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お金を受け取るのが怖い人へ。価格をつける前に整えたい気持ち

「これでお金をもらっていいのかな」

自分の商品やサービスに値段をつけようとした瞬間、そんな迷いが浮かんだことはありませんか。

今日は、その迷いの正体を一緒に見ていきます。

「価格をつける」だけで、こんなに苦しくなる

得意なことを仕事にしようと思っても、最後に立ちはだかるのが「値段」です。

安すぎると自分がすり減る。高くすると「こんな私が」と気後れする。結局、価格を決められないまま、動けなくなってしまう人は少なくありません。

技術やスキルの問題ではなく、「お金を受け取ること」そのものへの抵抗感が原因になっていることも多いのです。

無料ならすんなり差し出せるのに、金額をつけたとたん、手が止まる。そんな経験がある人もいるのではないでしょうか。

なぜ「受け取る」ことに罪悪感が出るのか

家族のために、誰かのために。そうやって自分を後回しにしてきた時間が長いほど、「自分のために対価を受け取る」ことに慣れていません。

これは認知のゆがみのひとつで、「人のために動くのは良いこと、自分の利益を求めるのは悪いこと」という思い込みが強く働いている状態です。

事実として、あなたの時間や技術には価値があります。それでも、頭ではわかっていても、心が追いつかない。そんな状態になるのは自然なことです。

さらに、「お金の話をするのははしたない」という空気の中で育ってきた人ほど、価格を口にすること自体に緊張してしまいます。これも、あなた個人の弱さではなく、育ってきた環境の影響です。

価格は「自分の価値」そのものではない

ここで大切なのは、価格と自分の価値を切り離して考えることです。

価格は、あなたという人間の価値を測るものではありません。相手が受け取る変化や時間の対価として、社会の中でやり取りされる、ただの数字です。

安くしたからといって、あなたの価値が下がるわけではありません。逆に、高くつけたからといって、傲慢になるわけでもありません。

自分の存在価値と、商品の値段を、いったん別の話として考えてみてください。値段は、あなたそのものではなく、あなたが差し出す「時間」や「変化」につけられるものです。

「怖い」まま、小さく始めていい

怖さがなくなってから始めようとすると、いつまでも始められません。

完璧に仕上げてから出そうとせず、まずは小さく形にして試してみる。そうやって、実際の反応を見ながら整えていくやり方もあります。

最初から完璧な価格を決めなくても大丈夫です。まずは仮の値段をつけて、一人に試してもらう。その反応を見ながら、少しずつ整えていけばいいのです。

  • 今の自分が納得できる、仮の金額を決めてみる

  • 一人にだけ、その金額で試してもらう

  • 受け取った感想をもとに、少しずつ見直していく

金額は、一度決めたら変えられないものではありません。育てながら整えていくものだと考えると、少し肩の力が抜けるかもしれません。

怖さを消してから動くのではなく、怖さがあるまま、小さく動いてみる。それも十分な一歩です。

受け取ることは、相手の意思を尊重すること

もう一つ覚えておきたいのは、対価を受け取ることは、相手の「払いたい」という意思を尊重することでもある、という視点です。

相手は、あなたの時間や技術に価値を感じたから、対価を差し出しています。それを遠慮して受け取らないことは、相手の選択を軽んじることにもなりかねません。

そう考えると、受け取ることへの罪悪感も、少しだけやわらぐのではないでしょうか。

【今日の小さな問い】
あなたの時間や経験に、これまで「値段」をつけたことはありますか?


最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 この記事が、小さな一歩を考えるきっかけになりますように。
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