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恋愛体験談episode6〜答えを探し続けた日々〜

別れ話を告げられてから、
すぐに結論を出すことはできませんでした。

私は彼に、
「少し考えさせてほしい。そっちが数ヶ月悩んで出した答えって聞いて、そりゃ私だってこの場で結論出せるわけない。そうでしょ?そこは私にも考える時間が必要。また来週話そ。」 
そう伝えました。 

いきなり言われて
その場で答えを出せるほど、この関係を軽く扱うことはできなかったからです。

正直に言えば、
未練だけじゃなかったと思います。

私には、少なからずプライドもありました。

それに
彼は、とても不器用な人でした。
感情を言葉にするのも、
相手の立場に立って考えるのも、
決して得意ではなかった。

でも私は、
恋愛ってもっと複雑で、
もっと人間的なものだと思っていました。

うまくいかない瞬間があったときに、
そこで終わらせるか、
そこから何を学ぶかで、
関係の深さは変わる。

そのことを、
一人の人間として、
彼にちゃんと伝えたかった。

「こういう考え方もある」
「こういう向き合い方もある」
それを知った上で、
それでも違う選択をするなら、
私は納得できると思っていました。

もしかしたら、
それに気づいてくれたら、
修復できるかもしれない。


そんな淡い期待が、
まだ、どこかに残っていたのも事実です。

だから私は、
感情から逃げるのではなく、
向き合うことを選びました。

自分のためでもあり、
彼のためでもあったのだと思います。


そこからの1週間は、
今思い返しても、なかなかに過酷でした。

泣いて、考えて、
また泣いて、考えて。
頭の中では、同じ場面が何度も再生されていました。

それでも、不思議なことに
私はちゃんと仕事に行っていました。
もちろん、通勤中に涙が出てくる時もありましたが。


日常だけは守りたかったんだと思います。 



でも、ふとした時にまた考え、考え、、、 

なぜうまくいかなかったのか。
どこですれ違っていたのか。
本当に修復は不可能だったのか。

そして何より、
「私は、何を我慢していたのか」

違和感は、確かにあった。
でも私は、それを無視していたわけじゃない。

感じた違和感は、言葉にしてきたし、
向き合おうともしてきた。

それでも関係が続いていたのは、
「話せば分かり合える」
「時間をかければ育てられる」
そう信じていたからでした。

だからこそ、
彼が“1人で悩み、1人で結論を出していた”ことが、
あとからじわじわと効いてきました。

この1週間で、
私は何度も自分に問いかけました。

私は、
「問題が起きない関係」を求めていたのか。
それとも
「問題が起きたときに、向き合える相手」を
求めていたのか。

答えは、はっきりしていました。

そして私は、
このまま終わらせるのではなく、
一度ちゃんと、自分の言葉で気持ちを伝えよう
そう決めました。

逃げるためでも、
引き止めるためでもなく、
自分が納得して前に進むために。

こうして私たちは、
もう一度、会って話すことになりました。

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