【IR分析 #1106】 オオバ(9765) | いい銘柄を、安いときに買う | 2025.5期 IR情報から考える
はじめに
いい銘柄(増益予想かつ割高でない)を、安い局面(RSI低下=売られすぎ)で抽出。
反転の兆しでエントリーできるよう、IR情報(有報・決算短信・決算説明)から、要点と割安水準を分析し、2分ほどで整理しています。
分析の趣旨や考え方はこちらをご覧ください。
Q1 どんな会社で何がいいの?
社会資本整備や都市開発を支援する総合建設コンサルタントとして、まちづくりを中心に幅広いインフラ関連業務を手掛ける。例えば、都市計画や区画整理、防災対策、環境調査などを一体で提供し、街全体の設計や再開発を支援する。
売上は建設コンサルタント業務を主軸に、区画整理代行や不動産活用などの事業ソリューション業務で構成される構造。さらに100年の実績に裏打ちされた技術力と、官庁・民間双方に対応するワンストップ体制を強みとする。
Q2 環境はよさそう?
建設コンサルタント業界は、防災・減災や老朽インフラ対応、国土強靭化を背景に公共投資が堅調に推移。加えて防衛土木や産業・物流用地開発など官民双方の需要拡大により、受注環境は安定的に維持される見通し。
こうした中で、技術力強化と事業ソリューション領域の拡大を主要課題とし、区画整理代行や土木管財など収益源の多様化を推進。まちづくりを核に新市場開拓やDX活用を進める。
Q3 業績は伸びそう?

2025年5月期実績:増収減益
売上は、防災・国土強靭化需要の拡大や大型区画整理案件の継続受注、事業ソリューション業務の伸長により増加。利益は、事業ソリューション業務の構成比上昇による利益率低下や法人税増加の影響で最終減益。加えて売上総利益率の低下が見られ、高付加価値提案型サービス拡大に伴う収益構造変化の影響と考えられる。
2026年5月期予想:減収増益
売上は、受注環境は安定するものの具体的な増収要因の記載はなく、受注残減少等を背景とした減収見込みと考えられる。利益は、防災・防衛分野や高付加価値領域の拡大、事業ポートフォリオの最適化により増益見通し。
Q4 会社予想は信用できる?

売上予想は前年実績比▲6%で、直近の予想範囲(0%〜9%)の下限以下。会社は売上環境を例年より弱気に見ていると考えられる。期初予想達成度は平均100%で、大きなブレはない。
純利益予想は前年実績比+5%で、直近の予想範囲(0%〜12%)の中間付近。会社は利益環境を例年並みに見ていると考えられる。達成度は平均106%だが、上下にブレる傾向。
Q5 株式市場はどう見てる?

直近5期の安値・高値PER平均は9.9倍~14倍。市場は概ねこの水準で企業を評価してきており、割安水準を考える際の基準となる。ただし、ここから一時的・例外的な異例値を除く必要がある。
さらに、株価は利益(EPS)×市場評価(PER)で決まることから、各要素が変動するリスク要因を踏まえ、割安水準を基準より高めに見るか、低めに見るかを考える必要がある。
以下では、割安水準とリスク要因を整理。これにより割高でのエントリーを回避しやすくなります。
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Q6 買うならいくらぐらい?
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