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Vol.56 一緒に登るということ──高尾山で感じた爽快感

はらともです。

お茶とお料理、そして心の養生。
今日も、暮らしの中にある小さな“整う瞬間”を綴ります。


はじめに


先日、
仲間と一緒に高尾山に登ってきました。

暑い日で、
歩き始めるとじんわり汗をかくような陽気。

でも、
それ以上に気持ちがよくて。

自然の中を歩く時間は、
やっぱりいいなぁと感じました。


仲間と登る楽しさ


登り始めは、
みんなでおしゃべりしながら。

あれこれ話して、
笑って、
とてもにぎやかだったのですが、

だんだんと坂道や階段が続くにつれて、

オット☆以外は、
少しずつ、
無口になっていく私たち(笑)

それもまた、
山登りらしくて。

息を整えながら、
一歩ずつ進んでいく時間でした。


子どもたちと階段


途中、
小学生の子どもたちの集団と一緒になりました。

「こんにちは」

と挨拶をしながら進んでいく。

長い階段のところでは、
子どもたちに先に行ってもらって、

私たちはそのあとを、
ゆっくり、ゆっくり登りました。

するとオット☆は、
まるで子どもたちの引率の先生のように、
先頭をきって先に登っていて(笑)

その姿に、私たちはゲラゲラ笑いながら。

気がついたら、
頂上に着いていました。


頂上の爽快感


頂上に着いたときの、
あの爽快感。

そして、
登れたという達成感。

本当に嬉しかったです。

暑くて汗もかいたけれど、
その汗すら気持ちよく感じるような時間でした。

富士山をバックに、
オット☆はビールをぐびっと。

その姿もまた、
なんだかとても楽しそうで。


山頂のおやつ時間


私たちは日陰に移動して、
おやつタイム。

オット☆が、
水筒に700mlのお湯を入れて
持ってきてくれていました。

そのお湯で、
その場でコーヒーを淹れて、

山頂でコーヒータイム。

これがまた、
とても美味しくて。

ちなみにオット☆は、
その700mlのお湯のほかに、

アクエリアス500mlと、
お水500mlを1本ずつ。
さらに、
凍らせたクエン酸入りのレモン水500mlまで
持って登っていました。

飲み物だけで2リットル以上。

しかも、
ビールまで持っていたのでした(笑)

ありがたいなぁ。

コーヒーを飲みながら、
おやつを食べて、
またおしゃべりも弾んで。

本当に楽しい時間でした。


父と登った高尾山


高尾山に前に登ったのは、
父と一緒でした。

かれこれ10年くらい前でしょうか。

父は70代になってから、
高尾山に2回以上登っています。

しかも父は、
高所恐怖症。

だから、
リフトやケーブルカーは使わず、

行きも帰りも、
自分の足で歩いて登っていました。

今あらためて考えると、
それって本当にすごいことだなぁと思います。

そのときのことを思い出して、
また笑ってしまいました。

父は、
買ったばかりの一眼レフを
望遠レンズ付きで持って行きたい
と言い出したのです。

望遠レンズって、
大きいし、重い。

「撮らないと思うけどなぁ」

と、ちらっと言ってはみたものの、

一度言い出したら曲げない父なので、
結局、当日持っていくことに。

すると案の定、
途中で、

「重たい……」

と。

「ほらぁー!」

と思いながらも、

70代で登るだけでも大変だろうと思い、
結局わたしが、
その一眼レフと望遠レンズを抱えて
登ることになりました。

そうなると思ったんだよー(笑)

でも父は父で、
昔の話を持ち出してきます。

家族で東京タワーに行ったときのこと。

幼稚園入園前だったわたしが、

「階段で登りたい!」

と言い出したそうです。

ところが、
いざ階段で登り始めると、
すぐに、

「疲れた……」

と言い出したらしく。

結局父は、
わたしを抱えて登ったのだとか。

それを思うと、

高尾山で一眼レフと望遠レンズを抱えたのは、
少しだけ恩返しだったのかもしれません(笑)


おわりに


仲間と登る山は、
ひとりで登るのとはまた違う楽しさがあります。

おしゃべりして、
笑って、
時々無口になって。

ゆっくりでも、
一歩ずつ進んでいく。

気づけば頂上に着いていて、
そこには爽快感と達成感がある。

山登りって、
人生みたいだなぁと思いました。

まぁるい世界は、

一緒に歩く人たちとの時間の中にも、
父との思い出の中にも、

ちゃんとあるのだと思います。


📝 今日の養生メモ


無理に急がなくてもいい。

自分のペースで、
一歩ずつ進むこと。

一緒に歩いてくれる人がいると、
道のりは少し楽しくなる。


☕ 今日のひととき


漢方養生指導士・漢茶マスターでもある私が
セレクトする今日のひとときは、

山頂で淹れたコーヒーと、
小さなおやつを。

コーヒーでかんぱーい♫


汗をかいたあとの一杯は、
身体にすっと染みわたるようで。

日陰で風を感じながら、
ほっと一息。

その場で淹れるコーヒーは、
いつもより少し特別な味がしました。

今日も、
静かにお茶を淹れます。

まぁるい世界の中で。

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