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相談を受けるということ~hanasakiさんの記事から①~

はじめに

hanasakiさんの記事を読んで、色々浮かんできて、許可をいただいて記事にすることにしました。
hanasakiさんありがとうございます。
きっかけになった記事はこちらです。

転職エージェントの仕事

内容は読書感想文の記事だったのだけれど、私が気になったのは「ダイバーシティって福祉?」の中で、ダイバーシティを実践したいと話すhanasakiさんに「障害者といっしょのおそうじの仕事しかヒットしない」と転職エージェントの方が話す部分。


おそらくダイバーシティというキーワードを入れて求人検索をしたらその仕事以外ヒットしなかったという意味でだと思うけれど、思わず、それなら、あなた=エージェントがいる必要はないのではと言いそうに。

検索するだけならAIで十分。
機械でできない広がりを持てることこそ、人間がAIに対して優位性を保てる数少ない部分で、だからこそ相談するという仕事だけは、最後まで残ると言われているのに。

そしてこの方はダイバーシティという言葉の持つ意味すら考えようとされていないのではと思ってしまった。

障害のある方のおそうじの仕事がヒットしたのは求人を出した会社がダイバーシティという言葉を説明に入れていたから。
それ以外のダイバーシティに関わる業務や業界は相当数あったはずなのに、そこと全く結びつけられないというか、結びつける気がないのは本当に残念。


転職エージェントというのは、自社に来た会社からの依頼に合う人を探すのが仕事なので、この方の対応を見ると、条件に合わなかったから自分にメリットはないという考えかもしれないいし、それは間違いではないのかもしれないけれど、それでは、言われたことをやっているだけ。
本来はhanasakiさんが以前相談されたエージェントのように、自分で広げてヒットする状況を作るのエージェントの仕事だと私は似た業界にいるものとしてひっかかってしまったのだ。

言葉のとらえ方

似たような表面的な言葉のとらえ方という意味ではよく使われるキャリアという言葉もそう。
キャリアというのは職業や同じ仕事を続けることだといまだに誤解している人が多くいる。キャリア・ウーマンなどという今では死語だと思う表現はその最たるものだと思う。

仕事の相談のためには、キャリア・コンサルタントという資格があるのだけれど、資格をもっていても、時々キャリアというのはその業界で仕事を続けることという大いなる誤解をしたままの方もいる。そういう方は出産や家庭の事情で仕事を辞めようとすることを、キャリアを途絶えさせるとか捨てるなどの表現をしている可能性もある。

本来は、キャリアは人生をどう生きるかというものなので、途絶えることも、捨てることもないと私は思っている。生きている限り、キャリアは続くのだ。

相談について

今回のエージェントの方が、hanasakiさんがコメントでやりとりされているような、ろうの方とのコラボレーションなど、素敵な話を引き出していたら全然違ったのになあととても残念。

コーチングのお話も同様で、本人の意思を明確にしていくのがその目的だと思うのだけれど、受けている側が特定の方向へ向かわせようとしていると感じるようでは、誘導になってしまう。

転職エージェントもコーチングもhanasakiさん自身は相談という言葉は使っていらっしゃらないけれど、私の中ではどちらも相談の一種に位置づけているのでいろいろひっかかるのだと思う。

カウンセリングでも、よく、相談したけど嫌な想いをしたという記事を見るたびに、残念な想いが湧く。

お金と時間を費やして、勇気を振り絞って受けたのに、それでは悲しい。

相談、特にカウンセリングは共同作業の部分が多いので、何かをしてもらうという意識で行くと、期待に反するのではという気はするのだけれど、それも含めて、やっぱり、終わった瞬間に何かしら、来てよかったなという気持ちになってほしい、そう思える相談があるんだよと、クライアントでもあった私は思ってしまう。


なんの分野であれ、相談はその漢字どおり相手があって、談=対話がなされるというものすごくクリエイティブな事柄と思っている。

それは本当に一期一会の出会いで生じる奇跡のような瞬間のはずなのに、それが活かされていないということ、相談に関して失望する人がいるということがとても哀しい。

相談を受けることとは

とはいえ、偉そうにこれを書いている私自身の相談が、本当にそう思える相談かどうかは相談したお客さんにしかわからない。

お客さんは結構みんな優しくて、その場では、良かったです、ありがとうございました、と言ってくれるので、本当のところは続けてきてくれるかどうかぐらいでしかわからない。それもよくなったからこないのか、相談の時に違和感があってこないのかは、たいていの場合こちらではわからない。

間違いなく、何人かの方は、相談しなければよかったと思っていると思う。

実際そう言われたこともあるし、言われなくても、そういう可能性があることを心の奥に忘れずにもっていなければいけないといつも思っている。

相手を置き去りにしたら、相談はあっという間にただの聞き手側の自己満足となる。

相談を受けるというのはその覚悟を持った上で、ただひたすらうまくいきよう祈りながら目の前のその人のことを見て、聴いて、応えること。

この時間があなたの役にたちますように。
この時間があなたを支える何かになりますように。
この時間があなたを安らかにしますように。

それが私の相談。

hanasakiさんも、次は良い時間を共有してくれる相談相手がみつかりますように!

長くなりましたが、改めて相談を受けることについて考える機会を下さったことに感謝します💛



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