AIが察してくれない!と叫ぶ私へ。仲良くなるコツは「引き算」にありました
AIと向き合っていると、「なんで伝わらないの!?」「もっと空気読んでよ!」って地駄を踏みたくなる瞬間、ありませんか?
私は……もう数えきれないくらいありました(笑)。 最初は「なんて気の利かないヤツなんだ!」と怒り、次は「よし、全部説明してやる!」と過保護に指示を書き連ね……。
以前、この記事の「気づき」の部分をアップしたところ、たくさんの反響をいただきました。読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます! ただ、私の中で「もっと具体的にお裾分けできることがあるはず」「あの失敗から学んだ、実践的なコツまで届けたい」という想いが強くなり、今回は内容を大幅にパワーアップさせて書き直しました。
ここから先は、相棒のチャッピー(AI)との内緒の対話から、明日からすぐ使える「魔法の言い換え術」、そしてあなたのAIを「名画描き」に変える実践ワークショップまで、私の失敗を全部あなたの踏み台にしてもらうための詰め合わせセットです。(記事執筆時の見解と思って読んでください)
Q1:なんとなく話しかけるのと、整理して話すのって違う?
MeiMei:
正直に聞くけど、
なんとなく話しかけるのと、
きちんと整理して話すのって、そんなに違うの?
チャッピー:
ぜんぜん違う。
なんとなくでも理解はする。
でも、「どこを変えたいのか」「何は変えたくないのか」がはっきりしていると、出力の精度は上がる。
MeiMei:
ええ――それって、しったか?
チャッピー:
しったか、というより「推測」。
私は、あなたがくれた言葉の中から、
確率の高いものを選んでいるだけ。
曖昧なら、平均に寄る。
はっきりしていれば、そこに寄る。
察しているのではなく、選んでいるだけ。
なるほど、と思った。
察しているのではなく、選んでいるのか。
そう言われると、急に魔法っぽさが消えた。
一か月目の私は、とにかく全部を書いていた。
かわいくて、でも大人っぽくて、でも強くて、でも繊細で、
暗い森で、でも光が差していて――。
結果、出てきたのは、「全部ちょっとずつ入った、平均的な何か」。
それを見て、「言うこと聞かないなあ」と思っていた。
でも今なら分かる。
あれは聞いていなかったのではなく、
優先順位と割合が示せなかったんだなぁって。
Q2:プロンプトは、長ければ長いほどいいの?
MeiMei:
プロンプトって、長いほうがいいの?
たくさん書いたほうが、伝わる気がするんだけど。
チャッピー:
長ければいい、というわけではない。
情報量よりも、方向性の明確さのほうが大事。
どれを一番見せたいのかが分からないと、
私は矛盾しない範囲で平均に寄せる。
長ければいいというわけじゃない。
これって人間とお喋りするときと一緒だと思った。
大事なことほど、ついついいっぱい喋ってしまう。
ちゃんと伝えたいから、
あれもこれもと説明して、気づけば相手は情報過多。
相手の困った顔が思い出される。
そっか。AIも同じなのか…。
でも、私の頭の中にあるこの世界観を、
AIにはどうしたら分かってもらえるのだろう。
それを考えていると、やっぱり言葉は増えていくんだよね。
だから、長くなりがちになってしまう。
MeiMei:
じゃあ、短くした方がいいってことね。
チャッピー:
長さのものが目的ではない。
「何を一番見せたいのか」がはっきりしていれば、自然と短くなる。
迷いが多いと、長くなる。
なるほどねー。
その論理からしたら、プロンプトの長さは、私の迷いの長さなのかな?
でも、端的にばしっと決めすぎると、なぜかうまくいかないこともある。
それはそれで困りごと。
Q3:きっちり決めると、なぜ“火を噴く”の?
MeiMei:
条件をきっちり決めてから大変更すると、急におかしくなること、あるよね? 日本語がバグったみたいになるとかさ。
チャッピー:
ある。
それは、条件が増えすぎているか、
優先順位がはっきりしていないとき。
私は、与えられた条件をできるだけ守ろうとする。
でも、全部を同時に最大化することはできない。
だから、矛盾があると安全側に寄る。
MeiMei:
安全側?
チャッピー:
無難にまとめる、ということ。
「あれもこれも大事」と言われると、人だって困る。
「これが一番大事」と言われると、動きやすいかも。
たぶん、それと同じ。…なのかなぁ???
むむむ、なんだか深くなってきた。
Q4:どのくらいの距離感がちょうどいいの?
MeiMei:
最初はざっくりでいいの?
それとも、ある程度固めてから投げたほうがいいの?
チャッピー:
段階的に近づくのがいい。
最初は方向だけ決める。
次に一点だけ修正する。
最後に全体のバランスを整える。
一度で完成させようとしないほうが、うまくいく。
段階的に近づく。
一か月目の私は、一発で正解を出そうとしていた。まだ無料だったし。
でも今は、「今日はここまで近づいた」で止められる。
有料ではやっているが、実際に出力している数は、ある程度OKを出せるレベルに行くまでは、無料の時とそんなに変わらなくなった。
全部を完成させなくてもいい。
一歩だけでも進めばいい。
そう思えるようになったら、対話の量は自然と減った。
減ったけれど、精度は上がった気がしている。
ここまで書いてきて、上の対話がようやく理解が少しできたような気がする。
AIは、察しているわけではない。
私が渡した言葉の中から、
いちばん筋の通るものを選んでいるだけ。
曖昧なら、平均に寄る。
優先順位がはっきりしていれば、そこに寄る。
長く書いたから通じるわけでもなく、短いから雑になるわけでもない。
結局は、「何を一番見せたいのか」を
自分でちゃんと決められているかどうか。
自分の中で「キメ」があれば正解までは早くたどり着く。
たぶん、それだけ。
なーんだ。
そんなんでいいんだ。
正解がぼんやりしていているとき?
それもやり方はある。
今日は筋道から外れるから次回にしておきますね。
エクストラボーナストラック
今回は、あえて画像は出しません。
代わりに、あなたの使っているAIで
「新しく画像を生成する」モードにして、試してみてください。
さあ、いきますよーーー!
まずは、
「白い猫を描いてください。」と指示してみてください。
画像生成できましたよね?
次に、
「白い短毛の猫。片目だけ青。
朝の光の中で、少し眠そう。
背景はキッチン。
新しくオリジナル画像を生成してください。」と同じく指示。
どうですか?
きっと違いが出ます。
出てるはずです。
出てますよね???
出てると仮定して。…コホン。
その違いは、AIが急に賢くなったからではなく、
あなたが整理したから。です。
これをやれば、画像生成はできたも同然なのです。
※新規チャットで試してみてください。
続きの画面だと、AIがあなたの好みを既に覚えている可能性があります。
ね。
そんなんでいいんだって、
思えません?
答えは、たぶん
あなたのデバイスの中にありますよね?
ほら?
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