ゼロ|「いまのあなたに、ごほうびをあげるなら何をあげますか?」|ハッピーライティングマラソン#53
最高の贅沢は”何もないこと”なのかもしれない。
「いまのあなたに、
ごほうびをあげるなら何をあげますか?」
そう聞かれたら、私は自分に無人島をプレゼントしたいです。そんなこと言ったら、「遭難ですか」と軽くあしらわれそうですね。
藤岡弘さんみたいに、「美味しくなあれ~美味しくなあれ~」とコーヒーを淹れながら、サバイバルがしたいわけではない。
豪華なホテルもない、高級な食事も出ない、お金の匂いもない。誰かから賞賛されるわけでもない。ただ、何もない場所をプレゼントしてあげたい。
何もしない、何も情報がない、何も考えない、何も役割がない、何にも追われない、何も期待されない、何も証明しなくていい、何も比較しなくていい、そんな時間を自分にプレゼントしたいです。
気づけば私たち人間は、
いろんなものを知らず知らずのうちに、
背負って生きている。
迷惑をかけちゃいけない。
もっと頑張らなくちゃ。
もっと成長しなきゃ。
期待に応えなきゃ。
なにかしなきゃ。
知らないうちに背負ってる荷物は増えていく。
そして荷物が重くなるほど、
”休むこと”にすら理由が必要になる。
疲れたから休む。
何もしたくないから休む。
それだけでも十分な理由だったりする。
ご褒美というと、
何かを足すものだと思われがちです。
もちろんそれも素敵だと思う。
でもイマの自分に必要なのは、何かを足すことじゃなくて、何かを降ろすことなのかもしれない。
背負っているもの、責任、期待、焦り、「まだやれる」という気持ちを降ろす。
身軽になったとき、
自分が本当に欲しかったものが、
見えてくる気がします。
だから私は無人島をプレゼントしてあげたい。
そこで、ただ生き延びているだけでいい時間を。
たまには、そんなものもいいと思う。

今日も読んでいただきありがとうございます。
では、また次の記事で。
素敵な一日を。
