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植物油と糖質とシュウ酸の最悪の関係性について


皆さん、こんにちは!モグです。
今日は、なんでこんなにも現代人の身体はシュウ酸溜まりやすいのかを考察していきます!


​なぜ、私たちはこれほどまでにシュウ酸を溜め込む身体になってしまったのか?その背景には、「植物油」「糖質(糖化)」、そして「間違った健康ブーム」という最悪の相乗効果があります。その恐るべきメカニズムを順を追って見ていきましょう。

​第1章:すべての元凶、工業用から始まった「植物油(PUFA)」の罠

​現代人のキッチンや加工食品に溢れている「サラダ油」「大豆油」「コーン油」「キャノーラ油」などの植物油。これらが本格的に食用として普及したのは、人類の歴史で見ればごく最近のことです。

​実は、これらの植物油の多くは、もともと機械の潤滑油や綿織物の製油といった「工業用」として使われていたものでした。なぜそれが私たちの食卓に入り込んできたのか?そこには「戦争」と「利権」の歴史があります。

20世紀前半の世界大戦中、アメリカは軍用車両の潤滑油や火薬、軍服(綿花)の原料として、大豆や綿花を国策で大量生産させました。しかし戦後、行き場を失った莫大な量のアブラが「過剰在庫のゴミ」として残されてしまったのです。

​そこで巨大資本は、この余った工業用オイルを食用に「魔改造」することを思いつきます。液体で不安定だった綿実油や大豆油に、化学的な処理(水素添加や高温脱臭など)を施して日持ちする固形脂やサラダ油へと作り変え、「動物性脂肪(ラード)より安くてヘルシー」という大プロパガンダと共に、強引に消費者の口へと流し込むルートを開拓したのです。これが、現代の植物油ブームのドス黒い正体です。

​生化学における植物油の最大の罪は、「PUFA(多価不飽和脂肪酸)」を大量に含んでいる点にあります。PUFAは分子構造の中に「二重結合」を複数持っているため、構造が非常に不安定です。光、熱、酸素に触れると、文字通り一瞬で「過酸化脂質(サビ)」へと激しく劣化します。

​この油を日常的に摂取すると、私たちの細胞膜を構成する脂質がPUFAに置き換わっていきます。サビやすい油でできた細胞膜は正常に機能せず、細胞のエネルギー工場である「ミトコンドリア」を直接破壊します。

エネルギー(ATP)が枯渇した細胞は、体内の有害物質を外へと汲み出す「排出ポンプ(トランスポーター)」を動かすことができなくなります。これが、「入ってきたゴミ(シュウ酸)を外に捨てられず、体内に引き受けるしかなくなる」最悪の土台を作るのです。

​第2章:植物油 × 糖質の禁忌。「インスリン抵抗性」と「糖化(AGEs)」の地獄絵図

​植物油(PUFA)によってミトコンドリアが傷つくと、細胞は糖をエネルギーに変える能力を失います。これが「インスリン抵抗性」の本質です。

​ここに現代食の定番である「過剰な糖質(炭水化物、果糖、ブドウ糖果糖液糖など)」が乗っかると、事態は一気に加速します。インスリン抵抗性のせいで細胞に入れなくなった大量の糖が血液中に溢れ返り、体内のタンパク質と体温でベタベタに焦げ付き始めます。これがいわゆる「糖化」であり、そのなれの果てが強力な老化・炎症物質である「AGEs(糖化最終生成物)」です。

​糖化によってズタボロに変性した組織やコラーゲン線維は、弾力を失い、ミクロの傷や炎症が四方八方に発生します。シュウ酸という物質は、こうした「すでに炎症が起きて傷ついている組織」に引っかかり、定着しやすいという厄介な性質を持っています。

つまり、植物油と糖質のコンボが、全身にシュウ酸結晶をハメ込むための「ガチガチでデコボコな足場(トラップ網)」を完成させてしまうのです。

​第3章:身体の防衛反応のバグ。恐怖の「異所性(いしょせい)沈着」

​酸化(植物油)と糖化(糖質)のダブルパンチを受けた組織は、細胞が破壊され、常に悲鳴を上げている状態になります。すると、身体は傷ついた組織を補修し、これ以上のダメージを防ごうとして、ある防衛反応を示します。それが、その場所にカルシウムを集めて固める「石灰化」です。

​本来、カルシウムは骨や歯に99%が存在すべきものであり、血管や筋肉、内臓などの軟部組織に存在してはいけません。このように、本来あるべきではない場所にカルシウムが溜まってしまう現象を「異所性沈着(石灰化)」と呼びます。

​ここに、現代人が良かれと思って食べている「健康食品(ほうれん草、ケール、ナッツ類、大豆製品、チョコレートなど)」から大量のシュウ酸が流れ込んできたらどうなるでしょうか。

シュウ酸はカルシウムを見つけると、ものすごい強さで結合して結晶化する性質(シュウ酸カルシウムの形成)を持っています。糖化によって全身に作られた異所性石灰化スポットは、シュウ酸にとってこれ以上ない最高の「シュウ酸ホイホイ(吸着ブースター)」となり、全身の組織にシュウ酸がコンクリートのように凝固していくのです。

​第4章:キャパオーバーが生む悲劇。糖代謝の破綻による「内因性シュウ酸産生」

​「私はシュウ酸の多い植物(葉物野菜やナッツ)を食べていないから大丈夫」

​そう考える人も、植物油と糖質の罠からは逃れられません。なぜなら、糖代謝がキャパオーバーを起こすと、身体が勝手に、自らの内部でシュウ酸を作り出し始める(内因性シュウ酸産生)からです。

​大量の糖質(特に果糖や過剰なブドウ糖)が体内で処理しきれなくなると、代謝経路がパンクし、そのゴミとして「メチルグリオキサール」や「グリオキサート」といった強力な糖化ストレス物質(中間代謝産物)が大量に発生します。

肝臓や組織の処理能力を超えたこれらの物質は、バイパスルートを通って、最終的にシュウ酸へと変換されてしまいます。

​つまり、外からシュウ酸を全く摂っていなかったとしても、「植物油によって代謝が壊れた身体に糖質を流し込む」だけで、体内は自動的にシュウ酸を自給自足する産生工場へと成り下がるのです。

​第5章:さらに拍車をかける要因。現代人が陥る「ビタミン代謝のバグ」

​現代人のシュウ酸蓄積・産生をさらに底上げしている、もう一つの致命的な要因があります。それが「ビタミンB6の欠乏」と「ビタミンCの過剰(酸化)」です。

​① ビタミンB6欠乏による「シュウ酸量産」

​生化学的に、体内の「グリオキシル酸」という物質を、無害なアミノ酸(グリシン)へと安全に代謝するためには、ビタミンB6(特に活性型のPLP)が絶対不可欠です。

しかし、現代人は糖質の代謝やストレス、加工食品の摂取によってビタミンB6を激しく浪費しています。ビタミンB6が足りなくなると、グリオキシル酸を無害化できなくなり、その結果、すべてがシュウ酸へとルート変更され、内因性シュウ酸が爆発的に増量します。

​② 脱水素アスコルビン酸(酸化型ビタミンCの罠)

​健康ブームや合成サプリメントで、ビタミンCを大量に摂取する人が増えています。しかし、植物油(PUFA)によって体内が酸化ストレスに晒されていると、摂取したビタミンCはすぐに酸化され、「脱水素アスコルビン酸」という物質に変わります。この酸化したビタミンCのなれの果てもまた、体内でシュウ酸へと分解されることが生化学的に証明されています。

​結論:現代病から脱却するために…

​私たちが不調に苦しむのは、単に「シュウ酸を含んだ植物を食べているから」だけではありません。

​植物油(PUFA)がミトコンドリアを壊してインスリン抵抗性を作り、

​そこに流し込まれた糖質が「糖化(AGEs)」を引き起こして組織にカルシウム(足場)を沈着させ、

​代謝がパンクした結果、体内からもシュウ酸を自給自足し、

​そこに健康ブームで外からさらにシュウ酸や、酸化するビタミンCを注ぎ込む。

​この完璧なまでの「最悪の掛け算」こそが、現代人をシュウ酸蓄積マシンに仕立て上げている正体なのです。

​この地獄のシステムをシャットダウンする方法は、驚くほどシンプルです。

細胞膜をサビつかせる植物油(PUFA)を完全に断ち、組織を焦げ付かせる過剰な糖質を止め、そして身体を外から攻撃する植物性のシュウ酸(および不自然なサプリメント)を日常から排除すること。

​不自然な現代食のセットをまとめて手放し、人類本来のクリーンな代謝を取り戻すことこそが、シュウ酸の沼から完全に脱出する方法なのです。


いかがでしたか?

あまりフォーカスしていなかった「植物油」ですがシュウ酸と密接に繋がっていて驚きでした!植物油までも内因性のシュウ酸を作る原因になるとは!Steak & Butter Galのベラがよく「もう1滴も植物油食べたくない!!」って言ってる意味が分かりましたw。

私自身は、昔から健康志向で植物油はいつも賞味期限切らしてたし、極力油を使わない、食べない生活してたのですが、糖質制限するようになってからは、糖化も抑えられてたはずなのにめちゃくちゃ体調悪かったですからね…外因性のシュウ酸単体でも威力抜群なのに、これに内因性のシュウ酸まで加わって、糖化もとなると、そりゃあ現代人の身体壊れて当たり前ですよね…。

皆さんは大丈夫ですか?

では、また!



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