する場合、アンチエイリアスがはいりドットのぱっきり感が台無しになってしまう恐れがあります。アンチエイリアスがかかってほしい場合であっても、アンチエイリアスのかかり具合がコントロールできないので、自分でアンチエイリアスをかけた大きな画僧をアップロードするのが良いです。

ファイルサイズについて

大きな画像になるとファイルサイズを食うわけですが、そこはさすがドット絵、色数も少なくパターンも複雑でないので圧縮がかなり効きます。今回のヘッダー画像の場合1920x1006pxで24.8kです。無視していいでしょう。

さて、この記事ではバキバキにエッジが効いたドット絵をシェアする際の画像サイズの考察をまとめましたが、次記事でブラウン管の特性を考えた拡大いついて考察します。

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