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ぶくぶく茶から野点(のだて)へ

近頃は家族の近況を
SNSで知るという時代である。


子どもたちは進学や就職で
家を離れ
何事もなければ連絡もない。



便りのないのは良い便り

なのだろう。


しかしやっぱり
いつでも連絡できる時代だからこそ

時々 生存確認の連絡してね。

と親としては少々控えめに
アピールをしてみる。



少し前に
大学院に通う娘のSNSで
このようなものを見かけた。





ん?

これは何かな?



娘が企画した
ゆる過ぎるお茶会です。 笑笑


そういえば
この間会った時に
お茶を習ってみたいと
言っていたような...



まだ子どもたちが幼稚園に入る前。

私の父は孫たちに
よくお茶を点ててくれた。

と言っても
かしこまった感じではなく
普段使いの
ちょっと素敵なおやつ時間のひととき。

孫たちに
親しみを込めて
抹茶のことをぶくぶく茶と呼んだ。


ぶくぶく茶できたよー。


和菓子は準備していない。
代わりにチョコレートひとかけら。


幼い子どもたちは
まずチョコレートひとかけらを
口に入れる。

食べ終わると
抹茶を飲んだ。


おいしいねー。


ささやかで
楽しくて
美味しい時間。

父はそうやって日本文化を
自然と身近に感じさせてくれた。



見立てる野点(のだて)の会


持参の器


自由な発想で
気軽に楽しむ野点。


知り合いの学生10人くらいが集まった。


本を読んだり
話をしたり
お昼寝をしたり...。

リラックスして思い思いの時間を過ごす。


お茶道具は何もありません。



夏になって暑くなると
友人と渓谷に遊びに出かけたようだ。

川でもお茶を点てる。

涼しそうだね



美術館や庭園などに遊びに行けば
敷地内にある茶室に寄ってみる。

そこで美味しく点てていただいた
お茶と和菓子をいただく。


機会があれば
時折り触れてきた日本の抹茶。


今やその裾野は
世界にまで広がっている。

抹茶を使ったスウィーツは大人気だ。


幼い頃から親しんだ
父のぶくぶく茶は
孫に受け取られ
野点(のだて)という形となって
繋がっていた。



文化というのは
中心の伝統を受け継ぎながらも
その周囲の裾野もまた
時代にあった形で表現されながら
自由に広がり繋がっていく
ものなのかもしれない。




孫娘は祖父が使っていた
お茶道具一式を
密かに狙っている。✨



きっと天国から微笑ましく
見守ってくれているよ。



私は夏になると
妙香園の昔懐かしい
冷たいグリーンティーを思い出す。

紙コップ一杯100円でした。


あの時代が懐かしい〜






※ぶくぶく茶は別の飲み物として
実際に存在しているものです。















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