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【50代】日記でエッセイ風|週末の夜、自分へのご褒美がオジサン過ぎた?


一日の仕事を終え、建物から外に出た瞬間
無意識に深呼吸をしていた。

「あ~疲れた」

外は、日差しも低く、
冬の夕暮れの優しい光に包まれていた。
今日は、金曜日。

「やっと週末だ」

心の中で小さくガッツポーズをする。

帰宅途中、車を走らせていると、あの赤と白の看板が視界に飛び込んできた。
—— 餃子の王将。

その瞬間、私の脳内で餃子がジュウジュウと音を立て始める。
こんがり焼き目。湯気。ビールの泡。
理性は一応こう言った。

「家に帰れば、冷蔵庫に豆腐があるよ」

しかし、本能は強気だった。

「今だ。今しかない」

気づけば、ウインカーを出していた。
吸い寄せられる、とはこういうことを言うのだろう。私は自分の意志でハンドルを切ったはずなのに、どこか餃子に導かれている気がした。

仕事帰り、おひとり様で、店内で食べるつもりはない。
なので堂々と「お持ち帰りで」と告げる。
あくまでも、仕事帰り、家族の為に晩御飯の調達です。
を装って。

餃子。
春巻き。
油淋鶏。

注文を言い終えた瞬間、ほんの少しだけ我に返る。
「あ、やばい。勢いつきすぎた」

やってしまった。
でも、
頭に、ビールを飲みながら、つまんでいる画が
瞬時に浮かんで消すことが出来なかったからね。

店から、家までの距離が
いつもより遠く感じた。
というか、言い換えると
地獄、いや拷問でさえあった。

空腹に、あの、香ばしい餃子の香り。

「うーーーーもう、むり」

帰宅後、早々に風呂に入り、
ソファに落ち着く。

テーブルに並べると、なかなかの迫力だ。
餃子の整列は美しいし、春巻きは妙に誇らしげだし、油淋鶏は「今日の主役は私よ」とでも言いたげに輝いている。

普段、私はわりと真面目に食費を切り詰めている。
スーパーで値引きシールを見つける目は、鷹より鋭い。

でも今日は金曜日だ。
一週間をちゃんとやり切った。

それだけで、十分に祝っていい理由になる。

「いただきます!」


そして、ビールを一口

「うま~」

こんがりと焼き上がった餃子の
皮が香ばしく
味わった後の
喉を駆け巡るビールの苦み。

「これよ、これ!」

「さいこ~」と叫びたくなる。


ん?おまえ、オッサンか?

そのリアクション。

間違いなく、オッサンだ。

餃子とビールが
最高峰の組み合わせと
思ってしまう、そんな思考。

ごめん、おっさんに対しての
偏見をお許しください。


週末のご褒美、ニンニクが効いた餃子と、少しくらい飲みすぎても良い
という許可が下りる日。

でもね、もう少し
可愛らしく、

「疲れた時は
スイーツだよね~♡」

「ご褒美に、人気のお店の高級スイーツ食べに行こうかな?」

ぐらいのセリフ言えればよかったけれど

やっぱ、無理だわ。


あたしには、餃子とビールが今のところ
何よりも魅力的だから。


週末くらい、嘘の自分にならなくてもいい。
本当に真っさらな心の声を聴いて。

欲しいものにだけ、手を伸ばそう。



餃子に降伏というご褒美。


頑張った私に、乾杯。


なんてね。




日記でエッセイ風を、
お試しで、書いています。
今回2作目です。
ただの日記では、書いて居ても楽しく無いので、見よう見まねの
エッセイにしています。

日記をエッセイにすれば、ネタが尽きないかもしれない、と言う構想はあります。

私のnoteは、かなり
方向性があやふやです。
ただ、頭の中にある事を、まとめずそのまま出すと、こんな感じになります。

本の紹介だったり、エッセイ風たったり、日頃考えた事、感じたこと
などなど、模索していると言う感じで、色々試している所です。
でも、こうして辞めずに続けて行けたらなぁと思います。
これからも、よろしくお願いします♪

エッセイ風1作目になります。
よろしければ、こちらもどうぞ!


それでは、またね♪

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