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伝統的肉食民族の悲劇


​皆さん、こんにちは!モグです。
今日は、前回から続く伝統的な肉食民族を調べてたらYouTubeで丸々名著が全部聞けたので是非、紹介させてください↓

​現代人が抱える「嫉妬」「独占欲」「慢性的な不安」。これらは心の弱さではなく、脳の炎症が引き起こした「生物学的な退化」かもしれないとしたら?

​歯科医師ウェストン・A・プライス博士が1930年代に世界中を歩いて記録した『食生活と身体の退化(Nutrition and Physical Degeneration)』。この本には、人類が「白い毒(糖質・植物毒)」を受け入れた瞬間に、身体だけでなく「凪」の精神を失っていく残酷な記録が遺されています。

​各章のサイテイションと共に、その悲劇の歴史を考察したいと思います。

​1. スイス・レッチェンタール:信頼が「鍵」に変わった日(第3章)

「魔法の谷」と呼ばれたスイス、レッチェンタール

​標高の高い孤立した渓谷で、乳製品とライ麦を中心に生活していた人々。彼らの社会には、驚くべき特徴がありました。☆ここでのライ麦摂取は必ず長期発酵させた物で非常食としてです。

​伝統の姿: 村には警察も監獄も、そして「家の鍵」すら必要ありませんでした。

​崩壊の瞬間: 近代的な砂糖と精製小麦が流入した直後から、村に初めて「盗み」が発生し、人々は家を施錠し始めました。

​生化学的視点: 脳がクリーンであれば、隣人を疑う「不安」がそもそも存在しない。糖質が脳を狂わせた瞬間、人は「所有」を守るために境界線を引き始めたのです。

​2. ヘブリディーズ諸島:海に守られた「調和」の終焉(第4章)

スコットランドの西岸に広がる、荒々しくも美しい自然が残る島々

​スコットランド北西の島々。魚介類とオーツ麦を食べていたゲール人のコミュニティ。☆このオーツ麦も1と一緒で発酵、非常食です。

​伝統の姿: 伝統食を守る人々は、身体的な美しさだけでなく、高い道徳心とコミュニティの調和を保っていました。

​崩壊の瞬間: 砂糖やジャム、缶詰を食べるようになった「近代化グループ」は、一世代で顔つきが歪み、同時に「コミュニティの不和」が常態化しました。

​生化学的視点: 身体が崩れる時、心もまた同時に崩壊する。代謝のノイズは、他者へのリスペクトを「不信感」へと書き換えてしまいます。

​3. イヌイット(エスキモー):「共有」から「所有権争い」へ(第5章)

アザラシ、クジラ、魚、トナカイなどの動物性食品を主食として生き抜いてきた伝統を持つ

​アザラシやクジラの肉と脂肪だけで生きる、究極の肉食民族。

​伝統の姿: 妻さえも差し出し合うほどの「絶対的な信頼」に基づく共有文化。彼らにとって他者は「共に生きる仲間」でした。

​崩壊の瞬間: ウイスキーと砂糖が持ち込まれた結果、理性のブレーキが壊れ、かつての規律ある「性の共有」が、暴力的な「レイプ」や「女性の独占(所有)権争い」へと変質しました。

​生化学的視点: アルコールと糖質が脳の安定を奪い、その空いた穴を「暴力的な支配」で埋めようとした完成形です。

​4. マサイ(マライ):戦士の「安定」を奪ったチャイと酒(第7章)

勇敢な戦士マサイは超有名!

​かつて「乳・肉・血」だけで生きた誇り高き戦士たち。

​伝統の姿: 最小限の動きで高く跳ぶ「マサイ・ジャンプ」のような、極限まで無駄のない肉体と、揺るぎない自尊心。

​崩壊の瞬間: 砂糖たっぷりのチャイ(紅茶・シュウ酸)や安価な酒、穀物の流入。定住化により「土地の私有」が始まると、嫉妬と殺傷事件が頻発するようになりました。

​生化学的視点: シュウ酸による神経系の炎症が、かつての戦士の「凪」を奪い、イライラした「支配欲の塊」に変貌させてしまったのです。

​5. アボリジニ:精神の聖域を焼いた「白い毒」(第10章)

オーストラリアでは今でもカンガルーハンティング盛んで凄く美味しいらしいです!

​数万年の歴史を持つ、最も精神性の高い狩猟採集民。

​伝統の姿: 豊かなブッシュ・タッカー (大自然の中で自生する野生の動植物や食材)を食べ、争いを知らない穏やかな精神を持っていた人々。

​崩壊の瞬間: 白い小麦粉、砂糖、アルコールが彼らの脳をジャックしました。かつてはあり得なかった仲間内での性的暴行や、財産の奪い合いが常態化しました。

​生化学的視点: 代謝の乱れは、自己肯定感を根底から破壊します。その不安を鎮めるために、彼らは互いを傷つけ合う「独占のゲーム」に引きずり込まれました。

​「不安」を「所有」で埋める暴走を止めるために

​プライス博士が記録したこれらの事例から分かるのは、「性格や気性は、食べたもので作られる」という冷徹な事実です。

​糖質やアルコール、そしてシュウ酸が脳に「ノイズ(炎症)」を引き起こすと、人はシラフで「凪」の状態を保てなくなります。その不快感を、誰かを支配すること、あるいは何かを独占すること(所有)で埋めようと暴走し始めるのです。

​私が肉食を選び、植物毒を抜き、お酒を飲まない理由。

それは、彼らが失ってしまった「鍵のいらない世界」を、もしかしたら垣間見れるかも?と思っているんです。

だって、気になりませんか?

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いかがでしたか?

もう現代では、完璧な伝統的肉食民族を見ることは不可能なんだな…と悲しく思うと同時に、ここまで豊かで何でも手に入って自分で選べる現代なら再現して近い食生活や精神性を感じる事は可能だなとも思いました。(タイムマシン無くても見れる!というか体感できるなんて凄くないですか!?やったー!)

もちろん生き血飲んだり、旅人を家に泊めて一緒に寝ようとは思いませんが、肉食生活は、彼らが築いた素晴らしいコミュニティーと精神性を感じれる手段なのでは?と興味がますます湧きました!

そして、プライス博士が『文明の食品』と呼んで警告した「白い毒」である「砂糖 • 小麦粉 • 酒」に注目していますが私は本丸はそう、一緒に入って来たであろう「シュウ酸」だと思っています。紅茶、スパイス、ココアや野菜……伝統的な肉食(あるいは高脂質食)による安定した代謝が、近代食の流入で崩れた瞬間、身体は文字通りパニックに陥ったはずです。糖質によって脂質代謝が止まり、炎症を抑える力が弱まったところへ、紅茶やスパイス、野菜に含まれる大量のシュウ酸がなだれ込む……。

​さらに、お酒によって肝臓の解毒リソースが奪われれば、シュウ酸は代謝されずに蓄積し、神経系への炎症を加速させます。抗生物質すらなかった当時、彼らの内臓や神経が受けた「未知の毒」によるダメージは、私たちが想像する以上に凄惨なものだったのではないでしょうか。

注目すべきは、当時はまだ、抗生物質の影すらなかった……つまり、彼らの精神崩壊は『薬の副作用』ではなく、純粋に食べ物(シュウ酸や糖質)だけで引き起こされたのです。

現代の私たちはどうでしょう? 伝統的民族を壊滅させた『毒』を日常的に摂りながら、さらに抗生物質でシュウ酸への防御壁(腸内細菌)まで失っています。私たちがマサイやイヌイット以上の不安と独占欲に駆られているのは、生物学的に見て当然ではないでしょうか?現代人可哀想過ぎる!

皮肉な事に抗生物質がない時代、西洋文明が「薬」や「贅沢品」として持ち込んだものの中には、実はスパイスやハーブといった……大量のシュウ酸を含むものも少なくなかったのです。そして、現在でも白い毒は毒として見られつつも嗜好品=控えるべきという概念ですがシュウ酸の「黒い毒」は未だに健康的であるというイメージでいるから凄い!!

これだけ多くの民族、家族、コミュニティーをぶち壊してまだ尚、あまり周知されない毒、シュウ酸。ヤバすぎませんか?

では、また!

【参考文献・引用】

​Weston A. Price: "Nutrition and Physical Degeneration"(邦題:『食生活と身体の退化』)

​第3章(スイス)、第4章(ヘブリディーズ諸島)、第5章(エスキモー)、第7章(マライ)、第10章(アボリジニ)における身体的・道徳的退化の記述を引用。

​赤松啓介:『夜這いの民俗学』(村社会における性風習と力関係の記録)

​筑波昭:『津山三十人殺し』(近代化と閉鎖的コミュニティが生んだ悲劇の記録)

​【著者の考察について】

​この記事における「シュウ酸による神経系への影響」や「共有文化の変質に関する具体的なメカニズム」は、プライス博士の観察記録に基づき、現代の栄養学および人類学的な知見を組み合わせて私が独自に考察したものです。

伝統的な肉食生活がもたらす「精神の凪」と、近代食が引き起こす「生物学的な退化」の因果関係について、一つの視点として提示しています。

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