全借金民に伝えたい「審査が緩い会社ほど、回収は厳しい」
最近は
新規の貸金業者・信販会社・後払いサービスがどんどん増えている。
ポップなカタカナの名前で親しみやすく
何よりも審査が緩く通りやすい。
誰でも簡単にお金が借りられる!
カードが作れなくても分割払いや後払いができる!
なぜなのか?
最近は18歳成人ということもあり
お金に関するリテラシーが低い人、これまで借りられなかった人
大勢に貸し付けることで、少しでも金利が取れれば
そのうち一部が返済できなくても、十分商売になるということだろう。
最近はSNS文化のせいで
本来自分のペースで余分な資金だけを充てるべき趣味に
他人との比較や見栄のために、過剰な投資をする人が少なくない。
”推し”のため、”映え”のため、
手持ちのお金以上にポンと出せる”ツール”があれば、思わず使ってしまうのだろう。
それがポップな名前の貸金・信販・後払い業者なのだ。
しかし
ポップであっても融通は効かない。
便利な無料ツールではなく、大量の広告費を投入した、それなりの従業員を抱えるシビアな金融業者である。
新規の業者は、入口が緩い代わりに、出口はキツいことが多い。
新規参入で集客するには、入口を緩くしなければいけないのは宿命だ。
だからと言って、出口も緩ければ事業として成り立たないので、どうしてもキツくなる。
通常は顧客として長く囲い込むために、ギリギリまで甘やかして少しずつでも回収する場面でさえ
新規のポップな業者は、債権をとっとと回収専門の業者に安くで売り飛ばして、そこに人件費や管理コストを割かないのだ。
かくして、ポップに借りてシビアに取り立てられる図式が完成する。
もちろん今の世の中
ヤ●ザまがいが家まで押し掛けて、ドアを激しく叩くなんてことはない。
経過利息や遅延損害金が積もって債務額は高くなり、かつそれを債務整理などで解決する際も、極めて条件が悪いのだ。
それが「シビアな回収専門会社」の流儀である。
ただそれも、無理もない事情がある。
金融業者本体は、そもそも貸している間に利息を取っており、既にこの債務者からある程度利益を上げた上で借金問題を解決することになるので、例えば業者と士業事務所(弁護士や司法書士などの専門家)が交渉する「任意整理」では、利息をカットして長期の分割返済に応じやすい。
※任意整理についてはこちらを参照↓
それに対して、金融業者から債権を買い取る回収専門会社は、”仕入れ”こそ債権額より安いものの、今までその債務者で1円も”利益”を上げていないので、”回収”の条件は当然厳しくなるのだ。
利息のカット幅が小さかったり、頭金を要求したり。
或いは和解後にも返済が少しでも滞ると、バンバン訴訟を起こすのも債権回収専門の会社の特徴。任意整理で専門家に任せておけば、代理人がいるので安心…と思いきや、契約を違えた場合の訴訟では、直接債務者の自宅宛に訴状が届いてビックリすることになる。
という訳で
後に「支払えずに利息が重なる」「その結果、任意整理などの債務整理(借金問題の解決)をする」ことまで見据えると、
そういう「ポップな業者」は将来的に相当シビアになる、ということは是非覚えておいていただきたい。
「出る前に負けること考えるバカいるかよ!」
借りる前に返せなくなることを考えるなんて、そう怒られそうだが、結局借金は常に返せなくなるリスクはあるもの。
自制を失って借りすぎる以外にも、急な病気やケガや、身内の不幸などで、借金返済は簡単に破綻するのだ。
営業妨害になると本意ではないので具体例は書かないが
簡単に借りれる会社ほど、困ったときに融通が利かないのは当然の理屈なので、
その辺は心得ておきたいものである。
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