【スパイス曼荼羅・別冊】化学で再現する、極上バターチキンの教科書
第1回「黒胡椒から唐辛子へ」の本編では、唐辛子という暴君をデリーの料理人が「脂質」という緩衝地帯で手なずけた歴史とロジックを紐解いた。
今回は、そのロジックを自宅の台所で完全に再現するための「精密な数式(レシピ)」を公開する。
巷にある「市販のルーに頼るカレー」や、ただ砂糖をぶち込んで「甘くしただけのバターチキン」とは一線を画す。日本のスーパーで手に入る食材を使いながら、農学・化学の視点でスパイスと脂質の結合をコントロールし、デリーの名店が誇る「シルクのような口当たり」と「ご飯にも抜群に合うキレ」を両立させた、僕のオリジナルレシピだ。
台所を、冷徹かつ官能的な実験室に変えよう。
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