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音楽が心をほどくとき

V6は、私に遅れてやってきた青春の1ページ


みなさんは V6 というアイドルグループを覚えていますか?
1995年11月にデビューした、元ジャニーズ事務所の6人組です。
私は2015年、あるきっかけで彼らのファンになりました。

当時、交流のあった友人知人は
口をそろえて「なぜ今?」と言いましたが、
私は心の中で「いまだからこそよ!」と思っていました。
キレッキレのダンス、
余裕のあるパフォーマンス、
ザ・アイドルなキラキラオーラ。
どれも私にとって新しく、刺激的で、
胸が高鳴りました。


SNSデビューと、ファンとのつながり


CDやライブDVDを買って毎日堪能し、
ファミリークラブにも入会。
ちょうど2015年は20周年の年で、
運よくライブにも参加できました。

初めてのアイドルライブは、まさに
“度肝を抜かれる”体験でした。
当時、大きな悩みを抱えていた私は、
ステージに現れたキラキラの6人を見た瞬間、涙が止まらなくなり、
最初の3曲はほとんど見られなかったほどです(今では懐かしい思い出です)。


ライブの興奮が落ち着いたころ、
「もっと応援したい!」という気持ちが湧き、
私は X(旧Twitter)でSNSデビューを果たしました。
SNSの世界には、全国のV6ファンがいて、
言葉やグッズ、手作りのファンアート、ぬいぐるみなど、
さまざまな形で“愛”を叫んでいました。

私もそこに参加したくて、
彼らをイメージしたウズラの卵くらいの
あみぐるみを作って投稿したりして、
とても楽しい時間を過ごしました。

2017年のライブの頃には、
名古屋・静岡・横浜へと遠征するほど
ファンとしてのレベルも上がり(?)、
SNSで出会った仲間と行動するようにもなっていました。


結婚披露宴で流れた『愛なんだ』


2021年、V6は26年の活動に終止符を打ち、解散しました。
私はファンを卒業しましたが、
解散が近づくにつれ、
彼らの曲を聴くことがつらくなり、
先週までずっと封印していました。

そんな私が久しぶりに
『愛なんだ』を聴いたのは、
先日の息子の結婚披露宴でした。
新郎新婦が各テーブルを巡る楽しい時間。
息子たちが選んだ新しい曲が終わり、
一瞬の静けさのあと、どこか懐かしくて、
胸の奥がふっと温かくなる曲が流れてきました。

隣に座っていた娘が
「お母さん!」と肩をゆすり、
私も思わず手元のサイリウムを
振り始めました。
何年も聴いていないのに、
体も頭も覚えている。

あの頃の楽しかった日々、
SNSでの交流、
推しの誕生日をみんなで祝ったこと…。
さまざまな場面が一気によみがえり、
胸がいっぱいになりました。


音楽は、時に心の奥を揺さぶり、
涙と一緒に重たいものを流してくれることがあります。
でもこの日は、思いがけない“再会”のような感覚で、
忘れていた感動や心躍る気持ちが戻ってきて、
私の中に新しい「たのしい」を呼び覚ましてくれました。

新郎新婦が私たちのテーブルに来たとき、私は思わず
「V6、ありがとね」と伝えました。
するとお嫁ちゃんが「お母さんが“好き”って言ってたから」
と言ってくれて、胸がじんわり温かくなりました。


やっぱり好きだからたまには聞いてはじけてみよう


V6ファン歴はとても短いけど
とてつもなく楽しくて
忘れられない時間です。
長いこと封印してきた曲たちを
これからまた、新しい気持ちで
楽しめるような気がします。

このワクワクは
あの良き日から始まったのだから
きっといいに決まってる!
たまには懐かしい曲を聞きながら
あの頃みたいに上機嫌で
お掃除するのもいいかもね!

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